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つまらなかったー。550ページくらいあるけど、そのほとんどは情景描写で内容はその1/3程度なのではないでしょうか。たくさん斜め読み。世界観に入り込めませんでした。ミステリーの要素は実はそれほどなく、どちらかというと文明や善悪、「生きる」ことをテーマにした内容なんだろうな。なんかよくわからんまま読み終えた感じ。
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5年経ってようやく文庫化したということで、期待大で読んだ。
ところどころ、引き込まれる展開はあったが、途中で中弛みが多かった。
文章が平坦で迫力があまり伝わって来なかった。
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不思議な世界になぜかとばされた男女の不思議な話
もちろんいろいろな問題が起こる!
何事も冷静に処理していくか、熱くなって行動するか?
それなりに面白く読めたけど、なんかこじつけっぽいかな
ネタが尽きた?
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あー、なるほどね。
そういうことですか。
ハラハラし過ぎて読んでいて
何故か疲れてしまいました笑
絶望に立ち向かう勇気は本当にすごい。
最後はうまくまとめて終わったなぁって
感じでした。
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壮大なスケール。。
みんなに生きてて欲しいと思いながら読み進めた、、
命を大事に、今出来ることをして、悔いのないように今を生きたい。
内容とはかけ離れてるかもしれないけど、これが読後に思ったこと。
違う時期に読むと、思うことが違ってくるかも。
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13秒間の時間の消滅により、何故か東京に取り残されてしまった男女13人のお話。
一応何故取り残されてしまったのかの納得いく説明があり、かつ最終的に元に戻る際の内容も結末も極めて妥当であると思う。
が、それで面白かったかというと正直微妙。
色々と不満や疑問はある。
・何故この世界は大雨や地震といった天変地異が中途半端に起こる状態なのか。
・何故13人しかこの世界にいないのか(13人というの帯で見て初めて知ったが、しかしいずれにしろ、この世界にいる理由からして、13人、しかも日本で、東京だけというのは設定上無理がありすぎる)。これが全く理解できないから、何故この少人数だけで新たな世界を作っていこうという話になるのか、もっと別の人を探せばいいじゃないかという疑問が絶えず頭をループしていた。
・そもそもこの状況は物理的な矛盾であり、数学的な矛盾ではない。
・ワープするのではなく、13秒消える(”消える”という言葉の意味自体既に曖昧だが)ということは、そもそも13秒以降が存在するという前提の上での話であり、本当に消えるのであれば、13秒だろうが1秒だろうが、それで終わりのはず(というかそれが世界が”消える”という言葉の意味のはず)。
が、やはり一番楽しめなかったのは、登場人物に現実感がなく、共感を全くできなかったからだと思う。
想像もできない世界の話だからしょうがないのだが、どうも登場人物が、作者が言わせようというセリフをただつぶやき、演じさせようとしている行動をただ演じているだけにしか思えなかった。
主人公が不明で、かつ主人公っぽい警視の兄は考え方や冷静さが現実離れしており、もう一人主人公っぽい巡査の弟は、そもそも兄との関係性以外全くない面が見えてこない点も、そういった感想を持ってしまった要因だと思う。
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プロットはさすが、というかんじ。
前半、ここまでもりこむ必要があったのかなぁ、というのが個人的な思い。
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オチもよく使いまわされているようなもので、とくにこれといって新鮮味無し。どうして東野さんがこれを書こうと思ったんだろう。なんかのパロディだったのだろうか?
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SF小説に設定云々の話で細かいツッコミを入れるのは野暮といえば確かに野暮かもしれないが、釈然としないところがあったのも事実だ。
個人的に初東野圭吾作品だったが、文章力、表現力が作家レベルとしては極めて平凡で、スリル感、ハラハラ感というSF的に重要なスパイスがいまいち欠けていたし、キャラクターの設定がチープな映画やドラマ、少年マンガにでてくるような感じで、物語に深みが感じられなかった。
たとえば貴志祐介の『新世界より』のような壮大で圧倒的な構成力であったり、パラレルワールドを展開していく西澤保彦の『七回死んだ男』のような巧みなストーリー展開であったり、個人的なお気に入りSF小説とどうしても比べてしまってケチの一つや二つつけてしまいたくなるのだが、
とはいえ、話のプロット自体は面白く、特に後半、ページをめくる手が止まらなかったのは、面白かった証拠でもあると思う。良い小説を読めた。
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いつも書くけど安定した面白さだわ
結構厚かったけど、読みやすくて映画を見ているよう
スピード感もあって終わり方も良かった
あの大変な時に、誠哉のように冷静ではいられないだろと,その冷静過ぎる姿に この人悪者か?って途中疑った 笑
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東野圭吾の本なら何でも買ってしまうけど、結構振れ幅あるので考えものだな。
ある超常現象で地球に残された13人の男女。さて、彼らの運命や如何にというお話し。
すぐに事が起こり訳の分からない世界に突入するのは、この種のお話としては良いのだけれど、そこからは分厚い本の大半が、瓦礫や残骸に行く手を阻まれ、ようやく見つけた建物が地震や大雨洪水で孤立していく様の描写に割かれるのにはちょっとうんざり。
その度に人々の間で感情が行き違うのもありきたりで、極限状態にあって食欲や性欲がどうなっていくのか、生きる意欲が湧いてくるのかなど、なかなか興味深いところは突いているのだけれど、匂わせただけで丸め込んだ感じ。
主人公たる兄弟の、兄の潔癖さも弟の思慮の無さもあまり共感が出来ず、今回はハズレでしたということで。
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とにかくおもしろい
難解な設定もさることながら、近代文明が忘れてしまった人間の本質をみたような気がします。
世の科学者たちも、こういう作品でもって、超自然の世界を世の中に伝えていってほしい
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出張続きで頭がおかしくなったので、3流SF映画を観ようと思ったが、適当な時間の上映がなかったので、仕方なく駅の本屋で代わりの小説を購入した。
某親友が数学と13が好きなので、いつか話の種になるかなとも思った。
SFとしてはちょっとアレな設定で、ミステリーですらないが、あっという間に読めて、多少は頭の休憩になったかもしれない。
後で、登場人物の人数が13人だったと気づいてふうんとなったが、13日の13時13分から13秒間という至極地球的時間に宇宙的現象が起きるという発想もどうかと思う。せめて13の素数としての性質に関係した話であってほしかった。
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途中から展開が読めるのがちょっと、と言う感じだがファンタジーぼさがあるのは個人的には好きな部類です。
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東野圭吾はもういいやと思ってたけど、パラドックスというタイトルに惹かれて購入。
スピード感あり良い感じの緊張感ありで、一気に読めた。
ただ、結論的には期待していたものではなかったな。
もっと数学的な論理が展開されるのかと思ったけど、13という数字の根拠は特になかったしこの現象の謎は結局謎のままだった。
あり得ない状況で死に向き合った時の人々の心理を描いているところでは考えさせられるテーマも出てきていたけど、それが解決されるわけでも活かされるわけでもなく、最後あっけなく終わった印象。