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【Entertainment】過去のある女/レイモンド チャンドラー(小鷹信光(訳))/20141106(81/255)
◆きっかけ
・「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」原文は「If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.」作中のヒロインから、「あなたの様に強い(hard)人が、どうしてそんなに優しく(gentle)なれるの?」と問われて。
上記はあまりに有名なフレーズ。しかし、実際どのようなシーンでこのフレーズが登場するのか知りたくて。
・以前読んだ、「甘い生活」(島地勝彦著/ 2010.5.14)では、上記フレーズをモジって、「人生は明るくないと生きていけない。でも面白くなければ生きる意味がない。」としている。これにも共感。
◆感想
・過去に謎のある女がアメリカからカナダのバンクバーにわたるところから始まる。彼女についまとうジゴロが殺され、ホテルに住む老紳士、殺人課警視等が彼女の謎の部分に惹かれていく。最後の終わり方は良く分からないが、女は怖い、ということか。
・シナリオ風に書かれているのがとっつきにくかったが、なれると情景をイメージしやすかった。
◆引用
なし