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ヒドゥンカリキュラム入門 学級崩壊を防ぐ見えない教育力 みんなのレビュー
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紙の本
即効性は無いか、でも持続性はある。
2022/08/14 15:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱんだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
即効性のあるスキルではありません。
でも、意識するかしないかで、時間差で学級の雰囲気が違ってくると思います。
派手なことをするわけではなく、地味な事の繰り返しですが、それで学習環境が良くなるのならば直ぐにやってみようと思いました。
多賀先生の他の本も好きです。
紙の本
目には見えない教育力
2015/05/11 19:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しみしみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ヒドゥンカリキュラム」とは「潜在的教育効果」のことで。著者の多賀一郎氏が述べる「目に見えている以外の教育力」と理解するとわかりやすいと思います。「ヒドゥンカリキュラム」には「プラス」と「マイナス」があり、若手の教員は「マイナスのヒドゥンカリキュラム」を子どもに伝えてしまうことが多いそうです。もちろんベテラン教員も「マイナスのヒドゥンカリキュラム」を伝えてしまうこともあり、若手も中堅もベテランも優れた実践家の「ヒドゥンカリキュラム」に学ぼうというのが、この本の主旨となります。
「学級経営」「個別対応」「授業づくり」「保護者対応」「学級崩壊(の防止)」「子ども理解」「教師力アップ」に役立つ「ヒドゥンカリキュラム」が実例とともに紹介されています。いくつか例を挙げると、誤って花瓶を割ってしまった子への第一声が叱責であれば、子どもより花瓶の方が大切というメッセージが伝わってしまうので、最初の言葉は「ケガしなかった?」とする。叱られた子どもの不安を解消するために「(あなたを)大切に思うから、叱ったんだよ。大切じゃなければ、放っておくよ。」と一言添えるなどです。いずれもちょっとしたことなのですが、これらの行動が意識しなくても実行できるのが優れた実践家なのだと思います。
「プラスのヒドゥンカリキュラム」が無意識に実行できるようになるためには、習慣化するまで意識的に取り組む必要がありそうです。笑顔一つにしても、日々の体調管理や充実した生活、教師としての高いプロ意識(どんなに体調が悪くても、家庭でつらいことがあったとしても、笑顔で子どもたちに微笑みかけるのだというプロとしての意識)に裏付けられていなければなりません。一方で、多賀一郎氏は「この本に書かれたことをすべてしようと思ってはいけません。」とも記しています。あまり構えず、「今、できていること」や「自分が気づいていなかったこと」を確認するつもりで読んでみてください。
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