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ミスター大風呂敷こと林トモアキ氏のよく分かるライトノベル講座。存外真面目な(?)内容でした。氏の作品が大体勢いで執筆されてるのがよく分かった(笑)D撃の時雨沢氏の同モチーフの某作とは趣が違ってこちらも興味深かったです。時折入る「いつものあとがき」みたいな暴露ノリもあってなぜか安心した(笑)流石は林センセやでぇ…で、この文庫本の超真面目なあとがきは、やりすぎの罪滅ぼしに編集部から強硬に書かされたに違いないと踏んでるんですがどうだろうか(笑)
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読了日はいいかげん。
評価も悩んだ。小説じゃないしなぁ、これ。
某レーベルの時雨沢氏の作品とコンセプトが似たようなものだが、あれは小説、こっちはエッセイに近いのかなぁ?
エッセイとも違う気がする。
まあ、ここまで言っていいのか、とかゴマすりすぎとかいろいろと笑えたので★3つで。
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購入。
著者はこんなこと考えながらラノベを書き始めました、ということをキャラクター同士の掛け合いで紹介していく。
キャラの作り方とか、文章の良し悪しとか細かいことは何も説明していない。口で説明できる所は誰にでも指摘できるし、賞を取るのにほとんど影響しないと考えているからあえて書いていないようだった。
読者にしか書けないもの、思いつかないものをまずは表現してみましょう。書いたら読み手のことを考えて直しましょう。というシンプルな教えしか書いていない。
これがとても好感の持てる態度だった。
プロットだの何だの考えて何もできなくなるなら、とりあえずやってみる姿勢はとても大切だと思う。
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女の子達のだべりで進む似非ラノベ講座。林トモアキファンを狙い撃ちなキャッチコピーにやられましたとも!web連載をしている時に書籍化すると聞いて待ちましたとも!どうやら私はストーリー含めた林トモアキが好きらしく、本書はアルェ……となっても面白いとは思えなかった。
相変わらずエロゲネタが多い。初音姉様が姉様だと分かった時はなんか誇らしい気分になったよ。
プロットとか細かいことを気にせず、まずは楽しんで書いてみようというメッセージは十分伝わった。私もなにか書いてみようかな。
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ラノベの書きかた系は題名をどこまで伸ばせるかに挑戦することが必須なんですか?
主人公は「角川スニーカー文庫で現役プロ美少女ライトノベル作家として活躍中、ライトノベル妖怪の京子サクリファイス」。(原文ママ)
そして口絵カラーページでの「角川スニーカー文庫編集部」に対する紹介文…「本作りに対する誠実さを武器に黎明期よりライトノベル業界を牽引し続けるも、その歴史と伝統がときに足枷となって野心的試みには常に慎重であり、昨今の出版各社によるレーベル乱立に際しては遅きに失している感が否めないライトノベル編集部」…げほっwwwごほっwwww
ていうかこれの印税寄付しちゃうのかー。そっかー…。
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私的に心に残ったのはこれ。
1)主人公にこそ『個性』を付与すべき
2)突き抜けている作品とは、『私はこれが書きたいから書いた』『俺はこれが面白いと思ったから書いてみた』もの
3)『こんな話を作るのは自分だけだろう』という固有結界を持て
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ライトノベルの書き方をメインに、作家生活についても少し触れてある、小説形式による講座本である。
ご自身の体験をベースにしたもので、その意味でセオリーをあえて無視するように勧めるところもあり、書こうと思った人にはわりとうなずけるところの多いだろう内容だった。
もしかすると、こうした内容こそ「読んだだけで書ける」類なのかもしれない。
なかなか楽しませていただいた。星四つ半相当と評価したい。
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本棚を整理してる時に手にとって再読。林先生らしさ満点の文章や展開で面白いし、なるほどなーって思う創作論も散りばめられていて好き。読むと気楽な気持ちでライトノベルを書きたくなってくるから不思議。創作してる人で行き詰まってる人には案外おすすめできる一冊。