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ファーストフード店の接客ロボットがプログラムとは別に自我に目覚める表題作、他SF短編5編収録。それぞれ、着眼点や発想が新鮮で面白かったものの、PC音痴の私にはついていけない部分も多くてしんどかった。個人的には表題作と2作目。最後のはガンダムのコロニー落としを彷彿とさせる内容でした(笑)
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片瀬二郎さんって方もはじめてだったけど
まあまあおもしろかったかな~
SFもの短編集
ハンバーガーショップやドーナッツ屋さんや薬屋さんで働くアンドロイドが自分の意思を持ってしまって脱走するけどバッテリー切れになる話や
いきなり自分以外の世界が止まってしまった・・けど
ちょ~~~ゆっくりになっただけで、
頭のおかしい女が悪趣味なイタズラ(グロ)をしてるのを発見して・・って話
どこに落ち着くのかな~と面白かった
世にも奇妙
宇宙の入植者たちは宇宙に適応するウイルスをもつようになってそれに反対する地球のひとにいきなり攻撃を受けてみんな死んじゃうけど女子高生がむむむがんばる話
これはラストもよくていいかんじ!
やっぱり女の子が主人公ってのはいいね!
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近未来SF短編集。サムライ・ポテト、00:00:00.01pm、三人の魔女、三津谷くんのマークX、コメット号漂流記。
いまの日本の、ほんの少し先。翻訳でもなく遠い未来でもない、アニメやゆるキャラ、女子高生のカワイイ日常の延長ってところが、結構新鮮。
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SF5編を収録した短編集。俺、著者の作品を読むのはこの本が初めてだったか、いや中々にオモロい。近未来かつ若干ノスタルジーも感じる王道SF。
表題作のロボット三原則をはじめ、ややもすると使い古されたテーマを、しっかり解釈し直して読ませる短編にする手腕は見事である。文章にこなれが欲しいとこだけど、SFだとこれくらいの読みにくさはあるあるだし、こんなもんかな。
しかし、アトムもガンダムも「近未来」SFになってきたんなだなぁというのは良く考えると感慨深い。俺たちはSFな日常に生きているんだよなぁ。
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79:「NOVA」は5巻くらいまでしか読んでなくて、片瀬さんの作品は初めて。ついったで大森望さんが絶賛してらしたので借りてみたけど、これがもう、「これを待ってたんだ!」というようにしっくりくるSF。どれもものすごく面白くて、特に「コメット号漂流記」は小川一水作品にも通じるギリギリ感と、逆境を切り抜けてゆくぞくぞくする面白さがありました。終わり方もすごくすてき。これはおすすめ!