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加賀恭一郎シリーズ。何んとなく性格が分かってきた。ミステリーであるが、親子の愛というものを感じ、思わず目頭が熱くなる。
ミステリーとして、不自然な点もあるが…。
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映画を見た後、この原作を読んでいます。
映画を見た後のせいか、読み進めて行くと映画での場面が思い浮かび、映画での感動がまたよみがえってきました。
親と子の絆を強く感じる一冊でした。
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読み終わった直後にレビューを書くことが日課になっているので、今は鼻をすすりながら書いています。
最後まで苦しい話でした。
いろんな状況のいろんな人たちの気持ちが伝わってきました。
東野作品は本当に苦しむ人の気持ちを描くのがうまいなぁと思います。
印象に残ったのは加賀さんが先生に向かって放った言葉。「あんたが間違ったことを教えたからだ。過ちを犯してもごまかせばなんとかなるーだから同じ過ちを繰り返した」
間違えや失敗は誰しもがある。それをしっかり償うことが、また償える人間に育てていくのが私たちの役目だと実感しました。
みんなの感情が苦しかった本だけど、読んでよかったと思いました。
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「新参者」と本作を読み、更に映画も観てしまうと事件現場の日本橋に行ってみたくなる。
ということで、日本橋七福神巡りがてら事件現場を散策。
青柳が息尽きた銅像の袂。
八島が身を潜めていた浜町川緑道。
所轄の久松警察署。
などなど。
日本橋の観光ガイドブックとしてもお薦めw
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誰も信じなくても、自分だけは信じよう――。父が息子に、息子が父に抱いていた、本当の思いとは。
加賀シリーズ第9作待望の文庫化!
この橋に架けた愛と償い
親子だからこそ起きた悲劇と奇跡
この謎を解けるのは加賀恭一郎しかいない。
「私たち、お父さんのこと何も知らない」。胸を刺された男性が日本橋の上で息絶えた。瀕死の状態でそこまで移動した理由を探る加賀恭一郎は、被害者が「七福神巡り」をしていたことを突き止める。家族はその目的に心当たりがない。だが刑事の一言で、ある人物の心に変化が生まれる。父の命懸けの決意とは。
うーん。考えさせられる作品ではあるが、反面、爽快感に欠ける。新参者との繋がりが感じられるのは良かった。
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東野圭吾による刑事加賀恭一郎シリーズ第9弾。
日本橋の麒麟像にもたれかかるようにして倒れていた男は、何者かに胸を指されていた。やがてその男は息を引き取るが、同じ頃、現場近くの路上でトラックにはねられた男がその被害者の財布や鞄を持っていたことから、容疑者として浮上する。一見、簡単な通り魔殺人のような事件が、加賀恭一郎の驚異的な粘りによって意外な方向に展開していく。
容疑者とされた男とその恋人は養護施設で育ち、派遣などで何とか食いつなぐしかない境遇であることや派遣切りにあったこと、労災隠しの問題など、時代を反映した切り口も東野圭吾らしい物語の特徴だろう。
加害者も被害者もそして疑われた人たちにもそれぞれの人生があり、ときにそれはゆがんだものになるかもしれない。けれど、かならず救いもあるのだと、加賀恭一郎の行動を通して東野圭吾が語りかけてくれている。
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映画を先に観てしまったけれど、楽しく読めた。
ストーリーは決して楽しくなかったけども、加賀さんの推理力は毎回さすがです。
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本作は映画を先に観てしまったので、楽しみが半減してしまうかと危惧したけど、十分読み応えがありました。
…が。やっぱり映画の前に読みたかったというのも本音。映画化する前に文庫本化して欲しいなぁ。
「11文字の殺人」と続けて読んだからこそ、やっぱり人間臭さが感じられる近作のほうが好きだと痛感。
また、以前エッセイで「『あなたの作品は、土地勘がないのね』と言われた経験から、舞台とする現地へ取材に行くようになった」といった内容(うろ覚えですいません…)を読んだことがあるのだが、その甲斐あって初期の作品にはない臨場感をも生み出していると思う。全身全霊その作品の中に吸い込まれてしまう。
本作でも、日本橋や人形町は1、2回しか実際歩いたことがないのにも関わらず、加賀刑事と一緒に歩き回って地図を熟知したような錯覚に陥り、更に疲労感すら読後感じました。(笑)
気候が良くなったら、ゆっくり七福神巡りをしてみようかなぁ。
そしたらもっともっと今後の加賀シリーズ楽しめそう!
しばらく日本橋署から異動しないでくれ、加賀刑事!(笑)
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安定して面白い。
そして泣けます。
先週末、日本橋を散歩して、加賀さん気分にひたりました。
読了後の散策のし甲斐がある作品です。
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面白くて1日で全部読んでしまいました。
推理小説だけど、「愛」や人情味がしっかり描かれた作品で読後感も良かった。徐々に真実に近づく過程も読者を飽きさせないちょうど良いテンポ。
他の作者も読みたいと思うのに、やっぱり手に取る東野圭吾。さすが。
もっと父親の話も聞いてみたかったな。息子に対しての気持ちとか。
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加賀恭一郎、日本橋署での第2話。
ここでもまた加賀の細やかで地域に根差した観察眼が如何なく発揮される。
例えば、私が事故にあったとして、その遺留品を見て嫁さんが私のものと確認することが出来るか?
彼女なら出来そうだが、仕事や私生活のことについて警察の質問に答えることが出来るかとなると…。逆の立場になったら、私は全く自信なし。
冒頭そんなことをプチ反省しながら読むこの本は、終章に近づくに連れ、思いもかけず、もう一度、親子や家族ということを考えさせる展開となって、なかなか味わい深い。
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2014.3.23了読
まだ少ないですが、東野作品で1番感動しました。流石東野圭吾と賞賛したくなる作品でした。
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加賀シリーズで映画にもなった。
話は面白い。相変わらず読ませるお話だ。
亡くなった父親の思いを息子が気付いて行動するってのは良いね。
ただ、労災隠しの件はどうなったんだろう。
そこにも救いが欲しかった。
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日本橋で男性が刺殺されたところから物語は始まる。
容疑者のとなった男は意識不明の重体で捜査は難航していき、そのまま容疑者がなくなってしまう。
そのまま解決とは行かないのが推理小説ですね。
被害者の行動に疑問を持った主人公の加賀は、足取りを追いつつ事件の真相に迫っていく。
被害者の行動は息子の贖罪、息子は父親の行動に気づき、苦悩する。
すべては3年前の事件が引き金となっていた。
謎解きの過程は面白かったのですが、真相が少し物足りなかったので☆3にさせていただきました。
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いつもの加賀シリーズと同様、加賀自身の捜査を追うように徐々に徐々に真実が明らかになる展開。
つながりが見えなかった個別の事実の関係が最後には見事につながる展開には、いつもながら東野圭吾のうまさが感じられる。