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細野さんが出会い、紹介しているアルバム、映画作品をすべてチェックしたくなる。そして、それらのエキスが凝縮された細野さんが自身のアルバムを聞き直し始めたところ。
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YMOは今でもよく聞きます。3人のそれぞれの活動も興味深く、昔の作品にさかのぼって聞いてみたり。
中でもエキゾチックな音の細野さんのエッセイ。トロピカルを目指しているところがそのルーツから旅の情景とともに語られていて楽しい。
また、聞きたいアルバムが増えてしまった。
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1950〜60年代に少年時代を送った東京の山の手育ちの人の昔話を聞くのがなぜか好き。この本でも、そんな昔話を所々で「聞く」ことができる。横須賀の基地で働いていた父上がジープを借りてきて、雨のそぼ降る中、白金をドライブしてくれた思い出とか、テレビのコマーシャルのBGMに使われていた粋な曲たちのこととか、ピアノ調理師だったお祖父様のブギウギのレコードコレクションを飛び跳ねながら聴いていたことだとか…そんな箇所に幸福なノスタルジーを感じて切ない気持ちになる。本筋からはちょっと逸れてるかもしれないのだけど。
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細野本人が書いた文章ではないが、膨大なる音楽の知識の一部が垣間見えただけでも貴重であるし、YMOに至る旅の記録としても興味津々となる。多岐にわたる彼の人脈もスゴイの一言。
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【由来】
・図書館からのアラート?でもそんなキーワード設定はしてないので、何かの拍子にたまたまか。
【期待したもの】
・細野さんの本なので。
【要約】
・
【ノート】
・細野さんをはじめとするYMOの御三家は僕にとっては思い入れの強い人物だ。ほぼリアルタイムに彼らのアルバムを聴いていた世代で、エアチェック(死語)でインタビューなんかをラジカセ(死語)で録音し、何度も聴き返していたので、一度も会ったことはないのに、他人のような気がしない。つまり、熱烈なファンだったわけだ。
・本書は細野さんが話したものをそのまま活字にしたという趣向だそうで、「口伝、あるいは口承という古い方法だといえば聞こえはいいが、怠惰な性分なので書くことが億劫なだけだ」とは本人の弁。そのためか、読んでいると細野さんの声の響きを感じさせる心地良さがある。
・そんなわけで、読みやすいのだが、それでも、クラフトワークにはナチズムを背負っている、とか、解法された社会の雰囲気はスウィングによく表れている、など、ドキリとする社会観がところどころで披露されている。あぁ、細野さんは音楽を通して社会学していたのだな、と感じた。
【目次】