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栃木についてのミニ知識が詰まっています。
「栃」の字が常用漢字になったのは平成22年だそう。つまりそれまでは、当用漢字外の県名だったんですね。
栃木出身の有名人は、ソニー創業者の井深大と、6代目社長、元会長の出井伸之と日立製作所の創業者、小平浪平。
足利出身の足利尊氏は室町幕府を開いた人ですが、敵対する楠木正成が人気者だったので、人気はいま一つだったそう。
二宮金次郎は神奈川出身で、神奈川には二宮町がありますが、小田原藩主の分家のある下野国桜町の再建に成功し、墓は今市の報国二宮神社にあるとのこと。
栃木のB級グルメはジャガイモ入り焼きそばだそうですが、そもそも駅弁の発祥地は宇都宮駅だということです。
調べてみたところ、宇都宮駅では復刻した『汽車辨當(きしゃべんとう)』が売られているとのことです。
鬼怒川は、名前からして迫力のあるこわそうな川ですが、江戸時代までは衣川という穏やかな名前だったそう。ただ暴れ川のため、明治に鬼怒川と表記され、地名となったとのことです。同じ「きぬ」でも全く違うイメージです。
「新型車は、一番最初に群馬で売れ、一番最後に栃木で売れ」と言われるそうです。
群馬の県民は、好奇心旺盛でノリがよく、新しい物好きで何でもぱっと飛びつく傾向があるとのこと。そういう県民性とは知りませんでした。
県民学研究会出版のためか、割とまじめな雑学が紹介されています。