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個々の戦に焦点があるせいか、全体のつながりがわかりにくい。人名も既出のものは下の名前のみで読みづらい。
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日本史の基本を教科書などでしっかりと理解したうえで読んでみると、本書の内容は、楽しく深く理解できるだろう。
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日本史については、小中高と勉強したわけですが、こういう本を読むと、いかに自分の知識が浅いものであったかがよくわかります。
と同時に、「学校で習う日本史って、一体何の役に立つのだろう?」とも思います。
歴史を勉強するときには、何か核になるものがあった方がいいと思っているのですが、「戦い」を核にしたこの本は、かなりいい本だと思います。
高1のときに、こういう本に出合っていたら、もっと楽しく日本史を勉強できたと思うんですけどね。
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小和田先生を監修に迎えているにも関わらず残念な内容。通り一遍の内容であり、名前だけ借りたのではないか。誤記も処々にあるし、本当に校正したのか疑問。
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「即位させる」って日本史を語る重要ワードではないかな
本書上巻は、古代(邪馬台国)〜戦国時代序盤まで。
世界史版を読了しているので、こちらも手に取る。
権威を側面からコントロールして真の権力を握る。
時代が変わっても、このある意味実に日本人らしい権力掌握プロセスが繰り返されると思うのだが。
〜平安:「即位させる」のは天皇←摂関(貴族、武士)、院政
鎌倉、室町:「即位させる」のは将軍←執権、管領
しかし、権力がいずれも安定せずに、常に権力者側は疑惑を持った政敵の一族を根絶やしにするなど、やがて自壊していくサイクルが短期に繰り返されているようだ。
(まだ、元寇までの鎌倉時代は比較的安定していたかもしれない)
(室町は最悪だろう)
大変興味深い本書だが、この上巻だけでものべ1ヶ月以上かかってしまった。
家系図、歴史マップなどゆっくりと観てしまうことが原因か?
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「30の歴史シリーズ」9冊目です。
このシリーズは、歴史を今までとは異なる角度で見ることができるため、非常に興味深く読めます。
先日、世界史編も読みましたが、テーマである戦い・戦争は、当事者にとってみれば、悲惨なものですが、歴史的な観点から考えると、両者もしくは複数の勢力が、武力、思想、進行、宗教、文化、技術などの面で対立した場合に起こるものであり、その戦いが起きた場所は、その接点・限界点です。なぜここで、こんな戦いが起きたのかを考えるのは、歴史を見る上でとても興味深いものです。そして、戦いの後は必ず新たな動きが起こり、新たな時代に向け、影響を与えるものである改めて思います。
世界史編の上巻では、少し期待はずれだった印象でしたが、今回は内容的にもボリュームもあり、あまり知られていない戦いでも、違う視点で日本史を学ぶことができ、十分な内容でした。下巻も楽しみたいと思います。
<目次>
倭国大乱
丁未の乱
白村江の戦い
壬申の乱
恵美押勝の乱
承平・天慶の乱
前九年の役
保元・平治の乱
壇ノ浦の戦い
承久の乱
元寇
正中・元弘の変
観応の擾乱
嘉吉の変
応仁・文明の乱