投稿元:
レビューを見る
白熱の世界史劇場、分かりやすく情熱的な解説が良い。これを何回も読み込めばある程度は歴史の流れを把握できることだろう。
あくまでも何回も読むことが前提であるが。
投稿元:
レビューを見る
オスマン帝国、サファヴィー朝、ムガル帝国の
イスラーム3大国を、「イスラーム三国志」と
名付けて、解説している。
受験生が苦手なイスラーム王朝の関わりを
鮮やかに描ききっている。
通常の授業の副教材としても、
活用できる読み物である。
投稿元:
レビューを見る
人気予備校講師によるシリーズ著書。オスマン帝国・サファビー朝・ムガール帝国を三国志になぞらえ、章ごとに概念図を用いて歴史の流れを分かりやすく解説した本。扱う年代は12―18世紀まで。中でも16世紀にカ点を置いている。
オスマンに関しては行政上の身分ごとの呼称なども図示し、これゲームや小説の設定に使えるなと思った。
戦さの布陣概略図なんかも随所にあり、三国志や日本の戦国時代大好き人間にはとても面白いと思う。
個人的にはこの地域の相関と流れをー冊で掴むことができ、知識の整理・補充に役立った。
ただし三国志や日本の戦国、現代社会の事柄を引き比べて私見を述べる回数が多すぎる…いい大人の読者には少々うるさくもあり、かわりにテーマに関する知識を入れて欲しかった。そこで星ひとつ減です。
投稿元:
レビューを見る
非常に読みやすく、頭にも入ってくる。ただ、人物画が同じなので、人物の印象が薄くなってしまう感は否めない。
大きな流れは、掴めるので、後で他の詳述書を読むとより理解が進みそう。