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青春だなあ。音楽という共通点でつながる二人。中学生の時の思いが、30過ぎて成就。
自分も音楽をやってるのもあって、ちょっとハマった。音が合わさると楽しいよね。礼二がその楽しさを知れて良かった。
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願いは思い続けなければ叶わないー
中学時代から、30半ばへいろんな夢や葛藤を抱きながら、それぞれが人生を歩んでいく。ひとつのバンドを巡る疾走系な一冊だった。
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ワタルとレイジの二人の物語。
うまくまとまっています。
サクサク展開してとっつきやすい。
読んでいると何だかモチベーションが上がる。
ただ、ヒロインである、梨央のキャラがイマイチ。
むかちゅくぜ。
ああ、可愛いのか。
なら、よし。
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誉田哲也さんはこういう青春ものもうまいね。
『疾風ガール』や『ガール・ミーツ・ガール』なんかも音楽をストーリーにうまく絡ませて。
独りで悩み、もがき苦しむも、実は周りで支えてくれてる人がいてて、それに気づくかどうかで人生大きく違ってくるんだな。
また気付いたとしても、それを大切なことなのか、普通の日常と捉えるのかでも変わってくるだろう。
こんな30過ぎてから、中学時代に戻ったような感覚を持てるのは羨ましい。
元には戻れないので気持ちだけでも…
でも振り返ってばかりじゃダメ、前向いていかないと。
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ここではない、遠いどこかへ。
そんなあこがれを抱きつつ大人になった。
でも・・・
俺たちはここにいる、ここで待っている。
まだまだだと思うから。
大切にしたいものがたくさんあるから。
ここからでも歩いて行けるから。
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201403/音楽好きでしょっちゅうハコ通いしてる身なので、あるある感じるとこもあれば、そんな都合良くないよと思ったりしながらも、楽しんで読んだ。ちょっと上の世代には、いろんな「ジャックさん」達がいるから、切なかったな。
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ワタルと礼二。
バンド音楽を愛するふたりの中学時代から壮年期までの
努力や葛藤、嫉妬、成功と失敗を描いた青春モノ。
誉田さんはすでに夏美シリーズでロック女子の物語を描いている。
そちらとはまたちょっと違ったテイストになっているから既読感は無い。
主人公たちが男だからこそっていう部分も描かれているけど、
期待していたよりはちょっと音楽な部分が物足りないかな。
汗臭いアツさとか熱狂性とか高揚感とか、もっと欲しかったな。
さらーっと読み進めて終わってしまった感が強い。
得意の刑事モノで描く時のような深さ奥行きが感じられず
ちょっと残念でした。
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青春シリーズのバンド編。
80年代から始まる物語。青春小説にありがちなストーリーぽくなりそうでならない?感じが良く、『音楽は誰かに 聞いてもらうために…』のフレーズには痺れたよ~
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誉田哲也さんはストロベリーナイトの印象が強かったのですが、武士道シリーズや「世界で一番長い写真」など青春ものも上手でした!
礼二くんとワタルさんの中学生から中年になるまでの長い時間が書かれています。
音楽のことはよく分からないのですが、仲間と楽しくて過ごした時間や、独りぼっちでつぶれてしまいそうな時の心の描写がとても丁寧で良かったです。
もうちょっと何かあっても良かったかなぁと思いますが、こういう作品とっても好きです!
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誉田さんの音楽モノ。柏木夏美シリーズのイメージが強かったですが、こちらは男子が主人公ということもありつつ、テイストはかなり違う印象です。二人の対照的な主人公が交互に語りながら話が進んでいくわけですが、面白い、ものの、どこか乗り切れない感触が残ったのも事実。
ラストも大団円でハッピーエンド気味なメデタシメデタシで、よいのだけれど、どこか違和感を感じてしまったのでした。
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世代がはまらず、音楽のこともあまり知らないので、思ったよりもあんまり楽しめなかった。
バブルを経験した世代には、きっとはまって、もっと楽しめるんだろうな。
礼二の歌を実際に聴いてみたい。
礼二の歌を聴きに来ていた女の子、どうなったのか気になる。
本の題名がカタカナなのは、何か意味があるのだろうか。
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読みやすくストーリーは展開するので、あっという間に読み終えたし、最後は感動して目頭があつくなった!
けど、個人的には警察ものの方が好きかも
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バンドマンを志す若者が大人になっていく話。
才能の有無もあるかもしれないけど
一人ではできないものができるのが
バンドならではだったりするんだろうな。
同じ歌でも聴き手の気持ち状況経験いろんな理由で
違ったものに聴こえてきたり。
今は音楽からは離れた生活になってしまっているけど
また歌をライブを心から楽しめるときがきたらいいかな。
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誉田哲也の青春音楽小説。
2人の少年の葛藤を軸に、仲間たちと音楽を通して挫折を乗り越え、大人へ成長して行く過程を描いています。
私と同じ歳の誉田氏自身の時代背景を基盤にしてるので、80年代~90年代の洋邦楽のエッセンスがふんだんに・・・
とにかく楽しくて熱くて、二日間で読み切ってしまいました(^_^;)
警察小説もイイけど・・・誉田氏の青春モノは、買いです!!
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"これは何かに熱中したことのある「あなた」の物語です。って言う帯のとおり、音楽という道で生きていくことを決めた少年の物語。ワタルとレイジの二人の視点からストーリーが進み、中学生から30歳までの青春が描かれている。
今まで、バンドがどう作られているのかとか「方向性」の違いなんてよく分からなかったけど、はまればはまるほど、深いところまで追い求められるのが「バンド」だと知った。メンバー内の目指す方向が違うことで人生に行き詰まるレイジと、音楽性の違いよりも動員数や仲間の人柄を重視するワタルは全く違う視点で音楽を捉えていて、音楽に関する人物を軸にして話が進んでいるようで、実は全く違うと感じた。
ワタルは普通。ただただ普通。友人に一人はいる世渡り上手な普通のやつ。なんでこいつがマドンナをゲット出来たのか不思議。確かに倫理観は人一倍ありそうだけど、これに男としての魅力はなさそう。こだわりもない。一番人が共感できるキャラかも。レイジはどんどん弱くなる。小説って一人はこういう弱いやつを入れなきゃ話が進まないのか。精神面に難あり。自分の弱さを認めたくなくて(無意識か?)強がってみせるけど、結局一度得た望んだ環境を壊されるとぼろぼろになる。ちょいちょい身体だけの関係の女がいるところが精神的な弱さを表してるようにも見える。イケメンじゃないと救われないキャラだけど、実際はどうなんだろう。記述なし。
総じて言えば、読後感もすっきりしてるし、中盤もどんな展開になるのかハラハラ出来ておもしろい小説だった。一つ言えばマドンナのりおがあまりにもつなぎ役としての役目しかもって無くてすこしがっかり。せっかく三角関係があるなら、もっと恋愛のドロドロがあってもよかった。"