紙の本
適書を適者に適時に
2019/08/31 23:57
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投稿者:かいぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤ちゃんから高校生まで、発達段階に応じた本との付き合い方について書かれた本。 「適書を適者に適時に」出会わせるために、機会や環境を整えることが大切。 小学校低学年は、ものの名前と羅列を楽しいと感じる時期ということを、『エルマーのぼうけん』の一節を用いて紹介されている。 意識してみると、確かに多くの児童向けの本には、そのようなシーンがあり、なるほどと思った。 『一年生は、まだまだ″お話を聞く″世界の住人です。人がことばを覚えるのは、まず、聞くことから。』 本の楽しさにたくさん触れさせてあげたい。
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読みやすいし分かりやすい!やっぱかん子さんスゲェ!
保護者向けかな…と思ったけど、コレは担任の先生方に是非読んでいただきたい!
司書はもちろん、子どもと本をつないでる人は必読です。
「本を読む」だけでなく「本を使う」こともしっかりのっているのに、この薄さとあっさり感がステキ。
うん、ホント読みやすい。
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図書館より。
さらっと読了。
子供は元から本が好きなんだ。
ある年齢になると色々変わることがわかった。
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ブックトークの参考になれば、と。
オトナぶって小学生に寄せようとしない方がよさそうだにゃ。作り笑いも見抜くであろう。
自分を振り返ってもだけど、小学生くらいでもう大体出来上がる気がする。
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高校生より小学生の方が、「主語・述語」というような言葉を理解しやすい、という指摘が新鮮だった。
私は、小学生の時にキチンと理解できていなかったので、実際のところは、分かりませんが。
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赤ちゃん〜思春期にいたるまで、どうやって子どもが本と接していったらよいかが書かれています。
文字数が少ないのかあっという間に読んでしまいました。もっともっと聞きたいことがでてきたので、直接お会いする機会に聞いてみます。
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すぐ読める。
紹介されている作品も最新のものが入っている。
生来本が好きなはずのこどもが本が好きなまま育つには
大人がどう導いたり接したりしていけばいいのか
わかりやすく教えてくれる。
赤ちゃんから幼児、小学生、中高生の発達段階ごとに
どんな刺激を求めているかどんな本がジャストミートか
かなり具体的にしぼりこんでいるのが参考になる。
本には空想系(文学)とリアル系(図鑑、科学など)があってそれぞれ大事なこと、本の読み方だけでなく使い方(奥付の意味や目次や索引の活用などやっぱり教わらないと…)までわかりやすく教えてくれるのもいい。
ただし、基本はそれぞれの子がどんな本を読みたがっているか察して本を差し出すことを重視するのが著者のスタンスで「年齢はあくまでも参考値」なのだけれど、
本に出てくる基準にしたがって安易に本を押し付けようとする大人もいそう。
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[墨田区図書館]
表紙の言葉に惹かれて借りてはきたけど、さほど期待しないでいざ読んだら、この筆者の切り口は面白い!多少重なる考えがあるために「ものすごく新しい」とまでは思わないものの、
「本には二種類(空想系、リアル系)ある」、「科学の本は生きていないもの(無機=算数、物理、化学、天文学、地学)と生きているもの(有機=脊椎の有無⇒恒温か変温か)に分かれる」、「こどもは変温動物好き(恐竜は別、4年生くらいから恒温好きになる)」、、、
などの切り口と主張は、なぜこの題名の本で語られるのかという点から目からウロコ的な展開。もちろんおススメ本も、「子どもには絵本!」という感じではなく、面白い。後半には読書感想文の書き方や、レポートの書き方なども簡単にまとめられていて、なるほどという感じ。ぜひこの本、ならびに著者は覚えておきたい。
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図書館
・紙に描かれていてもしましまでも茶色でも太ってても、猫だと認識できる、赤ちゃんすごい!
・学問の基礎「分類と定義」を読書で覚える
・小学校でも読み聞かせ、4年生ごろから独り立ち
・本とは何か(図鑑も戯曲も全て本)
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高校生までの成長に応じた子どもと本の関わり方が簡単な言葉で解説してある。本好きさんにも本嫌いさんにも対応できて、感想文の書き方、参考文献までしっかりしてる。
お子さんがいる方におすすめ
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さすが赤木かん子さん!
たくさん本についての本を書いていらっしゃいますが、とっても読みやすいです。
好きな本とたくさん出会わせてあげれば、いつまでも本好きでいてくれるということだと思います。
ただ、子どもの発達と本の好みの分析が面白い!
なんでこんなに子どもの頭の中がわかるのでしょう?
「文学好きが読書好きと思われがちだけど、文学はたくさんの本の中のほんの一部」という考えを読んでとても納得しました。
「ずっと、本好きでいてもらうために」子どもと関わる全ての人におすすめの本です。
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2020.12.24
子供の年齢で、細かく分かれているのがわかりやすかった。まだ子供は1歳なので、小学生以上になると「ふーん」という感じであまり頭に入ってこなかったので子供が大きくなったらまた読み返したい。
最後の読書感想文の書き方や、レポートの書き方は子供が困る前に教えたい。
・子供が読みたい本を持ってきたら「えー?これー?」など否定せずに言わず読んでやる。面白くなくてがっかりしても失敗することも大事、面白かったら2人で楽しめばいい。小さい時には乱読が必要。
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学習まんがや図鑑、知識系を好む傾向のある我が子や勤務校の子どもたち。物語を読んで欲しいなあと思っていたがリアル系でもいいじゃないかと思い直した。おもしろそうなのをピックアップして検討しよう。岳陽舎のはじめての発見シリーズはいいよね。
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とっても読みやすいです。我が子が乳幼児の時にも読みましたが、字を追う気力がなくても読めました。隣で分かりやすく話してくれているような文調で気負わなくても読めます。
子育てしてる人や学校図書に携わってる人…子どもに本を読んで欲しいなと思っている人には参考になると思います。「なるほど!」と「そうなのか!」の繰り返しで、1~2年に一度は読み返したい本です。
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子どもの本のスペシャリストである赤木かん子さんの、金言がつまった本です。読み聞かせや、子どもの読書とどう向き合うか、とても参考になります。
・3歳くらいの人にとってはすべての本がリアル系
・小さい人たちは変温動物が好き。男子が変温動物から離れていくのはだいたい四年生。5、6年生から中学生にかけて、男子は有機から無機へ。
・「バナナってなあに?」分類と定義遊び。分類して、並べて、眺めて、悦に入る遊び。分類すること自体に快感を感じる。
・小学生になるころ、恐怖の謎なぞ年齢。一度終わってしまえば二度と復活しない。
・1、2年生は、なにかができていく工程が大好き。
・子どもは8歳を過ぎたころから違うプレートに乗り始める。5年生は大人の本のなかから読めるものを引っ張ってきて読むことができる。
・中高生の読書には、親は触らないほうが無難。
・書体が古い本は読みにくい。