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アンの時代背景、文化的背景、そして最後の章の訳文の比較、とても興味深くおもしろかった。ただ、赤毛のアンはフェミニズムだろうとその点で矛盾していようとなんだろうと魅力的なのである♪( ´▽`) マリラの隠れた顔もおもしろかったな〜。
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ダイアナは、とても美しいと言われているブラック・アイリッシュでは。
「赤毛のアン」に出てくる登場人物の言葉使いや名前、作者モンゴメリー研究、作品当時の時代背景から、登場人物のおかれたバックグラウンドや心情を解説。
というと、堅苦しく思う方もいるかもしれませんが、著者も書いている通り、あらすじを追いながら「快読」、楽しく読める本です。
後半は、村岡花子さんはじめ、3者の邦訳を比較したり、日本での赤毛のアンの受容、また、それを研究する海外研究者の紹介など、「赤毛のアン」をもう1度楽しめる「再読「赤毛のアン」」でもあります。
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赤毛のアンの登場人物の中で、マリラが一番好きなので、マリラの変化を細かく追ってくれてうれしい。
本当にマリラを縛っていたのは何だったのか、言われてみると目からうろこでした。
マリラのことを「堅物ゆえに行かず後家になった人」と思っている人はぜひご一読を。