紙の本
宮部さんの時代物
2018/05/31 22:58
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投稿者:アップルカモミール - この投稿者のレビュー一覧を見る
随分前ですが、初めて読んだ宮部さんの時代劇がこの本でした。
と同時に、忠臣蔵を小説でもドラマでも歌舞伎でもしっかり見たことが無かったので、この本で初めて詳しいあらすじや歴史的背景を知ったのでした。
先にマンガ化されたものを途中から読んでいて、後から原作を読んだのですが、どっちも面白いと思います。感じが違うので読み比べるのも楽しいかと。
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相変わらずストーリーテラーだなと思う。話がこんなところから繋がってくの?と興味津々で読み進めてしまう。三島屋さんの話の続きを読みたいなぁ。
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昔から何度読んだか分からないくらい読み返しているシリーズの一冊目。
おきゃんで賢くて、勇気のあるお初ちゃんが大好き。読んでいるだけで、お初や右京之助一緒に江戸の街を歩き回っているように感じられる。
新装版だけでなく、続編を心待ちにしております。
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宮部みゆきの時代小説初読み。
時代小説あまり好きではないのだけど一応読んでみました。
赤穂浪士の討ち入りは江戸末期だと勘違いしてたことが判明(笑)
赤穂浪士にしても、生類憐れみの令にしてもとばっちりで悲惨な目に会うのはいうも末端ですよね^_^;
お初と右京之介のコンビはどうなっていくのでしょうか。
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江戸時代劇、だけど捕物帳、だけど霊験。
心霊ミステリー小説江戸時代バージョンと言ってしまっても問題ないかも。
主人公のがお初ちゃんが飾らない町娘で、そこがすごく可愛い。
見ちゃいけないものが見えてしまうのが苦労というよりも、そこで人の役に立ちたいという気持ち。
そうゆう前向きなのが良い。
共に調べる右京之助も頼りないけど、いいとこでかっこよく見えるのとか。
宮部みゆきマジックだなぁ、とか。
100年前の忠臣蔵で残った遺恨の怨霊が人々を殺していくという
その原因は何なの?というのをひたすら調べるお初達。
最後まで目が離せないシリーズ作第1弾だった。
そして第2弾買ったけど、ビックリするほどすごい分厚いのよね…読み終わるのに時間かかりそうだな。
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霊力とか現実的には信じていないのですが、ありうるかもしれないと思わせるとこらが、宮部さんさすがの安定感です。面白かった。
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見えないものが見える主人公という設定だったけれど、それに苦悩する姿も描かれていて、感情移入してしまった。
お初と右京之助の凸凹なコンビが次第に打ち解けていく姿も良かった。
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2014/12/11
新装版?ってことは昔読んだ?
やっぱり読んでました。
全然覚えてないんだけど…と思って昔の読書ノートを紐解いてみたら驚き!
2000年だったんだけど当時の私全然楽しめてないのな。
時代劇が受け付けなかったみたいで。
うそー
今こんなに好きなのに?
いつから?
別人のようだが大丈夫か?
宇宙人に連れ去られたとか?
もうびっくりして本の内容飛んじゃったよ。
時代劇も面白く読めるように成長しました。
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初の宮部みゆき作品。中盤くらいまではあんまり…っていう感じだったんですが、終盤の息を付かせぬ展開の連続でなかなか面白かったです。忠臣蔵浅野家と浪人の悲しい関わりや時代ゆえの理不尽さ。忠臣蔵って浅野家が絶対的ヒーロー、でもそうじゃなかったかもしれないっていうのも面白かったです。
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再読です。当時 普通の捕物が読みたかったのか? あまり好きではなかった記憶があるのですが、宮部さんお得意の お化け話と思って違う方向から読むと やっぱり面白いです。赤穂浪士が軸になる話だということだけは覚えていたのですが それ以外はさっぱり忘れていました。再読して良かった。
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言い回しとか役職とかいろいろと昔の言葉遣いがよくわからなかった。それぞれに起こった不可解な事件が一つのストーリーにつながるようなところは面白かったと思う。
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死んだはずの人間が生き返る「死人憑き」が本所深川で起きた。甦った人物が以前より若返っていると感じた「姉妹屋」のお初は、老奉行の御前さまから紹介された与力見習の右京之介と探索を始めた。だがその時、油樽から女の子の遺体が発見される。人は過去にも家族にも縛られる。霊験お初シリーズ第一弾。
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怖いのにほっこりなのは、宮部さんの作品らしく人情家の素敵な登場人物が多いからかなぁ〜
人にはみえないものが見えてしまう主人公が死人が生き返る事件を追うっていうお話。
夜でも明るい現在では感じられない不思議な事が、江戸の時代には多くあったんやろうなぁと思わせてくれる情景描写にとても惹きつけられました。
宮部さんの江戸話贔屓やから余計にそう感じるのかな⁇笑
読めば読むほど面白い本でした⭐︎
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思い出しながら書いているので若干違うかも
長屋の店子さんが亡くなる
奥さんに先立たれた跡はずっと独り身のローソク売りだった
亡くなった後の処理を長屋の住人たちでやっていたところでそのローソク売りが、、、生き返る
長屋では良かった良かったというノリだったのだが、より親しい関係だった奥さんは「以前のローソク売りさんと何か違う」と感じており死人憑き(死人の身体に何者かの霊的な存在が取り憑いてしまう)だと思っていた
この作品の主役はお初という女性
時折、実際に過去にあった事などの「人には見えないモノ」が見えるという超能力を持っている
面白い話に目がない御前様(お奉行様)と懇意にしており、ある日呼び出され、そこで右京の介と引き合わされ、二人で死人憑きの謎を追う事になる
その後子供の殺害が続く
それには死人憑きと関係があった
そしてその死人憑きは忠臣蔵赤穂浪士の話とリンクしてくる
赤穂浪士はこの小説の時代より100年ほど前
その時に不幸があった人間がおり、その無念さを残して死霊として漂っていた?が突如死人憑きになったというのが結論
結論に向かうのが急だったかなぁ
全体的に面白かったのですが。。。
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途中昔の文献を引用し難しいところがあって読むのに時間がかかった。
赤穂浪士の討ち入りの話がどう関わって来るのか最後の方まで読まなければわからないので根気のいる物語でした。