紙の本
次代を担う2人
2015/11/17 17:05
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投稿者:円月堂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在を代表する人形遣いの両氏が、文楽との出会いから今までの歩み、そして芸論を語ってくれています。
それぞれがお気に入りの作品をランキング形式で示してあったりして、それもまたうれしい。
文楽入門書には最適です。
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人気の人形遣い桐竹勘十郎が同い年の吉田玉女と共著で文楽の世界を紹介します。二人があげる演目マイベストテンがオススメです。演者の目線で好きな演目の見所や難しさを語っておられるのが新鮮で、とても参考になりました。今後の抱負を聞けたのもよかったですね。
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文楽好きな人には宝物のような一冊。勘十郎さんと玉女さんの対談、そして呂勢大夫さん・燕三さんのインタビューには本当に痺れる。まだ文楽の魅力に触れたことのない人にはとっかかりにおすすめ。知らないなんてもったいなさすぎる!
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歌舞伎だけでなく文楽をもっと見たい。
義太夫と三味線、足左主の連動!
ゆかりの名所情報、大阪出張多い時期に知りたかったな。
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カラー写真がいっぱいで見るのが楽しい!
中の人の思いがよくわかる!
でも作品解説が短すぎてどんな話かはよくわからない!(笑)
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2021年文楽初観劇。観劇3回、寿式三番叟/双蝶々曲輪日記、ひらかな盛衰記、団子売/ひらかな盛衰記、を観ました。
分からないことがたくさんなのだけれど、物凄く惹かれる。図らずも幸いなことに桐竹勘十郎さん、吉田玉男さんの演じる世界を観ることができて、そのあとにこの本を読んで、分からないんだけれど愉しくて。また観に行こう!
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勘十郎さん、玉男さんの対談、呂勢太夫さん、燕三さんのインタビューがとっても充実しています。皆さんどのように技芸員になられて、今は何を目標にされているのかというお話をされています。共通するのは芸事に正解も終わりもないということでしょうか。厳しく奥深い文楽の世界が伺い知れます。でもだからこそ演者も観客も文楽に夢中になるのですね。
インタビューだけでなく、文楽ゆかりの寺社仏閣の案内や、黒門市場のグルメ紹介もあります。東京住みで大阪遠征を考えている私にはありがたい情報でした。
また凄いのは咲寿太夫さん書き下ろしのコミック!お上手だし、文楽劇場の舞台裏がわかるので必見ですよ。