電子書籍
知的野蛮人になるための本棚
2015/09/30 22:29
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投稿者:やんばるクイナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
多様な本を読み漁るという良い刺激になります。楽しんで知性を高めましょう。
紙の本
なかなかGoodです
2014/06/29 14:54
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投稿者:しんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろなシチュエーションに対し佐藤流の本の紹介。紹介された全ての本を読みたいとは思いませんが、びしっとくる本もあり、なかなかです。
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稀代の教養人でありまた読書家でもある佐藤優氏が、『野蛮人』のために選んだ本を紹介する書評集です。彼の文章の中ではかなり平易に書かれており、『役に立つ』という観点で書かれた書評は参考になります。
個人的には図書館で佐藤優氏のような方が司書で、本を借りる際にあの目でぎょろりとにらまれることを思うと、その図書室を利用するのにかなりの躊躇がありますが、それはさておいて、この本は『野蛮人』という認識から脱却するために当代随一の教養人であり、また読書家でもある佐藤優氏が、主にあまり本を読まない方を想定してお勧めの本を紹介していくという書評集でございます。
文章は筆者にしてはかなり平易に書かれてあって、本そのものはかなり分厚いのですが、ものすごくさらりと読むことが出来て、また『実際に役に立つ』という観点から書かれた書評の数々は『何かにだまされないで生きる』という筆者のメッセージを表現しているのではないかと思います。内容については人生を豊かにする教養に関するものや、日本という国がどのようなものであるということを読み解くために佐藤優氏がセレクションした本。さらに、海外情勢を自分で読み解くために選ばれたものに加えて、『頭脳を鍛える談話室』と称された筆者との対談も非常にスリリングな展開をするので、最後まであきさせないつくりとなっておりました。
個人的に一番読みたいな、と感じたのは琉球を舞台にした小説の『テンペスト』で、これは書いている作家と選んだ佐藤優氏のルーツが沖縄であるということと、『沖縄を見れば世界の殆どの問題が集約されている』という観点で描かれた物語の世界観は書評を読みながらものすごく関心を持ってしまいました。確か、この小説はドラマ化されていて、ヒロインを仲間由紀恵さんが演じているということで、沖縄出身の彼女だからこそふさわしいなと思うとともに、書評で書かれた場面を彼女がどのように演じたかということも、すごく興味を持ち、展開される物語も現代にそのまま当てはまる、という点も関心がもてました。
この本で紹介された本を僕は殆ど読んでいませんが、機会があれば、少しずつ読み進めてみたいなと、感じました。
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佐藤優さんが“損をさせない本”をまとめた1冊。
いまの“世界”を読み解くための57のテーマ、
そして、1つのテーマごとに2冊の本を紹介しています。
“優れたインテリジェンスオフィサーは例外なく本好き”
必要な情報を吸収し、教養として昇華していくためには、
そんなヒントがちりばめられているように、思います。
個人的に「教養とは価値観の多様性を認識すること」と考えています。
そんなことをあらためて感じさせてくれました。
直近では「イスラム教」についての本が読みたいな、なんて風にも。
なんにせよ、全部で114冊の本が紹介されているという、
なんとも危険な1冊で、読みたい本が順調に増えてしまいました。。
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1人の人間の能力や経験には限界がある。この限界を突破する最も効果的な方法が読書だ。
著者は、「読書によって教養をつけるためのコツがある。数学で分数が理解できていない人が、微分、積分に関する本を読んでも、絶対に内容を理解することはできない。それと同じように政治や経済、あるいは恋愛についても、本には読む順番がある」と言う。
本書では、当代随一の読書家である著者が、「意味のある読書とは何か」「詐欺師の視点に学ぶ」「格差の本質を知る」「『テロ』を起こす人々とは」「オバマ大統領の戦略」「北朝鮮をめぐる情報戦」など、57の重要テーマについて「真っ先に読むべき2冊」を厳選して紹介。この2冊をきちんと読んでおけば、自分の頭で現在起きている出来事を読み解くことができるようになる。
佐藤流の「知的野蛮人」になるための「書店活用法」「選書術」「読書法」を開陳した、巻頭・巻末の文庫版<紙上特別講義>も必読!
『野蛮人の図書室』を改題・再編集。
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元外務官僚である佐藤優氏による、真の教養を身につけるために役立つ書籍の紹介。
テーマごとに約100冊もの書籍が紹介されているが、どれもこれも魅力的でほとんどすべて読みたくなる。
普段、自分の興味がある分野以外にはなかなか手を広げるチャンスがないが、こういった書評集を参考にして新たな分野に挑戦していきたい。
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佐藤優にしては、アッサリした中身。読書初心者向けという所だろうか。野蛮人が読書をする事で、教養人になる。この二つのイメージを示しながら、タイトルで用いられた、知的野蛮人というワード。野蛮に二つのイメージを持たせると、読み手にはややこしいが、何かここに特別な思いがあるのだろうか。後者は、教養を野蛮に用いる、まさに、佐藤優のようなイメージだ。
この手の本は、インターネットのリンク集のようなものだ。一冊に、無数の広がりの可能性を持つ。従い、この手の本ばかり読むと、当然、消化不良になる。知的野蛮人は、入門編として、良いのではないだろうか。
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現代を深く知るための推薦図書と佐藤さんのコメントが書かれている。
もう一度流し読みをして、自分のブックリストを作るべきかも。
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2008-2010年の週刊誌の連載なのでタイムリー性を意識してか、リーマンショックや政権交代等の世相が色濃く反映されている。今読むとちょっとネタが古いかなという気がしないでもない。これなら本書で1番目に紹介している著者と立花隆の『ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊』の方が有益。
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元々は2011年に講談社からの単行本「野蛮人の図書室」を改題して、冒頭に本屋の上手な活用法、巻末に選書術と毒手法を入れた、PHP文庫版。
正直、元々の原稿は2011年以前の週刊プレイボーイの連載(2008年~2010年)なので、鳩山政権に期待したり、死に体となったブッシュ政権からオバマ政権への期待など、今読むとなかなか厳しい批評のものもある。
ただし、物事の基本を学ぶための読書紹介や当時の雰囲気を知るためには良いのではないだろうか。個人的には「野蛮人の図書室」も読んでいたので、復習がてら読んで、読みたい本が見つかってしまった。この手の本は、たまに読み直すとよい本だと思う。
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男性ビジネスマン向きかなとは思うが、幅広いジャンルの書籍が紹介されている。
更新版が継続的に発刊されるとうれしい。
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佐藤優は、軟硬いろんな本をよく読む人だと思う。
これだけの本を読めば博学になるだろうなあ。
少しずつでも掲載された本を読んでゆきたいと思う。
楽しみが増えた!
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幅広い教養の持ち主として知られる著者が、52のテーマに関して、それぞれ2冊程度の本を紹介しています。
世界情勢や新自由主義、マルクスや沖縄といった、著者が深い関心を寄せるテーマはもちろんですが、中には猫やフーゾク、プロレスなど、比較的くだけたテーマも取り上げられており、改めて著者の教養の幅には驚かされます。
ただ、どのテーマについても、それほど突っ込んだ読書案内はなく、少し散漫な内容になってしまっているような印象もあります。
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1日の総読書タイムは1時間以上が良い。(それ以下はあまり意味がない)
読書ノートはハードルが高い。気になった箇所のページの端を折るだけでも良い。(自分が続けられる読書法を継続する)
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冒頭で佐藤が推す「本読み」巧者として松岡正剛〈まつおか・せいごう〉、斎藤美奈子、鹿島茂、立花隆、佐高信〈さたか・まこと〉の5人を挙げる。松岡・佐高は言わずと知れた極左で、斎藤はフェミニズム左翼である。
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