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根が真面目で優しい子ほど神経症を発症すると言う…人間のカネキくんは天涯孤独な身の上の孤独さを内に秘め、順応しようとしていただろうに、グールに絶望から救い上げられ、仲間を得た事で、自分は一人ではない、と思ってしまった。故に、異常なまでの責任感、自分を孤独のどん底から救ってくれた仲間を絶対に失いたくないと言う強迫観念に捕らわれてしまった。
思い返すと、誰もカネキに「強くなれ」と促したわけではない、そう言う場面はヤモリに拷問されている間に自分の内なるリゼと会話していた間にそそのかされただけだ、そのリゼももしかしたらカネキの崩壊寸前な精神が作り出したものかもしれない。カネキは自分で自分の行く道を決めた。自分の決めたことにあまりにもひたすら正直に進んで行こうとした。
と本編は非常にシリアスな状況なのだが、不覚にも巻末の世界の童話パロで爆笑だ…
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言わせてもやおうって可愛すぎでしょ。酔ってなどいないって言って下位捜査官20人背負い投げする篠原さん好き。亜門良い、腕立て。
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「僕の邪魔をするやつはみんな…摘まなきゃ」人間を捨て、「アオギリの樹」への協力を宣言した、元〔CCG〕解剖医・嘉納。そして、四方に攫われた、リゼ。理解不能の現実の連鎖に、我を失ったカネキは“半赫者"へと姿を変える。暴虐の限りを尽くすカネキを前に、善戦する篠原特等捜査官と〔CCG〕は、ついに「SS級配置」を取る。“喰種"×〔CCG〕、頂上決戦の行方は…!?(Amazon紹介より)
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ナシロとクロナと什造の過去の話を絡めての
戦いは壮絶。
カネキたちも、どこをみても壮絶な戦いしかない。
亜門も喰種に育てられて、情も湧いてしまっているところがあるのは什造と共通しているのだ。
金木と亜門の戦いのシーンは切ない。
金木がもう少し普通に話せる状態だったら何かまた違っただろうか。
守りたいと言いながらその相手を傷つけ、それに気がついて錯乱する様子は見ていられない。
万丈さんは本当にいい人だ。
「誰かを救う前にお前が救われてくれ」
という言葉を、傷つけられた直後にもかけられる。
篠原が死んでも後悔しないという什造、
シロナを置いていけとあっさり言う嘉納。
そして、混乱しながら戦っている中でも
篠原を必死で食べないように抵抗していた金木。
誰が一番、”人間らしい”のか。
小説を読んで普通に楽しめている金木にほっとするし、サイン会に出かける気になってくれて良かった。
高槻先生のサイン会のやり方、かなり時間はかかると思うが、これだけのファンサービスをしてもらえるのは羨ましい。
ヒデが金木の名前でサインをもらいに来たことがとても気になる。
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「生む原因を作った」と「生んだ」では結構ニュアンスが違うんだけどその辺、カネキが勘違いしているだけなのか?
まぁ、目の前の敵を倒せば済むと思ってるぐらいだからそうなのかもしらん。
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金木も亜門も誰かを守るために戦う。金木はバンジョイさんの言うようにいつか救われてくれ。ナキはアオギリだけどすげぇ仲間思いでいい奴なんだよなぁ。変態上等捜査官、相変わらずの四コマに和む(笑)