紙の本
プレゼンをする者の必読書
2017/08/17 12:55
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投稿者:I.Y - この投稿者のレビュー一覧を見る
著名な研修講師がこの書籍からヒントを得て、自分のプレゼンを組み立てていると聞いて購入。読むプレゼンから、見るプレゼンへ。聴衆を引き込むプレゼンの本質はここにある。情報過多のスライドよ。さようなら。
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プレゼンテーションの教則本。主にスライド作成におけるテクニック、デザインの部分では参考になった。ここでのプレゼンテーションはあくまで、多数の聴衆を前にTEDのような形式でのものを中心に想定されているので、日本の大きな企業における経営へのプレゼン、社内会議でのプレゼンのそれとは完全にノウハウが合致するわけではない。でもそこに注意した上で読めば多くの学びがある一冊だと思う。
読書メモ
・プレゼンテーションとは感情を伝えること
・1枚のスライドには6語まで、それ以上は複雑
・安っぽい画像は使うな
・アニメーションは邪魔、シンプルに
・配布資料が大事(あとで見れる安心感)
・デザインの一般原則
①シグナル/ノイズ比 ②画像優位性効果
③余白
④コントラスト ⑤反復 ⑥整列 ⑦近接
・グリッド、3分割法を用い、全体のバランスを整える
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プレゼンテーションとはという概念から、準備、ブレゼンの仕方が実例をもとに紹介されている。プレゼンを上達させたい方は、是非読むといいだろう。
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プレゼンについて、読むだけでなく見て学べる一冊!
所在:展示架
請求番号:336.4 R29
資料ID:11400421
選書担当:原口翔
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プレゼンテーションをする機会があった。あるので読んだ。
箇条書きといった形式云々ではなくて、
何を伝えるか。そこから学べる。
伝えたいことをどう伝えるかのツールとして
マルチメディアをどう使うかという話が展開されている。
以下、気を付けたい点
■Bキー使いたい
■ハネムーン期間
始めの数分で勝負
締めの数分で勝負
■弁解しない
■抑制 自然さ シンプルさ
ノイズシグナル比
■グリッドと3分割法
■人間picの視線
■全体像ストーリーをアナログで
俯瞰できる形でブレスト、グルーピング
マルメデイアに落とし込む
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名著の第二版。TEDなどの今のトピックスも入れていて再編集。
日常の忙しさを忘れスローダウン。本質を見極めるため、パソコンは落とす。核となるテーマ、聴衆に一つだけ残るものがあるなら、それは何か。簡潔に、意外性をもったストーリーで。そして、詳細は配布資料に。箇条書きは制限するか、使わない。
プレゼンテーションは、まず聴衆の感情を刺激すること。照明はつけたまま、演台などの聴衆との障壁は取り除く。前向きでユーモアのある態度。
スーパープレゼンターになるには、読書を通じて学ぶ。実践する。創造的な精神と触れ合う。
本書を通して、シンプルにメッセージを伝える大切さを説く。シンプルに落とし込むためには、考えていることを削ぎ落す作業が必要になる。禅の文化を持つ日本にならい、流れる水に顔は映らず、水のように澄んだ心で物事を見て、その核心となることだけを伝える。つい、資料は文字で埋めたくなるけれど、こうして単純化する作業は難しい。
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プレゼン改善の特効薬
1.一枚のスライドには6語まで。シンプルに削る
2.安っぽい画像を使ってはいけない
3.オーバーラップや回転といったアニメーションをいれない
4.配布資料に好きなだけ注釈や詳細を書き込む
今回のプレゼンテーションの究極的なメッセージは何か?
>何が言いたいのか?
>なぜそれが重要なのか?
を自問する。確かに面白いかもしれない、けれど本当にストーリー展開上欠かせない要素なのか?あらゆることを強調するのは、なにも強調しないのと一緒。また時間は限られていたほうが自制心が働く。どんなに多くのコンテンツを詰め込んでも、「おい、なんで~~のことを言わなかったんだ」と文句を言ってくる人間は必ずいるのである。
◎実践力
◎ネットワーク
◎キャリア形成
×国際認証→◎ユニークなMBA
心に残るメッセージは?
1.単純明快
2、意外性
3.具体性
4.信頼性
5.感情に訴える
6.物語性
デザイン原則
1.SNR(シグナル/ノイズ比)
スライド内の無意味な情報に対する意味ある情報の割合。これをできるだけ高める
特に定量データは装飾を排除した棒グラフだけ、のが刺さる。
2.画像優位性効果
言葉よりも画像のほうが記憶に残りやすい。記憶を呼び起こすのに便利。
3.余白
大切なことは見てほしいものが目に入ること。余白があるということは無駄が省けている、3分割法で交点が目が行きやすいポイント。
4.ビッグ4
コントラスト(1つだけ色を変える)、反復(同じような体裁のスライド、大切なメッセージは5回繰り返す)、整列、近接(似たものを寄せる)
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本書はプレゼンテーションの本の中ではバイブルと呼ばれるものの一つにあげられるらしい。
実際、世の中にあふれる時間を奪い疲労感を与えるようなプレゼンテーションは、この本に書いてあることを実践すれば素晴らしいものになると思う。
著者は、文字と画像が大量にスライドに並べられている資料を、ドキュメントとスライドをあわせたものとして「スライデュメント」と呼んいる。
スライデュメントは、スライドとしては視覚効果に欠け、ドキュメントとしては情報の足りない、中途半端で避けるべきものとしている。
詳細な情報が必要なら、スライドとは別に配布資料を作っておき、スライドは視覚効果を利用した、スピーチと一体になるようなものにすべきだと述べる。
このことを知り、実践するだけでどれだけの退屈で集中力を蝕むスライドが世の中から減ることか!
しかし、悲しいかな。会社や学会ではスライデュメントが主流であり、また求められてもいる。
シンプルであることはどちらかというと怠惰の象徴として受け取られる。質の高いシンプルを生み出すためには多くの試行錯誤があることはなかなか理解されない。
ここまで多少感情的な論調になってしまったが、
本書のエッセンスをまとめるなら以下のようになる。
・スライドは視覚効果を高めよ。
・プレゼンは感情が必要。情報を伝えるだけなら報告書だけでよく、プレゼンターがその場に立つ意味はない。
・準備が大事。
・話したいことではなく、聞きたいことを話す。
・デザインはノイズを排除し、シンプルに。
・聴衆との間に壁を作らない(演台、手の資料、パソコン)
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「何が言いたいのか?」「なぜそれが重要なのか?」
一つしか聴衆の記憶に残らないとしたら、それは何であってほしいか?
3つの要素=スライド、メモ、配布資料
・意外性がある:人々の好奇心を刺激する=質問を投げかける。そして答えを与える。
・具体的である:自然な話し方を心がける。はっきりした実例をあげる。
・信頼性がある:イメージがはっきりと浮かぶような形でデーターを表現。
・感情に訴える:聴衆に何かを感じてもらう。画像が有効。
・物語性がある:人は「物語」に惹かれる。ストーリーや実例を利用。
「本物だけが持つ説得力」テーマにそった物語を明快かつ簡潔に語ることで論旨を裏付け、砕けた人間味のある口調で語られる。「本物の言葉」で論旨が説明されるのを聞きたい。
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安易にプレゼンスキルを上げたいと思って読み始めたら、思想だった。
プレゼンテーションとは、伝えたいことをどのように伝えるかの手段でしがない。
表現、コミュニケーションについての本だった。
久しぶりに、伝えるとはどういうことだろうと考えさせさせられた。型にはまれば良いというのは危険。
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<メモ>
・プレゼンは単にスライドに映し出された項目を読み上げるのでは無い!
彼らはあなたのデータにまつわる「物語」が聞きたいのである。会話調で語りかけよう。
→基本的にプレゼン時はスライドは見ないこと!
・スライドに映し出す内容とは別に配布資料を準備しよう!
そうすれば全てを喋らないとと焦る必要性は無くなる。
スライドを配布資料として配るのは絶対にダメ。
スライドはスピーカー支援であってスライドは単体では成立しないものだ。
スライドが単体で成立するならばスピーカーは不要。
スライドを読み上げるだけならば、観客が読むスピードの方が速いのでスピーカーが喋るのが不要になる。
・照明は付けたままにすること。観客から常にプレゼンターの姿が見えなければいけない
・心に残るアイデア
①単純明快→あらゆることを強調するのは何も協調しないのと同じ。核となるテーマ。
②意外性→質問を投げかける
③具体性
④信頼性
⑤感情に訴える→鮮烈なイメージのある画像を出す
⑥物語性
・オープニングが大事
「個人的」「予想外」「斬新」「挑発的」「ユーモラス」
・リモコンを用いてスライドを進めよう。自由にスムーズに動き回れる
<TIPS>
・PowerPointやKeynoteで一枚につき12枚の何も書かれていないスライドを印刷して、
手書きやポストイットでまず考えをまとめること!
・良質なフリー写真サイト
www.morguefile.com
www.flickr.com/creativecommons
www.everystockphoto.com
・スライドショー中に「B」キー押下で画面真っ黒。
→聴衆の関心をスクリーンから外す場合に。
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プレゼンに対する世界観が変わりました。
プレゼンの本だからなのか正直かなりわかりやすくて、どんどん読むことができました。
一般的なスライドに特化したプレゼン技術の本ではなく、本来的になにを目的として伝えなければならないか、細かく実例を交えて書いてあります。
また、本質だけでなく、実際の組み立て方、準備の仕方、スライドの作り方、発表の仕方と全体的にもコンテンツが揃っていました。
プレゼンテーションという場だけではなく、「人に何かを伝える」ということもプレゼンテーションなのかな、と思いました。
つまり日常生活や仕事でも活用できそうじゃないかな、と考えるとかなり裾野が広いベース知識だと思います。
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読み応えあり。
プレゼンテーションの本であり、コミュニケーションの本であり、少しだけリーダーシップと人生哲学の本でもある。
「メソッドではなく、アプローチ」と書かれているが、具体例も豊富に載っているので、自分のプレゼンのどこがまずいのか、がわかる程度には詳しく書かれている。
この本を読むと、箇条書きだらけの自分のプレゼン資料を人前にさらすことが耐えられなくなる、はず。
スライドを資料として配布するのではなく、配布資料は別で用意しよう、という主張にはハッとさせられた。
PowerPointを打合せ前に共有する習慣があるから、どう適用するかは考えないといけないけど、スライドはスライド、資料は資料なのだ。
読了するのに4日かかったけど、得るものの多い一冊だった。
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プレゼンのデザインと伝え方に関するシンプルなアイデア
PRESENTATION ZEN:
SIMPLE IDEAS OF PRESENTATION DESIGN AND DELIVERY
https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b294728.html ,
https://www.presentationzen.com/
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準備に当たっては抑制を心がけ、デザインはシンプルに、実施においては自然さを心がける。
人生の問題を創造的に解決するためには、一人きりの時間が必要である。
単純明快、意外性、具体性、信頼性、感情に訴えること、物語性→success
本物だけがもつ説得力
知的で刺激的なそして時には挑発的な人間の話に耳を傾ける。
ストーリーボード形式で論理的にアイデアをまとめておけば、コンテンツの流れやプレゼンテーション全体の雰囲気をはっきりイメージできるようになる。
スケッチのプロセスは、リラックスした気分で素早く行われること。
ビジュアル志向のキーワードは自然さ。
最も大切なことは、その瞬間に完全に集中すること。
ヒントはどこにでも転がっている。
あなたの中にはすでにすばらしいプレゼンターが存在している。
成功の秘訣は、現状への認識を高め、世界を観察し、身の回りのあらゆる教訓に気づくこと。