投稿元:
レビューを見る
終了日 2014・12・15
なんかとても腐女子ウケしてるドラマがあって、それは小説原作で、というんだったら読むしかないでしょ原作を。(ドラマの再放送探すより原作の方が手っ取り早い)
ところがどっこい、腐女子ウケもわかるけど、原作はそれはさておきすごく普通(?)の刑事物ミステリーでした。こういう作品は大好きなのでいい意味で超絶勝手な予想を裏切られて楽しく読んだ。
面白い着眼点だったのが、グレコ氏の云々。日本のこういう作品で、外国人が見てる(かもしれない)日本やそのメンタリティをここまで書いているっていうのが興味深かった。自分の友人にもいそうな考え方…
その他にも身につまされるような解釈も色々あって、ミステリー以前に、日本人と社会とはっていうとこだけでも中々food for thoughtだと思う。
あと印象的だったのが「男性社会」というものがものすごく顕著に(意図的に)書かれてたなあってこと。台詞とか。登場人物のほとんどが男性(故にモノローグとか心情描写とかも大半が男性目線)だったっていうのもあるけど、とても「男」を強調してた。
かといって別に女性軽視って感じも(特には)しなかったけど、ただその「男性的」な視点が強くてなんだか時々落ち着かなかった。そもそもそれが現実だって言われちゃそこまでなんだけどね。
そんな中で翠さんはかっこよかったなあ!なんというか、あの佇まいが。
結論:いろんな意味で想定外だったけどとにかくクライマックスの黒崎さんむっちゃかっこよかったですねでどっとはらい
投稿元:
レビューを見る
チート的能力とそれに対する代償ともいうべき弱点を持ったSTのメンバー。会話文が多く読みやすい文章。ストレスなくサクサクと読むことができた。
もともとはみ出し者の集まりであるSTと、現場を知る刑事たち。お約束ではあるが、その対立と歩み寄り、和解の過程も面白い。
刑事たちが経験で知り実践していることを、STが科学的に解釈しているのが楽しかった。
STの中でも青山がよく喋り、翠と黒崎もそれぞれ活躍したものの、赤城と山吹はおとなしかった。彼らの能力や活躍は?
そして、終始オロオロしていた百合根が今後どのような成長を遂げるのか?
ドラマから入ったので、青山君を志田未来ちゃんで脳内再生してしまうのはご愛嬌。
投稿元:
レビューを見る
「ST警視庁科学特捜班」
面白い!映画になったみたいだから有名みたい!このシリーズ!
様々な特異体質を持った科学特捜班のメンバーがその体質と知能を駆使して事件を解決!
まだまだシリーズ続くので楽しみ!
投稿元:
レビューを見る
ドラマを見て購入。
個性的なSTのメンバー。それぞれの知恵が重なって答えが導かれていくようで好きです。
投稿元:
レビューを見る
警視庁科学捜査班、略称STの警察シリーズ第一弾。
ユニークで強烈なキャラ揃いのチームなので
頭で想像しながら読み進めた。
シリーズは全部読破しようかな。
投稿元:
レビューを見る
評価は3.
内容(BOOKデーターベース)
多様化する現代犯罪に対応するため、新設された警視庁科学特捜班、略称ST。繰り返される猟奇事件、捜査陣は典型的な淫楽殺人と断定したが、ST青山は一人、異を唱える。プロファイリングで浮かび上がった犯人像の矛盾、追い詰められた犯罪者の取った行動とは。最強チーム警察小説シリーズ第1作、
投稿元:
レビューを見る
はじめはキャラクターがマンガチック過ぎるのが嫌だったが、話がシンプルでスッキリ読めたので気にならなくなった。
あっさり読めるので続きも読んでみる。
投稿元:
レビューを見る
多様化する現代犯罪に対応するため新設された警視庁科学特捜班、略称ST。繰り返される猟奇事件、捜査陣は典型的な淫楽殺人と断定したが、STの青山は一人これに異を唱える。プロファイリングで浮かび上がった犯人像の矛盾、追い詰められた犯罪者の取った行動とは。痛快無比エンタテインメントの真骨頂。
投稿元:
レビューを見る
警視庁の科捜研において新しく発足した科学特捜班、通称STの活躍を描くシリーズの第1話。STのメンバーは、個性的な面々の天才科学者5名と天才ではないが若いながらも警部のキャリアである百合根キャップ。STは警察官ではないが、捜査本部に加わり、専門家として捜査に協力する。捜査本部の菊川警部補とは当初反発し合いながらも、徐々にお互いを認め合うようになっていく。ストーリーも申し分なく、とても面白かった。
投稿元:
レビューを見る
百合根 友久(ゆりね ともひさ)
STを任されたキャリアの警部。
赤城 左門(あかぎ さもん)
STの法医学担当。
京和大学の医学部を卒業しているが、対人恐怖症、法医学の道に進む。
青山 翔(あおやま しょう)
STの文書鑑定担当。専門は筆跡鑑定、ポリグラフ、プロファイリングなど。人間離れした美貌を持つ青年。
黒崎 勇治(くろさき ゆうじ)
STの第一化学担当。人間ガスクロ(ガスクロマトグラフィー)と呼ばれるほどに発達した嗅覚、毒物などの臭いをすぐさま嗅ぎ取れる。趣味は武道の修練(さまざまな武道・武術に精通)
山吹 才蔵(やまぶき さいぞう)
STの第二化学担当。警視庁に勤務してはいるが、僧籍を持った本物の僧侶でもある。
結城 翠(ゆうき みどり)
STの物理学担当。絶対音感と超人的に発達した聴覚、露出度の高い服を着ている
菊川 吾郎(きくかわ ごろう)
STと捜査一課との連絡係を担当する刑事。45歳。正確にはSTではなく警視庁捜査一課の警部
リリイタンが中国、台湾、イランのヤクザの愛人を男の変質者の犯行にみせて殺害、青山のプロファイルにより犯人が外国人、女性を特定 。成田空港で変装したリリイを翠の超聴覚で発見
動機が不明
日本市場をコントロールするイタリアマヒィア、グレコの仕掛けは失敗
投稿元:
レビューを見る
隠蔽捜査シリーズが好きすぎて、他の今野さん作品も読んでみようと自分で買った本。
ラストの勢いはさすがという感じで一気に読めて面白かった。
基本的に現実味が無さすぎるとついていけなくなるというか、ワクワク感が半減するというか、メンバーがスーパーマン過ぎて、最初は少し違うかも?と思ってしまいました。
でもさすがの今野さん。結局は引き込まれました。
一番長いシリーズだそうですが、楽しみに読み進めてみようと思います。
投稿元:
レビューを見る
警視庁科学捜査班STシリーズの第一作だ。このSTシリーズの中でも、この第一作目は、内容が濃い。おそらく一番面白い。犯人像の分析で、青山が活躍するが、彼だけではなく、超聴力の翠や武術の達人の黒崎の活躍が凄すぎる。
投稿元:
レビューを見る
有能であるがゆえに変わり者集団の「ST」。
書き込みは足りないけどエンターテイメントとしてテンポよく読めた。
投稿元:
レビューを見る
ドラマの第1話が面白かったため、読んでみた。ちょっと印象が違う。特殊能力を持った5人の活躍が薄い。掴みとしては弱いかな。今後に期待ですね
投稿元:
レビューを見る
おもしろいけど、漫画読んでるみたいな軽さ。
パワーバランスに偏りがある戦隊ヒーローものって感じ。
気楽に読める感じは好きです。
中国人の、料亭経営してるドンみたいな人(名前忘れた)が語った日本人観にギクッとしましたが、刊行の年は1998年。いつの時代も日本人は日本人なんだなあ、笑