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201405/目新しいエピソードではないものの、ホロリとさせる展開で面白かった。おさん、辰之助、弥三郎と今後どうなっていくのかしら。続刊も楽しみ。
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L はぐれ文吾人情事件帖1
「はぐれ」と「人情」「事件帖」のタイトルはかなり一致。簡単にいえばチンピラが個人的にほっとけない人を助けちゃう話。助けちゃう人は惚れた女っていう、どうしょうないチンピラ(笑)
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シリーズ第一弾
一度しか男に抱かれない夜鷹、善人面した岡っ引きとこわもての・・・
昔の慕う女の面影を求め小悪党が奔走する!
何か読んだ記憶がするが何か違うような気も?
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小杉健治の新しい主人公は、一味違う。
細身でカッコよく、シュッとした顔はそのままなら、品も漂うが、軽薄そうなところがないわけではない、小間物屋。
男前な文吾は、その風貌も売りだ。
大黒屋という口入れ屋の手先をしては、金を稼ぐが、大黒屋の方が一枚も二枚も上手で、多くはない。
今は死んでしまったが元芸者のお良の優しさが今でも心の支え。
色々な事件に関わりながら、どぶ板が並ぶ長屋に住み、近所の住人とも助け合う。
人情豊かだが少しダーティな部分も併せ持つヒーローだ。
小杉の筆が作るこのシリーズは魅力的。
栄次郎江戸暦シリーズの清廉さ、風烈廻り与力青栁剣一郎の度胸も頭もよく剣も経つというヒーロー像ともまた違った主人公。魅力たっぷりなシリーズだ。