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リアルなSF、だけどラノベでかつ深い
2015/12/20 20:55
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投稿者:TawashiSTK - この投稿者のレビュー一覧を見る
フィクションだが、考証がしっかりしていて、とてもリアルに感じる。
何千年も前から科学技術を進歩させてきた、しかもコミュニケーション可能な異星人が地球にに降臨したら……というIFが、しっかりシミュレートされていてとても説得力がある。
5巻では、「全ての人類」を敵視し、何億年もの長き間戦い続けてきた敵「粛清者」から未開惑星の地球を守るため、主人公たちが先進惑星を訪れることになる様子が描かれる。
若き教官たち、15歳と幼い生徒たちが、いよいよ「先進惑星からの試練」という新たな戦いに身を投じる様子は非常に起伏に富んだストーリーで、ワクワクしながらサクサク読み進められる。
全体を貫く「あらゆる状況を鑑みて考え抜くこと」というテーマが、一読の価値を有すると思う。3回読んでも飽きがこない、濃い内容だった。
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面白い。
一気に、話が佳境に入るのかと思いきや、まだまだ、準備が必要という感じの展開。でも、どんどん話が進んでいく。
ひとつ、不満があるとすれば、今回は、宇宙船のシーンが少ないということくらい。
次が今から楽しみ。
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ついに強制偵察機襲来。初の実戦、計画の変更。そして、種の試練のためにケイローンの首都星へ。話がずいぶん進んだなぁ。
どんな試練なんだろうか。同じように種の試練を受けにきている他の種族との交流もあるみたいだし。どんな人たちなんだろうか。次巻はさらにおもしろそうだな。
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粛清者から送り込まれた探査機
それを撃墜すべく編成された艦隊はしかし——
地球人類の存亡をかけた戦いの幕が
切って落とされる
***
テンポ良く、大きく展開していく巻だった
試練の時は近い
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ハイウェイスター
いきなり粛清者との戦いがはじまる。孤独な撃墜王リーの大活躍と冷静なアリサカの判断でダブル撃退。いやあ、オープニングからハイウェイスターだなぁ。とにかくテンポが速い。「孤児たち」がバラードに思うよ。
さらに物語はふたつ上のレベル種族との会合まで進む。それぞれの種族の生き様、技術レベルでははるかに劣る人類の強さ、ハインラインを超える作品になる予感すらある。
ひとえに主人公アリサカが気にいるかどうかで好き嫌いがわかれるかもしれないと思ったが、登場人物は多彩でドラマはたくさんある。
いやぁ、次も楽しみだ。
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粛清者たちとの戦いが始まる。偵察機2機に旧装備の地球軍は2隻の哨戒船を撃墜される。リーが搭乗している最新戦闘艇と恵一率いる士官学校艦隊で何とか仕留める。さらなる攻撃に備え宇宙連邦へ援軍の依頼を求め、さらなる宇宙へ旅立つ。
どんどん読み進む。戦闘が激化し犠牲も生まれるが、それを乗り越えていく過程が面白い。オチがどうなるか見当がつきにくいせいもあるが、ストーリーは進んでいるようで進んでいない感じ。
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ついに!!読みながらドキドキした~!
リーが戻ってきてとてもとても嬉しい
エリートが挫折に打ち勝つ姿を見るのは気持ちのよいことだ
しかしロボ!!そう言う仕組みだったのか!と思う
最終的な決定には人が不可欠なんだなぁ
練習生が心配でならない
せめて教官くらいの訓練ができたらよかったんだけど。
あたらしい異星人とコミュニケーション取ったりするんだろうなあ~ たのしみ!
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人類の存亡を賭けた、粛清者との戦いのシーンでは、『トップを狙え!』の戦闘BGMが頭を流れる。ケイローンへ向かうシーンでは、『沙羅曼蛇』のStage4のBGM。
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粛清者の強行型偵察機を撃破することに成功。ただ偵察機が現れたということは、太陽系が粛清者の攻撃対象になること、そしてその時期は予想よりも早いということ。
そのために地球人類の指導種族アロイスは、リフトアップの計画を早めるとともに、恵一たち士官学校の面々を、上位種族ケイローンの本拠地シュリシュクへと派遣することに決定します。
目的は、粛清者侵攻の際に、ケイローンからの援軍の確約を取るため。
ここで、粛清者との決戦が始まるのか、と意気込んでいた5巻でしたが、まだ始まらない様子。
アロイス曰く、ケイローンのもとで試練を乗り越えた種族が、彼らの援軍を得ることができるという話です。粛清者との戦いは宇宙広汎にわたっていて、全ての人類が侵攻の危機に面している状況。そのすべての人類社会を守ることはできないために、選別を行う必要があり、それが試練を行う理由だそうです。
RPGみたいな展開に燃えつつも、さあ決戦と意気込んでいた気持ちを肩透かしにされた5巻でした。