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投稿者:たま - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供が図書館でかりてきました。危険動物と、たたかっちゃダメでしょー!!っと思わずつっこんでしまった。危険動物の知識が豊かになります。男の子にはかなり受けがいい。
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妄想する。家から外へ出たところで熊に遭遇したらどうしよう。
通勤途中の電車にライオンが乗って来たらどうしよう。
夜、寝床でこんなことを考え始めると怖くなって眠れなくなる。
旦那は「そんなこと、ありえないから」と言って呆れ顔になる。
しかし、絶対にないとは言えない。近年は熊が市街地にまで
出没するようになったし、以前には千葉の寺院から飼っていた
虎が逃げ出したなんてこともあった。
その昔、東京・上野動物園から黒豹が逃げ出して、帝都厳戒
体勢なんてこともあった。
思いがけず危険動物と出会ってしまったらどう対処したら
いいのか。それをイラストで紹介しているのが本書だ。
おおっ!これは私の妄想に役立つのではないかっ!
読み始めてすぐに脱力。だって、だって。虎にマタタビを
与えろって何よ~。そりゃネコ科の動物ですよ。でっかい
ネコだと思えばいいのかもしれませんが、そんなに都合よく
マタタビがそこら辺に転がってるか?
ピラニアうじゃうじゃの川を渡るなら、好物の生肉を投げて
ピラニアが食いついている間に川を渡るんですって。
アフリカゾウに出会ったらシマウマ模様の布で擬態。ヒクイ
ドリなら棒で足払い。ワニと遭遇したら素早く背中に乗って
ベルトで口を縛る。
全編こんな感じの戦い方ばかり。はっきり言って実践には
役に立たない。子供と一緒に楽しんで読むにはいいかもね。
一応、この動物はこんなところが危険ですよという記述や
海や川に出かける時の服装の注意や、怪我の応急処置等、
真面目なコラムの部分は参考にはなる。
但し、これを読んだ子供が実際にやってみようと思ったと
したら、親御さんは全力で阻止して下さい。
要はさ、動物や昆虫、爬虫類もそうだけどやたらと近づかない
が一番の対処法なんだよね。
だってペットの犬や猫だって、接し方を誤ると怪我するもの。
尚、同じ「もしも?」シリーズで『恐竜の飼い方』も出ている
らしい。こっちの方が面白そうだな。
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他の方も多い書いている通り、実用的な戦い方では無く、この動物はこういう特性があるから、こういう対処法があるかも!?という提案?本である。
子ども向けだし、ガチなこと書いたら殺伐としちゃうものね。
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毒を持ってるモズがいるなんて知らなかったよ。危険だから打ちのめす!じゃなくて、どの動物も生き延びること、子を守ることを一番に動いているんだよってことがすごく伝わってきてよかった。
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「「もしも?」の世界へ誘う!漫画「冒険のはじまり」を掲載!!危険動物と遭遇したときに役立つ!?戦い方・生き残る方法を紹介!危険動物たちの特徴、その攻撃力、攻撃方法などは最新の調査・研究に基づいて解説!豊富なイラストを使用し、ビジュアルで楽しめる!」(『読んでみない?科学の本 しらべてみようこんなこと』子どもと科学をつなぐ会 編 連合出版 2000 の本での紹介より抜粋)