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旅に出たまま行方知れずとなった夫を、飼鳥屋を守りながら待つ女人のお話。
永瀬さまと結衣さまに出会えてよかったな~、と思う。
最後は、無理やり話を終わらせたような感じになっていたのが残念です。
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江戸の日本橋 ことり屋を営むおけいの主人は行方しれず。
人づてにしか情報が入らないころ ただ待つしかない辛い日々を九官鳥の月丸が放つ声色に助けられる。
おけいの心も変わり始めたころ 主人の行方がわかったり 淡い気持ちが芽生えたり・・・
ラストは おけいさんらしく芯のあるビシッ!と締まってて嬉しかった。
本当は 時と場所を選ばず 大泣きしたいはずだと思う。
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表紙がかわいくて読んでみました。
小鳥たちがかわいい、良い連作だった。続くのかとおもったが、綺麗に纏まってた。
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【内容】「飼鳥屋(かいどりや)」とは江戸期にあった小鳥専門のペットショップのようなものらしい。鳥を探しに行ったまま行方不明になった夫を待ちながら店を営んでいるおけいの周辺で起きる鳥にまつわるできごと。親しくなった同心や町医者たちに支えられたり、アドバイザーとして滝沢馬琴も登場。
【感想】行方不明の夫に関するできごとには決着をつけなくてもよかったかも。そのくだりだけちょっと月並みな展開やったんで。まあ作者的には必要なことやったのかもしんない。あとは楽しめました。わりと珍しいモチーフやったんで江戸期の小鳥事情の蘊蓄とかもっと詳細に描かれてもよかったかな。ただ、今ていどやったから冗長にならず読みやすかったとも思えるし、そのへんは良し悪しかなあ。
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飼鳥屋を営む主人公のおけいさんと馬琴さんや、永瀬さまのやり取りが優しく微笑ましい。謎解きはあっさりしているけど、背景が切なく、続きが気になってどんどん読み進めてしまった。まだまだ続きが読みたい気もするけど、綺麗に終わったので、このままでいいのかもしれない。
帯より
おけいの元へ持ち込まれる鳥にまつわる不思議な出来事と、その裏に隠された恋模様を描く連作時代小説。
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( ´ ;ω; )追憶の羽吉の言動を思い出すだに、おけいさんが哀しくて哀しくて。同巻収容の卵詰まりの話を思い出した。詰は、つまるとも、なじるとも。ひなの世話する話も、長野から出稼ぎ椋鳥の一人息子の話も、かなしいかなしい。
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Yo! 幻の鳥を探しに、
戻ってこない夫を待ち、
小鳥屋切り盛りするおかみ、
おけい、Yeah、鳥にまつわる事件に巻き込まれがち、
愛鳥家の曲亭馬琴が友だち、Yeah!
あらすじを書いていたら韻が踏めたのでラップにまとめました。
さて、江戸時代は和鳥を中心に小鳥の飼育ブームがあったそうです。また、多くの飼育解説書も出版されました。一般大衆のペットブームという意味では犬や猫より早く訪れていたそう。
https://www.inko-friends.com/incolumn-2/#google_vignette
鳥の「ウソ」の鳴き真似をすることから口笛を「うそぶく」という、など鳥Tipsが楽しい本でした。ストーリーは若干ありきたりみですが、ラストの夫・羽吉が新しい妻と帰ってきたところは切なくてほろりとしてしまいました。