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MBAクリティカルシンキングを読んだことがある人なら、似たようなことを教えてくれている本だという印象でしょう。私がそうだったので、最初は読み飛ばそうかと思ってました、が、深く読んで損はないです。特に私にとっては、現に抱えている営業活動についての問題解決が取り上げられてたからです。「なぜ」の掘り下げ・コインの裏返しにならないは最初の肝です。これができれば問題解決の土台はできたようなもの。日本語の「なぜ」のあいまいさの説明は目からうろこでした。
図書館で借りたけど、自分で持って置き、時折振り返りたい本です。
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全体を通した架空事例があって、理解しやすい内容だった。確かにハウ思考に陥る危険があり、気づきも多かった。実践用にフレームワーク一覧とかあるとなおよし。
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問題解決には、効果的に問題を解決するための「思考プロセス」と「手順」が存在する。
本書は、元外資系コンサルティングファームで活躍した筆者が、トヨタ自動車など名だたる企業の研修トレーニングの経験から、問題解決に向けた「思考プロセス」と「手順」をまとめた実践書だ。
本書の秀逸な点は「ストーリー仕立て」と「体系的な解説」がセットで描かれている点だ。
問題解決プロセスは、ともすれば「理屈はわかるが、現場で活かせない」という状況に陥りがちだが、本書は問題解決における「リアルな現場ストーリー」が描かれているため「どのような局面で」「どのような手順で」「どのような思考プロセスで」考えれば「現場で生きるか?」がわかりやすいのが特徴だ。
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すごく勉強になった。勉強になったけど、私のような怠惰な人間は、本で読んだだけではなかなか実践できないんだよね。座学研修を受講したい。
トヨタでは全社員がこういった研修を受けていると書いてった。やっぱり大企業に入社するメリットは、そういうところに大きいと実感。
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わかりやすい!!!
実践を積みながら繰り返し読みたい本。
高いビジネススクールの講義を受けるくらいの価値があります。
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20200610
『ロジカル・プレゼンテーション』に続いて問題解決のコンサル本。高田氏は言葉に対する意識が高く、内容も他のコンサル本と比類にならない。常に以下のメモを参照して王道の考え方を真似したい。
1番すぐに実践したいのは、問題を捉えるWhereの姿勢と、その中で原因Whyを探して、そこに打ち込むHowを決めることである。How思考の落とし穴に落ち込まないように口酸っぱく気を付けたい。
//MEMO//
ロジカルプレゼンテーションに次ぐ、問題解決にフォーカスした著作。高田氏の著作は非常に分かりやすく今回も問題解決法ということで、数多のコンサル本に負けないインサイトを吸収できると期待。
基本的には、相手目線での目的→論点→仮説→検証→示唆の流れなのであろうか→否
本書のスコープ
5 分析力
6 問題解決
7 戦略立案
1 問題解決の手順
Where,Why,Howで問題を見極めること
・How思考の落とし穴に嵌らない。闇夜の鉄砲は撃たない
→考える前に思い込みで行動してしまう(無駄、時間がかかる)、言われた通りに行動してしまう(代案を思いつかない)
・Whereで特定した場合、ブレないよう合意を取り付ける
・思考法パターン
①How思考
②コインの裏返し
③原因の決めうち
④分析屋
⑤ぶつ切り
⑥問題解決思考
2 問題の特定
①問題の全体を正しくとらえる
→MECE
②問題を適切に絞り込む
→4W(When,Where,Who,What)
→ロジックツリー、または、マトリクス
③論拠を付けて問題を特定する
→論拠=問題が問題であるといえる理由
→論拠と原因は違う。論拠は元の問題に対して関係するか、寄与する。一方で原因は真逆の理由
→論拠付け=増加または減少が大きい、改善可能性が高い、全体に占める割合が大きい、波及効果が大きい
3 原因の追及
・コインの裏返しをしない
・分解→Whereを特定するため。足し算で分ける
・深掘り→Whyを特定するため。掛け算で分ける
①因果の構造図で深く広く掘り下げる
→Whereで絞り込んだ問題から掘り下げる、なぜを繰り返す、論理の飛躍に気をつける、打ち止めなるまで掘り下げる
→もれなく幅広く可能性を考える
→事実で確認する、正しい日本語で掘り下げる、自分を主語として掘り下げる
②因果を正しく考えられたか確認する
③手を打つ場所を決める
→主たる原因に手を打つ、全体に影響が出るように手を打つ、浅すぎず深すぎないところに手を打つ、立場とリソースを考え分担しながら手を打つ
→単にやっていないだけの原因に手を打つ、入ってくる矢印が少ない原因に手を打つ、下にある原因を避けて手を打つ
→悪循環を断ち切るように手を打つ、いくつかの原因にまとめて手を打つ
4 課題の設定
課題=①発生型(マイナスからゼロ)、②設定型(ゼロからプラス)
設定型の場合
・あるべき姿を定める=What
⑴視点を定める
①大目的の視点
②内部環境の視���
③外部環境の視点
⑵目的を具体化する
・目的→誰が、何を、どうする
⑶KGIの設定
・目標→いつ、どの程度
5 対策の立案
・成果につながること
・分かりやすいこと
・着実に実行できること
評価方法
・効果
・コスト
・時間
6 対策の実行
・素早く着実にやりぬく
・タスクを見える化する
・対策の実行をモニタリングする
→KPI、KPI基準値、アクション、仕組みを事前に計画
7 評価と定着化
CAPDのサイクル
・今の問題解決を完遂すること
・組織に根付かせること→標準化、横展開
・新たな問題解決に取り組むこと
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【★:3.5】
コンサル的問題解決本。
問題解決について、問題特定・原因究明・対策立案実行・検証といった各プロセスを体系的にまとめた1冊。
分かりやすくよくまとまっていると思う。
ただ読んでいて「おー、なるほど」みたいな目からウロコ感が少なめに思えたので★3.5とした。
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今まで確実にwhereとwhyが混在してたことがあったということに気づくことができた。
学んだ問題解決の手順を自分のケースでもしっかり実践したい。
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20210222
課題図書として選んで中盤からは速度的に読了。
問題解決の3つのステップ。
Where どこに問題があるのか
Why その原因は、なぜなぜを繰り返す
How どう対策するか
最初から対策思考の落とし穴にはまらない事。
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ビジネス本ですが、大学の先生が書いたような内容、書き方です。ボリュームのある内容ですが、正直ここまでできるのか、という印象があります。
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難しいけど、論理的思考力が身についた。
「なんとなく」なんていう考え方はしなくなる。
この本を読んで問題解決の方法や考え方をインプットした後、必ず"アウトプット"することがとっても大切。
私は入社1年目でこの本を読んでから、常に仕事をするときに「AS IS(現状)」「TO BE(あるべき姿)」「GAP(問題)」を考えて行動するようになったよ⭐︎
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寄り道を多くしてしまう人におすすめの本です。
問題解決の前提についての考え方を学ぶ事ができました。
where what how の順序で考える事を念頭に置く事忘れないようにすると、寄り道が減ると感じました。
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論理的思考を養いたい方におすすめ。
色々な視点での問題解決の糸口が書かれていて、内容は高度。ただし、すぐに実行できる解決手法などもあった。
特に問題には発生型と設定型の2種類があるという発想は新鮮で、解決のアプローチとして面白いと感じた。
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元アーサーDリトルの筆者がビジネスにおける問題解決のアプローチについて、架空のメーカーでの事業改革を例に簡潔にまとめた名著です。
Where Why Howというフレームワークの中で抜け漏れなく議論を進めていく実践的な手法は大変参考になります。来年度よりコンサルタントとしますが、実務を経験した後にもう一度読み直したい一冊です。
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ストーリー仕立てでとっつき易く、問題解決の考え方を順序立ててまとめている。
手順は共通で
WHERE 問題の絞り込み
WHY 原因追求
HOW 具体的対策
その中ではあるべき姿を設定しなくては道に迷ってしまうし、最終PDCAが大事