紙の本
ガッカリ…
2014/03/05 00:40
25人中、18人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
告白形式の文章の内容で盛り上がりやハラハラするところもなく結局最後までよく解らずじまいでした。殺人の動機も理解できないし(メッタ刺しのうえ灯油で火をつけて殺すほど?)私は全然面白くなかったです。評価は0点がないので1点にしますが0点です。解説の監督の評価も理解できません。
紙の本
期待しすぎたかな?
2014/08/13 21:56
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おさとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
告白、少女、高校入試、山女日記、、と
湊かなえさんの作品は読んできましたが、
白ゆき姫殺人事件は「告白」を読んだ時の衝撃や早く先が読みたい!というきもちに対しては少し劣るかなと私は感じました。
映像化するためのオファーがあって書いたのかわかりませんが、最初から映像化するのをアテにして書き進んでいるような印象。
告白と同じく、お話口調で綴られているのである程度は表現力には限界があるのでしょう
正直、湊かなえさんでなくても書けるような設定、世界観。
余談ですが、文庫本を書店で買った時に帯に井上まおさん、ナナオさんの写真が載っていました
私の先入観からか、ナナオさんの演じる役はただの素敵な女性では済まないだろうな…と思っていたので、読み進んでいくに連れて…案の定の展開でした。
電子書籍
分かりにくい
2021/09/02 16:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、ラストが、よくわかりませんでした。何故、殺人に至ったのか、そして灯油かけて遺体を焼く必要があったのか……の動機もなんだか……。告白する形式だからですかねぇ……文章のキレも感じられなくて……。申し訳ないけど評価1で
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告白と言うかインタビュー形式と言うか、事件を語る口調で話が進むのは、湊かなえの手法としては珍しくない。ただ、後半1/3くらいから、SNSの書き込み、週刊誌/新聞記事などで話が進み、これは小説なのか!?と疑問を抱いてしまう。ただ誤情報が勝手に独り歩きしてしまう世の中を上手く顕しているとも思った。怖いなあ。
事件自体は急に新しい容疑者が浮上して、どんでん返しでもあるかな?と思ってたらそのまま終了。もうひとひねり欲しいかな。
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面白かったけど、湊かなえらしいイヤミスらしさはあまりなくすいすと読めた。人は匿名という名に守られるとどこまでも残酷に身勝手になる。そしてそれは悪意の意識がないままに広がりさらに攻撃的になる。
今の社会ってこわいなと思わせる一冊だった
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語り手が複数な湊かなえらしい作品
映画の予告から想像するような、たんなるミステリー殺人ものではない。
むしろ、殺人事件はなくていいくらい。
女性と男性では、感じ方が違うかも。
映画での 綾野剛はシリアスな役を演じるのかと思いきや、そこはひっくり返されたが、
湊かなえ独特な後味の悪さはなく、湊かなえ作品が苦手な人でもさらりと見れるかも。
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2014/2/21 Amazonより届く。
2022/3/19〜3/21
美人社員が滅多刺しの上、黒焦げ死体で発見された。その夜姿を消した同期社員が犯人として疑われる。取材を開始した契約記者の赤星は、関係者に話を聞いてまわると、容疑者がいかにも本当の犯人と思わせるエピソードが語られる。本当に彼女は犯人なのか?湊さんらしい、嫌な気分になるも惹かれるストーリー。ネット掲示板や週刊誌記事を参考資料とする造りも面白い。
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全編が記者の取材を元に構成されている。
聞き書きを元にした書簡体ミステリは著者が得意とする構成だが、今回は巻末にコミュニティサイトの発言やblog、週刊誌の記事などが纏められていて、凝った作りになっている。
週刊誌の記事のデザインが全体的にやや甘かったのが残念だったが、Webの書き込みやblogなどは如何にもありそうで最後まで楽しめた。解説も面白い。
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世界は個の集まりなんだと実感。
自分と全く同じことを、考えてくれる他人はおらず。
小学生の頃に言われた「相手の立場に立って考えましょう」という言葉が身にしみます。
自分の思いが、そのまま他人に伝わることは無く、その印象も環境や状況によって変化していく。
そして、この話もあり得なくない話。
取材形式の文章とその記事やSNSを読み比べながらというのも、それぞれがどう思っていたかがよくわかる。
この話に関して言えば、悪意のある伝言ゲームになってしまったというところなのかな。
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映画を見てから読了。映画がとても良く実写化されていると思う!たしかに映画の方が分かり易いけど、この小説があっての映画。映画もう一度見たくなる♪
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今回は、イヤミスというほどのものではなかった。告白や贖罪より後味悪くない。でも、どんどん盛って、全然違う結果になるっていうの、ほんと怖いと思うし、実際にありそうな話だからな。インタビュー形式というのも変わってていいと思った。映画、どんなんだろう?
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多数の登場人物の叙述の積み重ねと解き明かされていく真実。各人の主観の描き分けが秀逸なのはさすがですし、SNSなど最近のトレンドを積極的に取り込んだ意欲作だと思う。ただ展開的には冗長な部分が多く、結果的に同じ内容を2回繰り返している部分が多いので少し飽きてくる。
それぞれの人によってそれぞれの見方があり、それによって誤解があるのがよくわかり、犯罪が発生する土壌もよくわかり、OL達の内面が暴かれる過程は面白い。
最後は良かった。
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映画化ということで、読んでみた。
インタビュー形式なので、一方的な会話文に慣れるのには苦労した。
巻末の資料(物語中のネット文やら週刊誌記事やら)とあわせて読むと面白いですね。
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個人的にはとても面白かった。
男の語り口と、女の語り口とで書き分けているな、というのが感覚的にわかって(女のときはああ、こういう話がぽんぽん飛ぶやついるな、と感じたり、男の語りのほうがなんかわかりやすいな、みたいな曖昧なものだけど)、すごいなと。
あと、人が他人から与えられる印象って、与えられた側の受け取り方や伝え方でいくらでもねじ曲がって、記憶として定着あるいは伝播していく、恐ろしくて儚いものだと、改めて。
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化粧品会社に勤める美人社員の焼死体が発見された.容疑者は行方不明の同僚の女.取材を通じ,匿名の証言の数々で容疑者の姿が明らかになっていく.人々の虚構と悪意が渦巻く中,事件はひとり歩きを始める.なんと皮肉的な物語なのだろう.もし自分が容疑者だったとしたらと思うとゾッとする.3月29日全国ロードショーだそうです.興味のある方はそちらもどうぞ!!