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鈴木明子選手のファンです。彼女の演技はみてるだけで熱くなって、魅入ってるうちに涙がこぼれ落ちてしまう、いつもいつも。
この本もそう。文字はすかすかなのに、読んでいると熱いものがこみあげてきていつのまにか涙がこぼれ落ちてしまう、そんな本でした。
でも。もっといい本に出来たんじゃないかなって思うんです。中身がすかすかに見えてしまうのは、編集でカバー出来たんじゃないかな。もっと写真を入れるとかして。
ファンであるわたしはこの本はいい本だと思うけれど、フィギュアにそこまで興味がない人が読んでも響かないんじゃないかな。
鈴木明子選手が書いてる言葉はどれも素敵だけれど、一冊の本しては残念な箇所がたくさんありすぎて…ね。もっと丁寧に作って欲しかったです。
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真央ちゃん、美姫ちゃん、かなちゃん、ゆかりちゃん…、
世界の表彰台に上がる素晴らしい日本女子のフィギュアスケーターの中でも、
特に鮮烈に覚えているのが、あっこちゃんの滑り。
高難度のジャンプではなくても、その視線で、そのステップで、その演技で観るもの、すべての視線を奪っていった
数々のプログラム。
2008年のNHK杯で生で観られたのが、いかに幸いだったか。それから6年間、ひとつ、ひとつ、着実に積み上がっていって、毎年毎年、わんわん泣かせてくれた、あっこちゃんの演技がとても好きだった。
ふと気づくと、いつも、あっこちゃんがスタオベに時には涙で、時には笑顔で答えている姿を思い出す。
バンクーバーの「ウエストサイド」、はじめて3回転-3回転を決めてぴょんぴょん跳び上がっていた「ハンガリアン・ラプソディ」
キル・ビルのハイドロブレードも最高にかっこよかった!
ひとつずつ、ひとつずつ、積み重なって
完成されたあっこちゃんのスケート人生。
次は振付師として、ひとつずつ積み上げる大事さと
あっこちゃんが身につけたその演技を次の世代につなげてもらいたい!
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(No.14-11) フィギュアスケーター鈴木明子さんの自伝的エッセイです。
本を読んで、明子さんは私が抱いていたイメージそのままの方だと思いました。
真面目で誠実で完璧主義、要領よくごまかすことが出来ないので大変なことも多い。
そんな真面目な方ですから、あまり触れずにさらっと流してしまってもよかったかもしれない摂食障害のことも詳しく書いてありました。
この病気は、根っこに親子関係が潜んでいることが多いと聞きます。
明子さんの場合もお母さんとの関係が原因の一つだったようです。でも不思議なことに発症したのは一人暮らしをはじめてから。
環境の変化がそれまで抑えていたことを表に出したのでしょうか。
そして何も出来なくなってしまった状態で家に戻った明子さんを、丸ごとお母さんが受け入れてくれたことで回復していくことが出来ました。心って不思議ですね。
長久保先生も辛かったでしょう。小さい時から長期の休みのたびに仙台まで練習にやってきていた生徒が大学生になり、さあこれから本格的に教えて上げられるというとき病気になってしまった。(本にはそういうことは書いてありませんでしたが)長久保先生は、自分のせいではないかと悩んだりしたこともあったのでは?と思います。
仙台のリンクが閉鎖になった後拠点を名古屋に移す決断では、明子さんのことを考えたからかもしれないな、なんて考えました。
諦めないでこつこつ努力を続けることで、異例の遅咲きのフィギュアスケーターとして活躍した明子さん。
今後試合に出ることはなくなりますが、プロスケーターとして滑り続けたいとのこと。
振付師になる夢も、明子さんならきっと叶えることができるでしょう。
明子さんの振り付けで試合に出る選手を見るのを、楽しみに待ってます!
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心が折れることがあってもいい。でも、あきらめないことが肝心です。この言葉が、私にとって折れてもいいんだってことで、肩の荷をおろしてくれました。
落ち込むとき、元気がないときがあってもいいんです。でも、そのときには小さなことに感謝してください。誰かに笑顔を向けてください。
完璧主義である私に完璧すぎる必要がないと言ってくれた気がします。
「大丈夫だ」と言ってくれる人がいるだけで、人はこんなにも強くなれるんだということがわかりました。
そういう人を見つけたいし、そういう人になりたいと思いました。
泣く日があっても、愚痴をこぼすときがあってもいい。でも、また元に戻れる強さを持ちたいと考えています。
元に戻れる強さ…そんな風に考えたことがありませんでした。自分自身のことは完璧に求めてしまうから泣いちゃダメ!愚痴をこぼしちゃダメ!ってダメ事項どんどん増やしていって、しまいにはやっぱり自分って駄目だ…みたいに思っていました。。。
元に戻れる強さがあれば、泣いてもいい。
そんな風に私は解釈しました。
明子さんは、完璧主義でストイックな方なんだなと感じました。
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ファンとしてはこの分量でも満足だけど、せっかく内容がいいのだから
スケートファン以外の人にも判りやすいように、編集サイドで
補足説明があればもっと良かったのではないかな?と思う。
そういう意味で「急いで発行しちゃった」という感じが否めない。
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日本を代表するフィギュアスケーターである著者の原点は、
「いまできること」を全部やる。自分の持っている力を出す。
ということです。
本書は、様々な苦しみや困難を乗り越えて成長し、息長く第一線で活躍し続けることができた秘訣をまとめた一冊です。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=2477
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自分に自信がもてない人のための応援ブック。人と比べない、練習を重ねて技術をつける。この2つ。こんなシンプルでいい。小さくてもいいから何か行動しようという気になります。
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このひと、摂食障害になったことあったのか、それがびっくりでした。
そんな逆境があっても自分のやれる範囲のことをこつこつと続けることが大切。
決してできるひとではない、鈴木さんの努力が垣間見れる本でした。
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鈴木明子さんは、私の甥と、同年です。
(生まれたのは彼女の方が一月ほど早いので、学年はひとつ上になります。)
だから、姪のような、年の離れた妹のような気持ちで応援してきました。
でも、彼女に色々学ばされました。
共感できる部分も多かった。
この本は市の図書館にリクエストして
購入してもらったのですが
自分でも購入して、読み返したくなったほどです。
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図書館にて借りました。
とても読みやすく、明子さんの人柄が出た作品だと思います。
「ひとつひとつ、少しづつ」
「出来るまでやればいい」
「出来た自分を自分で褒めてあげよう」
こう書くと当たり前の事なのですが、つい忘れてしまう言葉ですね。
でも少し不満なのが、〆きりや予算の都合上なのか写真が全て白黒・・・(泣)
せっかく素敵な衣装とポーズなんですからカラーで見たかったし、作って差し上げて欲しかったです。
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人は人、自分は自分。
いつ成長するかはだれにもわかりません。
でも、いつかできる、と自分が信じないと。
心が折れることがあってもいい。
でも、あきらめないことが肝心です。
元にもどることを目指すのではなく、成長しようと。
毎日の積み重ねが心を育てる。
天才でもない。
特別な才能もセンスもない。
そんな自分を受け入れた瞬間から、地道な努力をする覚悟が決まりました。
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オリンピックへ2度出場したフィギュアスケーター鈴木明子。
彼女は遅咲きとも称された。摂食障害を経験したことから、リンクに再び上がることは難しいと思われていた時期もあったが、それでもスケートが好きという気持ちは変わらなかった。
自称「できないくせに完璧主義」の性格。
そんな性格を見据えて、鈴木明子は自分でひとつひとつ、少しずつを心がけるようになる。
できない自分を受け入れること
遠回りではないことを結果で証明すること
そのときの自分が決めたことを信じること
心の弱さは技術の不安、打破するには練習を積み重ねること
瞬時にミスを分析して、できることを探すこと
まあ、いいかと思うこと
落ち込んだときは小さなことに感謝すること
願うだけでは何も叶わないこと
楽しい!と思える方法を見つけること
何も考えずに言われたことを素直にやること
生きるためのエッセンスのようなものが凝縮された本。
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苦しいこともつらいことも、嫌なことも、すべて自分には必要だったのです。152
135、何かを手に入れたいと思うなら、我慢や犠牲は仕方がない
つらい練習をがんばった経験が無いのに、心だけが強い人がいるでしょうか?106
摂食障害からの復帰
「もどる」んじゃなくて「進む」んだ、と思ったときに一歩前に進めた気がします
63、自分の弱さに向き合うことは、強い人にしかできません
私がずっと取り組んできたのは「底辺を上げること」27
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焦ってうまくいかない今だから
とても響きました。
鈴木選手のおっとりとひとつひとつ。少しずつ。積み重ねる姿勢。
なによりも、落ち着くことが大切なのだと。
ありがとうございます。
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オーディオブックで。
鈴木明子さんのスケーター人生自叙伝であり、頑張りたいと願っている人に自身の体験を参考にして欲しいとの想いが詰った内容。
外で聞きながら、泣きそうになった。
彼女の頑張りと、困難にぶつかっている人へのメッセージが温かく伝わってきた。
もうオリンピック選手としては引退されていますが、当時こんなに困難と闘っていたとは・・。
将来は振付師になつのが夢とのことですが、彼女ならきっと選手のメンタルな面もサポートも兼ね、良い振付師として活躍されると思う。
鈴木明子さんを応援したいと思ったし、彼女から応援された本。
スケートをやっている人はもちろんのこと、他の分野でお頑張っている人、頑張りたいと思っている人におすすめの一冊。