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資本主義の終焉と歴史の危機 みんなのレビュー

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みんなのレビュー204件

みんなの評価4.1

評価内訳

195 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

大いに買いである

2014/07/08 18:48

20人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wayway - この投稿者のレビュー一覧を見る

或る意味、衝撃的な新書である。
1974年以降、実物経済においては先進国が高い利潤を得ることができる
フロンティアはほとんど消滅してしまったという。
つまりは、「地理的・物的空間」の拡大は困難になり、投資をしてもそれに
見合うだけの利潤を得るという資本主義のシステムが限界に突き当たり、
資本主義が終焉を迎えたはずであったのだという。
そこをアメリカが「電子・金融空間」そ創設することにより延命させてきた。
それによりBRICS等の新興国を成長させてはいるがそのシステムも、もう
成長させる新興国自体が無くなってきているのだと。
そして、既に日本が経験をしているゼロ金利、ゼロ成長、ゼロインフレ
が、徐々に世界へ拡がっていき、貧困国へと向かうのだともいう。

ひとくちに、本書の内容を語れないところにも、また本書の
持つ意味が含まれており、新書にしておくにはもったいないくらいの
しっかりとしたロジックに支えられている。
一度、読んだだけではなかなか私には分かりにくかったので、
何度か読むことになるだろうと思うが、この内容にしてこの価格
は安過ぎる。

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紙の本

「資本vs国家」恐ろしい一冊

2014/03/21 18:20

18人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とーるさん2 - この投稿者のレビュー一覧を見る

一気に読み終えた。
しばらく茫然として動けなかった。

歴史認識の重要性を感じるとともに、
今の為政者や資本家たちは何を考えているのかと不信感が堆積した。
現状を知らないのか、それとも知っていて見ないふりをしているのだろうか。

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紙の本

500年ぶりの経済の大転換期における新システムの構築を説いた画期的な書!

2017/11/28 10:16

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、日本が世界各国に先駆けて16世紀以来続いてきた資本主義が終焉を迎えていることを説くとともに、その克服法と新しい経済システムの構築を示唆した画期的な書です。ご存知のように、ゼロ金利、低成長を続けている日本経済ですが、これは投資しても利益が出ない、すなわち、これまでの資本主義が機能しなくなっていることを意味していると同書は解説してくれます。こうした状況は、現在の日本で急速に明確になっていますが、遅かれ早かれ、他の先進国にもこの状況は現れてきます。こうした資本主義の最終局面にあって、私たちはそうすべきか、そして新しいしシステムをどう硬直していくべきかを説いた画期的な書です。

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紙の本

資本主義終焉後にはどんな未来が待っているのか?

2015/09/27 10:24

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:洗濯の自由 - この投稿者のレビュー一覧を見る

財政出動で景気回復を狙うケインズ主義が短期的な効果しか得られなかった。それに対し、景気回復には資金量を増やす事が一番というマネタリズム。長引く不況に対する0金利政策継続は資本主義の最終局面とも言える。アベノミクスもその金融緩和の継続に過ぎず、新しい政策でも何でもない。出口が見えない資本主義経済を救済するヒントが見つからないかと思い本書を読んだ。各種景気対策の功罪や経済史の分析はとても解り易かった。但し、筆者もそれを踏まえて今後どうすべきかという答えは見付けられなかったようである。100人いれば答えが100個あるような問題に対し、どれも正解でどれも不正解だと思うので、批判を恐れず筆者なりの“不正解の結論”があっても良かったと思う。

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紙の本

とても面白く一気に読みました

2015/04/09 09:34

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちょびちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

もう地球上にフロンティアはもうないのは事実。そこで「次は宇宙開発」というよりは現実的なお話です。5年くらい前でしょうか、中小企業社長向けの経営講座で某コンサルタントが「100万円のもうけがあれば投資してください、機械や従業員に使うよりよっぽど楽に金儲けができる」という趣旨の話をしており、非常に違和感を持ちました。同じ100万円かもしれない、でもその100万円で各種社会保険を払い、従業員を雇ってそれぞれの生活をささえているわけで、それは見えない形で社会還元されているもの。たとえばたとえ零細企業で賃金が少なくても社会の末端まで雇用があるから社会不安が少ない、治安のよさにつながるなど。ただ純粋にお金の増減のみを考えるなら確かに投資かもしれないけれど、社会的責任が欠如した暴言に感じました。ここには書かれていないけれどエコや地産地消の運動が対抗できる方法の一つか.

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紙の本

日本の近未来は待ったなし

2018/01/15 19:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:在外邦人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

中世からの長い歴史的事象を踏まえた冷静な経済分析は説得力がある。著者は如何に個人が金儲けをするかという視点ではなく、全人類は不可能ながらも、より大多数の人間にとって選び得る最善の道を目指している。一握りの強欲が、人類と地球を危うくすると説き、残り少ない時間の中で我々1人1人が真剣に考えなければ人類は後100年程度しか生存出来ないという説を披露している。日本人が「足るを知る」という思想に立ち返れば活路はあるようだ。基礎的財政収支(プライマリー・バランス)の改善や消費税増税を否定的に受け止めていたが、日本がポスト資本主義へソフトランディング出来るか否かの鍵が示されており、改めて考えさせられた。緊急に必読の書。

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2014/03/22 09:11

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2014/06/07 22:56

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2014/03/27 12:02

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2014/03/27 14:04

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2014/04/03 21:17

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2014/04/10 08:41

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2014/04/16 11:51

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2014/04/21 18:27

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2014/04/29 15:03

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