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速読は要約力だ。無駄な記述が多い本ほど速読がしやすい。ちなみにこの本は30分以内に速読できる本でした。
「速読はななめ読みでも飛ばし読みでもない。」というが、ななめ読みだし、飛ばし読みだと思った。
要はバッと全体を眺めて要点を自分の脳内でまとめる。そうやって早く読むのが「速読だ。」という。
たくさん読んで、読む力=要約力を鍛えて読むスピードを上げよう。ということだろう。
まぁ、正しいし、それが速読だと思う。言い方がずるいだけだ。気に喰わない。
ただ、本読む3分類というのは納得がいく。①音読②黙読③視読の三種類。①②は実声と心の声に出して読んでいるから、話すスピード以上の速さで読むことができない。それを止めるのが速読だということ。これはとても大切である。
慣れない人は、読書しながら心の声で読まないで、心で「あ~~~~~~~~~~。」と言いながら読めば、速読になっていく。
読むのではない、見るのだ。それが速読だ。
巻末にある速読のおかげでスポーツの成績が向上したという例があるが、これのせいでとても胡散臭くなっている。しかし、本当に視覚トレーニングで運動性能や障がい者の能力が向上したという例はある。
速読というよりも、視覚トレーニングという面で大事ということ。これは賛成だし、実践していきたい。