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本書は、グラフィックデザインの現場で必要になる知識と考え方、
それを形にするためのアプリケーションの技術の両方を、
実践的なプロセスでわかりやすく解説したデザインの教科書です。
東京造形大学で教鞭をとるカイシトモヤが、デザイナーとして、
また教員として培ってきた現場のリアルなデザインをこの一冊にまとめました。
本書は大きく「形」「色」「文字」「写真」「レイアウト」「印刷」の6章に分かれています。
「形」と「色」ではデザインの造形性に関わる大切な要素として理解を深め、
「写真」ではフォトディレクションという役割を担ったときに必要な知識を学びます。
「文字」や「レイアウト」では、情報をきちんと伝えること、効果的に見せること、
といったビジュアルコミュニケーションを軸に考えていきます。
「印刷」では、印刷や加工に関する知識を柱に、
思いどおりの印刷物をつくるにはどうすればよいかについて学びます。
それぞれの章は思考から手作業までがスムーズに繋がるように構成されているので、
ぜひ手を動かしながら読み進めてください。“どう考えて、どう手を動かすのか"、
しっかりと「やり方」が身につく、デザイン入門書の決定版です!
一通り読んでみて、とても参考になりました。
抜けてしまっているところや初めて知ったところもありました。為になる。
初心忘れるべからずと言ったところでしょうか。
基本を押さえておけば応用は効かせる事が出来るのでこの本は近くに置いておきたいと思います。