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▼あらすじ
「機内で無理やり抱かれるのと今部屋に来るのとどっちがいい?」
“クールビューティ"と呼ばれる日本オリエンタル航空の若き教官・鹿生。鹿生はオフィスで一人の男と再会する。男の名は九渓…学生時代の鹿生の恋人だった。エリートパイロットとして鹿生の目の前に現れた九渓は、鹿生を無理矢理組み敷き、剥き出しの憎しみと衝動をぶつけるように貫いて――!?
***
1作目の「シークレットフライト」、2作目の「シークレットフライト〜ビジネスクラス」に続いてシリーズ3作目になる「エグゼクティヴフライト」。
表紙だけ見たら今までの中で一番良いです(笑)
パリッとした制服に身を包んだ素敵な攻め様達が勢揃いしていて素敵だなぁ…と惚れ惚れしていたのですが、いざ読んでみると正直、う〜ん…といったところ。
決して面白くない訳ではないのですが、私の好みのCPがいなかったせいか1巻や2巻の時のような面白さは感じられませんでした。
それに一番ツッコミを入れたくなったのが新キャラ新CPである朝比奈(政府副官房長官付け秘書)×御許潤(新人FA)。
この朝比奈さんの行動が端から見ると無茶苦茶で、どちらもきっと一目惚れってやつなんだろうけど、それにしたってもう少し感情の機微とかそういう部分を掘り下げて
描写してくれないとこれじゃ朝比奈がただ身勝手で良く分からない嫌な男という印象でしかないじゃないか!と一人もんもんとしてました(笑)
何というか、色々と説明不足です。
そんな中、おまけ(短編)でシークレットフライトのメインCP(司叶×柚琉&レオ×ルイ)が出て来てくれた事が凄く嬉しかったです。
相変わらず凄まじい毒舌っぷりの類様とか柚琉の事になるとレオと同じレベルでちょっとアホになる司叶機長とかそんな司叶機長にちょっとした秘密があったりとか、読みながらまたシークレットフライトを読み直したくなりました(笑)
とりあえずシークレットフライトが好きな方はおまけ目当てで買っても損はないと思いますよ!