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ヘイトスピーチは言論ではなく暴力だという主張は、自分がこれまで感じてきたことの言語化でした。
「死ね」「殺す」「レイプしてやる」は、言論ではなく脅し。
この犯罪を、言論の自由という美名で守るのはナンセンス。
言論の自由は大事だからこそ、濫用してはならないという主張は、至極もっともだと思います。
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「We are alredy living together」
今なお在特会のような形で差別が横行していることに、とても驚いた。本の中で右翼の方が「日の丸」が泣いていると表現されていた。私は左でもないし右でもないのだけれど、この表現には共感する(自分以上に強い想いをもっている方だからなおのことだ)
在特会の一連の行動が日本をよりよくしていく原動力になるのならば、彼らがやっていることに意味があるだろうけど、どう考えてもみじんもない。
そもそも特権がないのにあるかのように批判する、その1点だけでこの組織の存在意義はないと思うんだけどなぁ。自分と近い違うものを容赦なくたたくその姿勢は、到底理解できないなぁ。
自分自身が損なわれている感覚を人に向けず、向き合っていけたらもっといい社会になるのだから、企業に使われる身分ではなく、もっと視野を広く、生きて行けるようになれたらいいなと思う。
また、在特会の歴史の浅さにも驚いた(2007年1月発足集会)。この30年にすべて起こっていることだったんだ。
1995年人種差別撤廃条約に加入
2009年の京都朝鮮第一初級学校への示威行動
(これも大の大人が小学校に乗り込むって時点で、
その行動そのものがどうかと思う)
表現の自由とヘイトスピーチ、レイシズムの規制。
人格権と民主主義を守るため
新大久保が職場から近い身として、
少しは知識を得ておきたいと思い、図書館でたまたま見つけて借りた。
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佐高信、香山リカなど19名が、ヘイトスピーチとレイシズムに対する批評を書いています。
辛淑玉氏が代表になっている「のりこえねっと」の活動も知ることができる。
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ヘイトスピーチも,自由な言論の一つだから憲法上規制しにくいというのは,例えばわいせつ文書や脅迫文について刑法で処罰されることを考えると決定的理由でもないようにおもえるが,要するにそれが政治的言論(のよう)であるから事前・事後の規制になじまないということなのだろうか。確かに言論法上の難問に思えるが,引用されているヘイトスピーチはどうも政治的言論とも解しにくい悪口雑言のたぐいであって規制になじまないとは考えにくい。社会問題としてみても相当に解決するべき事柄は多く,その道のりが険しいと思わされた。