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とても重要なことが、とても分かりやすく書いてある。問題解決系の書籍は何冊か読んだが、この本は特に実務に結びつけやすいのでは。トヨタの本なので、事例がメーカー寄りではあるけれど、それでも想像しやすく、且つ置き換えやすく噛み砕いて書いてある。フォントも字の大きさも挿入されている図も全てが読みやすい。業務改善とか生産性向上に悩んだ時に何度でも読み返したい。
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何故トヨタは凄い会社なのか、どのように仕事で問題解決しているのか、そのやり方がよく分かる本であった。あるべき姿と現状のギャップ、ビジョン指向型には意思を込める、1問題を明確に、2現状把握、3目標設定、4真因を考える、5対策計画、6対策実行、7効果確認、8成果の定着、自分の仕事の見えるか、必然性と継続性、どれも当たり前だがきちんと実行するのは難しい。だから意識する必要がある。
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問題解決のマニュアルだと感じた。これの手順通りにしっかり沿えば、今起こってる問題や今後起こりうるであろう問題などほとんど全てを解決に導ける。問題解決はどこから手をつけていいかわからなくなることが多いが、問題の明確化と現状把握にページを割いて細かく書かれており手をつけ始めやすくなっている。繰り返し読んで復習し、流れを覚えるべき一冊である。
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メモ
問題解決の8ステップ
①問題を明確化する。
→解決すべきテーマを重要度・緊急度・拡大傾向の3つの視点から選ぶ。
②現状を把握する。
→層別でブレイクダウン(分解)し攻撃対象を見つける。
③目標を設定する。
→達成目標具体的に数値で示す。
目標の3要素:何を・いつまでに・どうする
④真因を考え抜く。
→問題が起きる真因(真の要因)を「なぜなぜ5回」で突き止める。
⑤対策計画のを立てる。
→真因をなくす対策案を出し、効果的なものに絞り込む。
⑥対策を実施する。
→対策案を決めたら、チーム一丸となって素早く行動に移す。
⑦効果を確認する。
→対策を実行した結果、目標を達成できたかチェックする。(結果とともにプロセスも確認する。)
⑧成果を定着させる。
→誰がやっても同じ成果を出せるように成功のプロセスを標準化する。標準化した仕組みは組織全体に横展開する。
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【メモ】
問題解決の7割は原因追求と現状の整理
目標とあるべき姿(will難易度高)は異なり、やる事、手段目標ではない。
【感想】
社会人4年目の技術系だが、発生型(現在起きている)の問題解決能力は身につきつつある。
そこから設定型問題解決、ビジョン指向型問題解決と視点を中長期に、難易度を上げていくことが求められる姿だろう。
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問題発生時、即座に解決への目標設定を行うことでリスクを軽減していく。また個々での差が出ないように手順、方法など個々で良いこと悪いことを共有していくことで、気づかなかったことも浮き彫りになり全体の向上につなげていく。
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「問題がない」が最大の問題。
もっと楽をできないか?もっとムダを減らせないか?
『もっと』を口癖にして仕事すると問題が見つかりやすくなる。
現状に満足せず、もっと成果を出す為にはどうするかを考えるのが大事。
やりたいことを楽しんでやるのは子どもの遊び。やらなければならない問題を頑張って解決することが大人の遊び。
やりたいことではなく、やるべきことに焦点を合わせるのが原則。
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気になった部分/要点/転用
『急いでいる人がいる場所には、問題が眠っていることが多くあります』
→ 残業してたりいつも慌ただしい人は原因があるため
⇒ 前の会社は急いでる人だらけ
『最初は「〜かもしれない」と思ったことを全て層別してみる』
→ 問題を見つけるときは、データを層別にみてバラツキがあるところを発見する流れ。しかし、層別のやり方によってはバラツキが見つからないこともあるので様々な角度から層別することが必要
⇒ リストの問題が見つからないときは切り口を変える
『その要因に手を打てば、問題が解決され、同じ成果を上げ続けられるか』
→ 真因の確認方法は3つ。上記ともう一度なぜを繰り返して問題が拡散しないか、因果関係が成り立つ。
⇒ その場面でしか使えない対策が多い気がする
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書いてある事は理解できました。 差し変わりのない教科書的な本でした。 もっともっと深いトヨタの真髄がある様な気がしました。
私も同じ製造業で経営者ですので、問題対策としはこの「何故 何故 何故」の繰り返しなんでしょうね
経営者は、やはり未来に向けた問題解決が重きですが、過去の起因から現状対策め気になって仕方がありません(笑) お客様の信頼は、やはり現品 現状 現場が大切ですから^_^