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近所の本屋さんで山積みされていて目に留まりました。大手の銀行支店長経験者が書かれた本なのですが、どこに銀行口座を開くかというアドバイスに対して、大手銀行ではなく信用金庫と付き合うべし、と書かれていることを立ち読みで見つけて、全部読んでみようという気持ちになりました。
但し、この本の最適対象層は、30代前後の結婚したばかりでこれから子供を、と考えている人向けだと思いました。
50歳を超えた私にとっては、後の祭りの部分もありましたが、「お金を大切にする気持ちが大事」「天引預金」「項目毎の予算官吏」は大事なようですね。クレジットカードは手元に1枚(予備一枚)、プリペイドカードのチャージは月一度纏める等、今の私にもできる内容はありました。
著者の菅井氏が資産形成に成功したポイントは、アパート経営のようですが、銀行員経験者が銀行の活用方法を説いている点は良かったです。銀行員の進める、投資信託はお奨めできない理由も教えてくれていて良かったです。
以下は気になったポイントです。
・将来好きなことをして暮らせるようになるポイントは、1)お金をきちんと貯めておく、2)銀行からお金を借りやすくしておく(p16)
・クレジットカードは2枚にして、1枚は持ち歩き、もう一枚は予備として家に置いておく(p32)
・銀行が住宅ローンを融資するときの基本スタンスは、返済利率を収入の35%とする(p33)
・無理なく貯金するには、手取り収入の15-20%くらいの天引きが良い。貯金だけでなく、すべての支出を割合で決めるようにする(p39、40)
・お奨めは、「給料振込み口座」を信用金庫につくり、緊急用の補完口座としてメガバンク(もしくは、郵貯銀行)を利用する(p52)
・特に大きな4大固定費は、住宅費・保険料・自動車費
・教育費(p63)
・72÷金利=おカネが倍になる期間である、金利7.2%ならば、10年で借金が倍になる(p88)
・銀行は企業に貸すことができず、住宅ローンくらいしかないが低金利なので原価すれすれ、なのでカードローンしか貸せるところはない(p89)
・銀行の子会社では、お客様にお金をキャッシングさせて、親会社はそれを信用毀損ととらえる(p90)
・成功者たちは、お金の大切さをよくわかっているので、紙幣を折らずに、お金にとって心地のいい環境である長財布を使う(p99)
・お札は長財布に入れて、左の胸のポケットにしまう。自分の大事な心臓の近くに置くことが、お金を大事に扱っている意識を高める。カード類、レシートは必要なものだけに整理して清潔にする(p101)
・毎週月曜日に必要な金額を「銀行」でおろすのが良い、コンビニの場合は「ついで買い」に注意(p109)
・一流の人達は、相手の足元を見て、仕事ができるかどうかを判断する(p131)
・破綻してしまう原因は、借り入れ総額ではなく、借り入れ本数である(p151)
・物件さがしは、1)いい立地、2)毎月賃貸料の200倍目安���毎月20万円なら4000万円)、3)住宅ローン支払い額を、手取り収入の25%以内。歴史があっていろんな年代の人が住んでいる町(p174,176)
・住宅ローンで返せる額は、年収の20%程度(p208)
・銀行から紹介された税理士や司法書士は、あなたのことを大事にするだろう。銀行からの紹介なので、絶対に変なことはできない(p220)
2014年10月5日作成
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お金が貯まりやすい方法を2択クイズ式で解説している本。文章がわかりやすく読みやすい。著者は元大手都市銀行の行員だったが、早期退職して今ではアパート経営で年収7000万円とのこと。都市銀での経験をもとにした内容なので、説得力もある。
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本屋で流し読み
Part2「お金が貯まる「生活習慣」は、どっち?」は、最近「となりの億万長者」等似たような本や雑誌を読んでいるので真新しい情報はなかった
Part1「お金が増える「銀行&保険」の活用法は、どっち?」、Part3「お金が増える「住宅の選び方」は、どっち?」は参考になった
保険は基本的に終身保険(積立の性格あり)、1,000万円以上の保証を望む場合は定期保険で補完するといった話や、若いうちからマンションを買うべきといった話は参考になった
ただ、本によっては違う意見もあると思うから比較する必要あり
この部分は再読の価値あり
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本屋でよく見かけて気になってて、昨日ネットで注文。今日届いたので、さっそく読了。
おもしろかったー。私も前職でいろいろお金について学んだつもりやったけど、信用金庫という選択肢はなかったのでおもしろく読めた。結婚してから躍起になってお金の管理しはじめたけど、貯まっていくのは楽しいし、FPの勉強をしてみようと考え中。
とりあえず目下の悩み、定期預金について勉強できた。
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信用金庫を活用した方が良いというのは参考になった。
銀行はお金を借りる場所でもある訳だから、しっかりと前もって、借りたい銀行に積み立てておいて、信用ある人間だと刷り込んでおくのは良い方法だと思った。
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最初は二者択一で、どっちかだけが正解というのはあり得ないと思っていたけど、その辺もちゃんと考えられていて、答えはAだけでなく、こういうシチュエーションの時はAの方が良い、みたいな書き方なので、馴染めた。
例えば、定期預金と普通預金のどちらが貯まるか、みたいな話で、必要な分は普通預金、余裕のある分は定期預金として、でその定期預金は別に利息を狙っての定期預金というよりは引き出しにくい、という目的で貯蓄する、という目的が強い点などは、そうかもなーと思わせる。
どちらにしても、やっぱり自分には稼ぐ系の内容の方が必要だと思った。不動産を買うにしてもやはり原資がある程度必要なので、原資を稼ぐまでを確立しなければいけない。せどりとかアフィリの方が向いているのだろうな。
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あくまでも入門書として置くべきです。元銀行マンでの経験としての話もあり、ある程度にとどめておくべき内容だと感じました(参考になる部分もあります)。
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新聞広告を見てネットで衝動買いした。このような場合だいたい期待外れが多いのだが・・・。
本書は、読みやすいので一気に読めた。
家計の感覚が欠如していることを少し反省した。必要なお金はその都度、手数料も気にせずにコンビニのATMで引き出すし、妻も含めて家計簿などつけたことないから、家計における支出属性別の割合も把握できていない。住宅ローンを組む時も、何となく返せるだろうくらいの根拠のない考えでゴーサインを出した。ありがたいことに安定した収入を頂いている身分ではあるが。著者が言うように、借りられるお金と返せるお金は違うのだから、一考があってもよかったかもしれない。幸い、妻が倹約家であるのと、最近パートにも出始めたので、今のところ何とかやりくりできているようだ。
以下、本書で触れられた内容について感想を記す。
①保険
家族全員分の生命保険、医療保険、学資保険を、職場に長く出入りしているベテラン保険外交員を全面的に信頼して契約している。そのためか、定期保険か終身保険かも特に意識することなく、問題意識に乏しかった。
本書を読んで、さすがに気になり、毎年送られてくるがそのままファイリングしているだけの契約状況案内に目を通してみた。自分の主契約は、「5年ごと利差配当付定期付新積立型介護保険」である。ますます訳がわからなくなるが、定期保険的要素と終身保険的要素が合わさった商品のようだ。信頼している外交員さんなので、今さら見直すつもりはないが、保険内容を再確認するいい機会となった。
②住宅ローン繰上げ返済
子供が小さくて余裕があるうちにということで、かなりの金額を繰上げ返済してきた。
本書を読んで少し後悔した。
現時点でもキャッシュフローはトントンである。まだ先のことは不透明だが、少しは手持ちの資金を残しておくべきかもしれない。金利の安い住宅ローンを借りているのだから、将来的に金利の高い学資ローンやカーローンを組んでしまっては、全くの損である。
③カードローン
独身の頃、興味本位も手伝って、消費者金融の無人受付機でカードを作り40万円ほど借りて、直後のボーナスですぐに全額返済したことがあった。それ以来ご無沙汰で気にもしていなかったのだが、結婚し家を建てることになり金融公庫のローンの審査を受ける時、この事実だけで融資額を100万円減額されたことがあった。
カードローンを使っただけで、本人の信用が毀損されるのだ。本書を読んでこのことを再確認したところだ。
④人生いろいろ
著者は結婚しているようだが、子供さんなどはおられるのだろうか。子供が2~3人いる場合に、住宅ローンを借りて建てた家の一部を、自分たちも住みながら他人に貸して収入を得るというライフスタイルが成立しうるのだろうか?著者はこの手法をベースに、銀行員をしながら資産形成をしていき、今では数千万円の所得を得ていると述べているが、この点に関しては、少なくとも自分のような人間には現実的でないと思った。
まあ、マンション経営なんて、万人ができる職業ではないし、小泉元��相の言葉でいうと、「人生いろいろ、会社員もいろいろ」といったところか。
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元銀行員で現在アパート経営している著者の本。自分のお金を節約(管理)しつつ、借りたお金で不労収入を得るためにすべきこと、気をつけておくことが書かれている。借りるときに備えて信用を付けるために何をすべきかを、貸す側の思惑や心理を交えてリアルに書いている。
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もっと早くに読みたかった。
子供に薦めよう。
今日のなるほど
・将来の選択肢を広げるために
1お金をきちんと貯めておくこと
2銀行からお金を借りやすくしておくこと
・クレジットカード現金化を持つなら2枚。
・定期保険より終身保険。
・まじめで粘り強い人が、実は破綻しやすい。
危険を察知したら早めに損切りして逃げる。
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知っていることもあれば、知らないことあり。
(そちらのほうがいいのだけど)
信用金庫への貯金を検討してみたいし、
家計簿もつけてみたほうがいいような。
(続かないけど)
収入に対する支出の項目別の割合は参考になったし、
あとは、ライフプランに合わせてお金の使い方を考える
べきなんだけど、それが全然プランにならないから
難しい。
不労所得なんて夢だけど、行動しないとはじまらないしなぁ。
さらっと読めたので、よかったし、まだ必要な個所だけ読み返したり、探したりしやすいので、入門書として
とても助かる本でした。
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自分の習慣の適否を確認するために読んでみました。
概ね問題ないように思いました。
とくに住宅ローンに関しては、自分が実践していることにほとんどピッタリで、ちょっと驚きました。
とはいえ、合理的に考えれば尤もなので、冷静になれば、驚くほどのことではないんですけどね。
とりあえず、この本の主張は、「現在と将来のバランスを考えて、計画的にお金を貯め、そして使いなさい」ということだと思います。
それさえ押さえていれば、この本で取り上げているような具体的な事例に対して、適切な判断ができるはずです。
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若いときの自分は
お金こそ人生で
もっとも大切なものだと思っていた。
今、歳をとってよくわかったのだが、
まったくその通りだった。
byオスカー・ワイルド(小説家)
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何故か年末にスーパーで買いました(笑)銀行員さんだから知ってる裏話がいっぱいで面白かったです( ^ω^ )♪意外と知らない事も多かった!
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1/14開始
1/19完読
実践してみたい内容が盛りだくさん。問いかけ形式で、節が進んでいくのが読みやすいし、その問いかけ自体もつぼを抑えてた。適宜読み返してお金もちになりたいよ