- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |
咲き初める、その後
2015/10/23 22:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:積み本コワイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻の『薔薇は花降る都で咲き初める』のその後の話。マリアンジェラとレオナルドがお互いを伴侶として選び、そのために超えなくてはいけない彼女の兄と実の父という構図。なかなかのドラマチック展開ですが、最後は少し駆け足だったかな~という印象でした。
前作と今作で完結とするならば、もう少し最後は丁寧に書いて欲しかった!
説明文だけでなく、せめて二人の会話か聖王とのやりとりがあれば良かったと思うのですが、白い結婚じゃなくなったんです、あとはご想像ください……という読者への丸投げ感が半端ないです。締めの場面を想像で補填するしかないというのは残念でした。
あと、物語としては関係ないことですが、文章のところどころに誤植なのか、助詞が無駄についてたり、足りなかった箇所がありました(第一刷発行)。
ヒロイン、頑張る
2014/11/30 00:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レイローズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラウラーノ共和国のヴィスコンティ家に期限付き契約結婚したオステリアの薔薇と呼ばれるマリアンジェラは、人妻であった母と聖職者である現聖王の地位にあるクレメンスとの間にできた不義の子だった。マリアンジェラはそのこととと、義父に「お前され生まれてこなければ!」と言われ殺されそうになった過去ゆえにいつも周囲に嘲笑されているように感じて心を凍らせて生きてきたが、結婚相手のレオナルドはそんなこと微塵も気にせず、それどころか「生きていてくれてよかった」とマリアンジェラの全てを肯定するのだった。そんなレオナルドにマリアンジェラはいつしか魅かれていき、仮初めの契約結婚を本物にしたいと考えるようになったのだが----。
本当の父親、聖王クレメンスがマリアンジェラの気持ちなんかお構いなしにレオナルドとの結婚無効を迫ってきます。クレメンスは愛だと言いますが、完全な我儘、昔奪われた恋人の代わりの執着でしかないのを本人が自覚しているところが怖いです。
ちょっともやっとした終わりなので、2巻で完結なら物語としては不出来な感ががします。でも、続刊が出るにしては、ヒロインがすっかり強くなったのでこれ以上はいらないような気もします。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |