紙の本
興味と通史
2014/06/23 21:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:打人山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時間軸と空間軸の配列が良く、特定分野の入門書・通史として大変優れた構成になっていると思う。解説文と図版のバランスも適度で、資料体としての使い勝手も評価したい。印象深いのは「学生時代、とりたてて歴史が得意だったというわけではありません」という筆者前書きの一言。個人的な興味が拡がりバランスの良い通史を物すまでに至った実例として興味深い。だからだろう、本書は時間と空間が味気なくシャッフルされる世界史の教科書と違い、バレエとの出会いがそのまま「歴史」との出会いになった、という筆者の手応えも随所で見出せる。「歴史とは過去との対話である」という例の金言を思い出した。
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ビジュアルが豊富で読みやすかった。
単純に「きれいー」とか「あー素敵だなー。」
なんて言いながら読めました。
いつかバレエを観に行きたいな。
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おすすめ資料 第302回(2015.10.2)
図書館に目にも麗しい本が入りました。
イラスト、絵画、写真、図表・・・さまざまなイメージとともに世界のバレエを楽しむことができる一冊です。
本文の横には小さな解説コーナーもあり、知らないことがあっても安心。もちろん詳しい人でも十分に興味を持てる内容だと思いますよ。
気軽に手に取って、ぜひ世界観を味わってみてください。
【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】
https://www.lib.city.kobe.jp/opac/opacs/find_detailbook?kobeid=CT%3A7200156355&mode=one_line&pvolid=PV%3A7200386952&type=CtlgBook
【神戸市外国語大学 図書館Facebookページへ】
https://www.facebook.com/lib.kobe.cufs/posts/884152514967788
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突然バレエに興味を持ってしまった私の指南書。
詳しい歴史、技巧の発展、名手と呼ばれた人たち・・・
更にカラーの図版や写真が豊富で、
多くの知識を得ることができました。
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バレエ・リュスについて、興味があるので 読んで見ます。
⇒ URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/15ad03954b8de88134005f0467a2ac0e
『魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展に行く』 〜 Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」
最初は、しっかり読んで面白かったけれど、途中からはパラパラっと画像を見るだけで終わる。
2014/08/30 予約 9/2 借りる。 9/2 読み始める。10/12 返却。
内容と著者は
内容 :
ルイ14世時代に源流を見るバレエの誕生から、
パリ・オペラ座、ロシア帝室バレエ、ニジンスキーらのバレエ・リュスを経て現在まで。
バレエの成り立ちと世界各国へ広がる過程をエポックメイキングな8つの章に分けて辿る。
著者 : 芳賀 直子
舞踊研究家。バレエ史を専門とし、バレエ・リュス、バレエ・スエドワ研究が中心。
新国立劇場バレエ研修所でバレエ史を担当。
著書に「拍手しすぎる日本人行列してまで食べないフランス人」など。
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全くバレエには詳しくないが、とても興味深い。
じっくり見ていたら45頁までしか進まなかったので、折を見てまた読むつもり。
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今まで読んだことのない「バレエの歴史」という系統の本で、知らないことばかりだったのでとても勉強になった。
衣装の変遷、振り付けや音楽の変遷、バレエ団そのものの変遷、などなど。
細かく注が付いているので初心者にも読める。
バレエは最初男性貴族のものだったとは驚き。
イタリア→フランス→ロシア→アメリカ・イギリス→オーストラリア…という主な流れが分かった。
チャイコフスキーやストラヴィンスキーに音楽を依頼し、ピカソやマティス、ローランサンに美術・衣裳を依頼できた時代は物凄く贅沢。数々の天才たちの共演がバレエなんだなと思うけど、現代ではどうなんだろう。
プログラムやポスターが今みたいな写真を使ったものではなく、繊細なイラストだったのもとても素敵だった。
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2024.4.30市立図書館
かげはら史帆『ニジンスキーは銀橋で踊らない』を読み終えた勢いでの芋づる読書。「ダンス・マガジン」を長年読んでいたから、バレエ史のなかでのバレエ・リュスや伝説的存在ニジンスキーについて基本的な知識+αはあるけれど、小説を読んだばかりのところで改めておさらいするべく。