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「ビア・ボーイ」の続編と言える、著者による1990年代前半のウイスキー業界・メーカーに関する小説。世に出たのは2014年なので最近のジャパニーズ・ウイスキーブームの要素を取り入れており、興味深く読むことができた。サントリー・ニッカウヰスキーが社名を変えて登場しているのは分かるが、あのウイスキーは角瓶なのかダルマなのか。ダルマなら私にも同じ体験がある。
小説なのだが、主人公の芝居がかったところと、主人公の妻の闘病の必要性が、読後引っかかった。
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前作『ビールボーイ』に次ぐシリーズ二作目。
前作は、社内政治、営業マンとしての成長が重きを置いていたが、本作は、ウイスキーそのものにフォーカス。製造過程から、その哲学が非常に巧みに描かれる。また、宣伝マンとして、企業サラリーマンとしての広告づくり、フリーとしてのまたそれ。
個人的にあまり深く知らない世界を覗くという意味では、中々興味深い内容でした。時代設定が、昭和から平成にかけてのバブル期に陰りがさした頃だから、今とは違うのだろうが。
しばらく、洋酒からは離れていたが、久々に洋酒を飲みたくさせる表現が溢れていました。
杜氏、ブレンダー。良いキャラ醸し出してました。
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ビア・ボーイの続編。今回はウイスキー。会社の不正を暴いても、ウイスキーの売り上げを伸ばすことはできなかった。読んでいると、ストレートで一杯やりたくなる。
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ビアボーイに続く第二弾の作品で、今回は本社の宣伝部を舞台にして、ウイスキーをこの世に送り込む物語。ストーリーやテンポは前回に似てなかなかのものでした。ただ、ほんの少しだけ・・・
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するする読んでしまいました。
組織、個人の軋轢。
誰しもある事だからこそ共感してしまいました。
我が腹は突き通す。
難しいよなぁ。