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タイトルから仏教哲学のことが出てくるかなと思ってましたが、それはありませんでした。
特に仕事上、怒りがちで、本書に書かれている通り、怒らないためのハウツー本をたくさん読みました。
本書では、まず、怒っていい条件が定義されるのがいいです。その条件に該当しなければ、怒るに値しない!まずはこのノウハウでかなり怒ること自体を軽減できそう。
条件:相手に過失があり、その過失により自分に被害があった時。かつ、その過失が予想外だった時。
次に正しく怒る技術の解説。
勝つためのマインドを作る
丁寧な言葉を使う
思考を言語化して情動優先だった脳を論理的思考へ移行させる
前頭前野内側部を使う
一般ルールを利用して自分独自のルールを創出する
「常識でしょ」を打ち破る
「なぜでしょう。どこか納得しきれませんが」と。
怒る目的を明確にする
思考はフリーズしていい。
IQを上げるには体感が必要
正しいポジティブ・シンキング
モノの役割を自分の目で見極めること
建前とは、本音を相手が受け入れやすいように加工したもののこと
常識は疑うべきもの
考えることを諦めないこと!
言葉とは、あなたの思考を良くも悪くも規定するもの。言葉の使い方次第で、人は自分の生き方も、大切なものも、全て決まってくる。
怒りをコントロールするのも言葉。
全ては言葉!
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怒っていい前提条件を知っただけでも、随分違います。
1か0で判断できるのは、簡単で余計な時間を費やさなくていいですから。
各国情勢を例にあげて、国民のスコトーマはずしをはかっています。
少しでも多くの人が気づけばいいね。
「役割」の例は印象に残った
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巷は怒るなという本ばかりだが、
怒るべきところは怒れと諭す
問題は怒るべきところと怒るべきで無いところの判断
必要の無いところで怒り過ぎでた自分に気づく
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怒りを感じるような場面は多々あるが、怒らない選択をする方がよい場合が多い。
その怒るときの条件は何なのか??相手に過失があり、その過失により自分に被害があった時。かつ、その過失が予想外だった時。嫌味な上司が嫌味なことを言っても予想外ではない。
そして本当に怒るべき時の、怒る技術にふれている。
自分は怒ることによって、何を得たいのか?どんな結果を望むのか?を考える。冷静を維持し、本質をつきとめて、言葉をなげかける。丁寧な言葉で。
そして最後に、アンフェアな世界について記載。知らないことばかりだった。怒る技術は、フェアに見えてアンフェアな世界で、武器とすることができる。
私自身怒りをなくしたいけど、すぐ感じてしまうのが実情。少しずつ、自分の怒りと向き合いたいと思う。
<内容メモ>
感情が高ぶっている状態は、IQを下げている。
間違った怒りの原因は期待はずれ。
ビジネス関係では、損失補てんが最優先事項。怒りは本来ありえないもの。「何度言えばわかるんだ!なぜこんなこともできないんだ!」とよく言うが、指導者の仕事は、わかるまで教えること、「こんなこと」をできるようにすること。
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アメリカ刑務所と新世界秩序の話が興味深い。無駄なイラつきを感じる時は、このメソッドで実践してみようと思う。
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めっちゃおもしろかった。
怒らない技術というか、怒り方の技術というか。
志を高く持ち続け、そこに立ち返ることが重要。
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第1章どんなとき怒っていいのか。他人の過失で被害を被るとき。それが予想外のとき。
第2章丁寧な言葉で怒る
第3章
第4章アンフェアな世の中:日本と周辺国の関係をよくするためには日本が変わらなくちゃいけない。考えよう。IQを高めよう
今の日本に対する警告的なメッセージにつながる。悪くなかった。
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怒るということは、感情から生まれるもの。
それを否定することなく、しかし、冷静に考えてみると、その必要性はどこにあるのか?また、よりよい結果を自身にも他者にも導くような怒り方はあるのか?
怒るということに対して、感情のみの行動ではなく、自信を見つめ直す上でも良い示唆がなされている。
やはり苫米地先生の本は読み易い。
久々の苫米地本。
立ち読みで(実際は座って)読んだ。
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【内容(「BOOK」データベースより)
「怒り」の7割は、実はまったく怒る必要がありません。それでも怒るべき時はやってくる!「損をしない」正しい怒り方とは!?Dr.苫米地がズバリ伝授!
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【著者略歴「BOOK著者紹介情報」より】
苫米地/英人
1959年、東京生まれ。認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIジャパン日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、一般財団法人苫米地国際食糧支援機構代表理事
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【目次】
はじめに
第1章 なぜあなたは正しく怒れないのか?
第2章 正しく怒る技術
第3章 怒りの感情をコントロールするメカニズム
第4章 怒りはアンフェアな世界で戦うための武器
おわりに
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正しく怒るためには、まず、世間一般の常識を疑ってみること。
常識という言葉は、一瞬の説得力は抜群であるからこそ要注意なのだ。
完全に予想外の状況の場合には怒っていいそうだ。
心理学的な面にも触れていて面白い。
同じ「怒」という漢字でも、「いかる」と「おこる」を使い分けているのも納得がいった。
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最近、周囲で怒らなければならないことが多く発生しているので手に取ってみたが、著者の激しい怒りを感じられるという変わった一冊でした。どちらかというと日本人は怒りを我慢するように教育されてくるが、怒りは尿意などと同じ生理現象なので我慢するのは良くないということのようで、正しく怒ることの重要性が説かれています。前半はまぁタイトルから想像できる内容でした。怒(いか)る必要があることとないことの条件を定義し、不必要なことでは怒(おこ)らないということ。そして怒って良い場合の正しい怒り方について述べられています。いろいろと述べられていますが、おそらく簡単にいえば、「自分に予想外に不利益がもたらされている」場合には、感情的にならずに、どうすれば相手を負かせることができるか、何を目標にどこに到達するのか冷静に良く考えて反撃する、ということのようです。読み進めていくと後半んはタイトルから想像していた内容とはかなり異なり、現代の政治や社会、官僚やマスコミなどへの著者の怒りが述べられています。これまでにように従順にルールを守っていれば幸せになれた時代は過ぎ去っている。現代を生き抜くために進化した一部の人々は、他人をエサにして幸せになるためのルールを作っている。そのような経済社会を生き抜くためには、本書で述べられているようにしっかりと考え続けて正しく怒らなければならないようです。
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怒るべきときには、怒る条件を満たしている必要がある。
そして、怒るときには感情的にならずに勝てる怒り方をするべし。
なるほどね。
後半は、国際問題の話になっていました。。
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途中から日本政府を糾弾するだけの内容になっている。タイトルと中身が合っていない。
喜びや怒りなどの情動が発生するのは「予想外」の出来事に直面したとき。
怒ってもいい条件は2つ
・相手に過失があり、その過失によって自分に不利益が生じたとき
・その過失が予想外だったとき
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自分では、怒らない選択肢は持っている・怒る技術を知りたいと思ってこの本を手に取ったが、この本で示されている「怒る基準」に納得させられた。
自分では持っていると思っていた選択肢を洗いなおす、洗練させる必要があるとわかったし、効果的な怒り方も知識としては把握できて良かった。
ただ身に着けるのには日々の積み重ねが必要不可欠と思われるので精進していきたい。
一言でまとめると、IQを高めること。
怒ることに限らず、色々なことがここに集約される。
言い方を変えるならば、IQを高めるということについて、この本では怒りを中心にすることでわかりやすくまとめられているのだと思った。
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怒って良い条件は、
・相手に過失があり、その過失によって自分に不利益が生じたとき
・その過失が予想外だったとき
期待を裏切ったから怒るのは理不尽。