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読んでいる間ひたすら生麩が食べたくて仕方ない作品でした笑
巻末に作中のレシピがいくつかあったので鶏と大根を炊いたん見たときはこれ!食べたい!って。
お話の中身はミキが炊いた栗ごはんみたいなほっこりあったかなものばかり。文章も読みやすく、すぐに読了してしまいました。
これからはあったかな気持ちでお料理や作ってくれた人に愛情を噛み締めながらごはんが食べられそうですし、自分もそんなお料理を作りたくなりました。
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京都の古い長屋で、土曜日の夜に男性のクラスの料理教室に通って来る人のそれぞれのお話し。
料理教室に通うようになった動機や、年齢も、職業、もそれぞれ。フランス人の方も生徒さんにいました。できた料理を食べるときの会話や、教室で出会った縁で、自分の生活も、変化していく様子が、温かい文章で書かれていました。
丁寧に料理をつくる、愛子先生の姿を読んでいると、ゆっくり、丁寧に料理をしたくなりました。
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軽い読み口でさらっと読める小説。
それぞれの登場人物のエピソードも重みは無くてちょっと物足りない。
あっさりした京都の和食の味付けなのかもしれないけど、時には苦味や辛味があった方が全体は美味しく感じられると思う。
読み終わっても私は満腹にはならなかったよ。
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「男子限定」、 京都の 料理教室での 男性4人の お話。ヴィンセントさんの スイーツ、食べてみたいな♪
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京都が舞台。丹後の説明も少し。
のっけから図書館の登場。素敵こんな出会い!(不純)
建築家さんということで「火山のふもと」。イカス。
粕汁泣けるわ。
もっと読みたいです。また書いてくれへんかしら。
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京都の町屋で、愛子先生によって営まれる料理教室に通う四人の生徒のエピソード。
男性向けの料理教室ということで、よくある料理教室とは少し違った雰囲気なのだが、一つ一つ丁寧に教えてくれる愛子先生の姿勢に、読んでいるこちらまでもが料理をしたくなってくるような気がした。
生徒達が料理を通して自分を見つめ直す過程がしみじみと読ませて、心に沁みる作品であった。
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京都の細い路地の奥にひっそりとある料理教室に通う4人の人々を描く連作短編。
教室で作っている料理の描写が詳しくて食べたくなってくる。
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この本を読んでいて、無性にお料理がしたくなりました。
男性のための料理教室に通う4人のそれぞれの生活における料理の意味は様々ですが、そこに共通しているのは、大切な人や食べてくれる人を喜ばせたいという気持ちかな。
愛子先生が教えるひとことひとことが、なるほどと納得できることばかりで、料理って決して難しいことではないと感じさせてくれました。食材の特徴を知り旬を感じる心があれば自然と献立も浮かんでくるようになるのかもしれません。
生きているということ、おなかがすくということ、そして料理をするという こと。なんでもないようでいて、とても幸せな事。
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愛子先生の料理教室に通う男性4人の短編集。
美味しそうな料理ばかりで、その雰囲気に合ったお話でした。図書館でリファレンスしてくれた人を好きになったお話。
独立することで新たな関係を気づいていくフランス人のお話。親との確執、姉の苦しみを何とかしたい女装の人のお話。
長年連れ添った奥さんに料理教室に通うように言われて、そこで熟年離婚について考えるお話。
人とのふれあいやつながりに郷愁を感じる京都らしいはんなりしたお話でした。
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愛子先生の料理教室に通う四名の男性にまつわるお話がオムニバス方式で描かれている作品。
その人にあった京都の家庭料理が出てくるので、お料理の作り方を学びながら四通りの人生をちょっと垣間見れる。
全体的なバランスはいいけど、フランス人パテシェのセリフがなんかとってつけたような印象があって、残念。
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これはなんだか好きでした。
大好物の京都小説、ってのを差し引いても、ええ話だった。
京都で料理教室をひらいている初老の愛子先生。
その男子限定クラスに集まった4人の生徒たちのそれぞれの物語。
純情な若い建築家の卵、女好きのフランス人パティシエ、家族との関係がこじれている女装男子、倦怠期ぽいおじさん。
食べ物で問題が解決する話もあって、怒ってた人が一口食べたとたん「こ、これは…」ってなって心を開く、っていう展開は王道なんだけどやっぱり面白いなあ。
ってそんな美味しんぼ的な話ばっかりじゃなくて、全体を通して語られるのは、心をこめてちゃんと作られた料理は生きていくうえで大事な芯になる、ってことで。
包容力あふれる愛子先生は、口を出したり説教がましいことを全然言わないのに、みんなの問題に料理でヒントをくれます。
ストーリーは入り組んでなくてすっきりまとまってて、シンプルなくらい。
奇をてらったようなところもないけど、それぞれの問題にぐぐっと引き込まれる。
一冊わりとあっという間に読めちゃうんですが、思いがけないくらいぽんと心に響いてきました。
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そうだなー。。ついつい便利だから惣菜とかジャンクフード食べちゃうけどしっかりしたものを食べていると、精神的にもおかしなことにならないような気がする。。
イージーな生活はダメだなあと反省。
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京都町屋で行われる愛子おばあちゃまの男子限定料理教室 生徒さんのエピソードにほっこり 建築士さんと彫金師さんのが個人的に好き 丁寧に作られる美しい和食も食べてみたいな〜
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読みながら生麩が食べたくなり野菜と生麩の炊いたん作ってしまった。
誰かのために心を込めて作る、だから料理は心の栄養になるんだな。
手を抜こうと思えばどこまでも適当に済ませることはできる。日々の食事ってのはそういうものだからこそ丁寧にきちんと作って食べていきたい。そう思う。
京都が舞台ってのもいい。京都だからこそ、のお話。
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お料理のことがためになった。最近本当にこういう料理教室が人気と聞いているので、行ってみたいなと思いました。