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超感覚的知覚保持者が集まる警視庁の中の部署。
んーもうちょっと話に深みが欲しかった。
話がピシッと締まらなかった。
この辺は読み飛ばしてもいいか・・・という
気になっちゃうんだよなぁ。設定は嫌いじゃないのに。
"犯罪を予測して対策を練る”ことは必要な作業だと
思うけど、不思議な能力を持つ人たちだけを
集めるのではなく、やはりそこは緻密にデータと
分析を重ねて対策を導いて欲しいと思います。
あ、それが新人審査官さんの役割か。
頼りなげな審査官だと思ったけど、
結構良いこと言ってるなぁと思う部分もあり。
「世の中には配慮という言葉がありまして、
ほんの少しの譲り合いでお互いに気持ちいい仕事が
出来るものなんですよ」(P259)。
その通りだと思います。
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ESP能力者を集め、これから起こる犯罪を予測するチームの活躍を描いたミステリ。確かにこれは有益だと思うし、役に立ちそうに思えるのだけれど。……やはりそういう懸念は付き物なのですね。キャラ立ち満載で読みやすいのだけれど、ちょっと苦い読後感も残りました。
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おもしろかった。全員頭が良いし、礼儀正しい。読んでいて清々しい。ドラマ化したらおもしろいかも。続編希望。
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「警備組織安全審査機構」 通称"KEEPER"の審査官である小日向響は上司の命令で警視庁に設置された部署 重犯罪予測対策室での審査を行うことになる。そこにいたのは名前を名乗らない室長、少しオカルトオタクな青年 月代、自己中心的な言動を繰り返す 蓮也、対策室の要でありながら重度の人見知り 日影の四人。そしてこの部署の仕事はESPいわゆる超能力を用いて未来に起こる事件を未然に防ぐという何ともインチキ臭い内容であった。
果たして響は審査官の立場からこの部署をどのように判断するのだろうか?
この作品は表紙を見て読み始めたものだが、内容としては終盤へと進むにつれて尻すぼみな感じがあった。また登場人物の発言で所々理解しづらいなと感じられる場面が多々あり良いところで萎えた。キャラの設定もインパクトに欠けている部分を個人的に感じた。特に主人公の弟を出す必要があったのかと強く感じ、出したならもう少し役割を与えてもよかったのではないかと考える。
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内部調査で出向いた先は、超能力を使って、の
犯罪予測対策部?!
その部署にたどり着くまでに事件に巻き込まれ
ついて紹介された人間についていけば巻き込まれ。
警察は怪我が多いかも知れませんが、これほどなのは
ちょっとどうかと思います。
事件が終わるごとに、ひとつ怪我…。
4人いる部内ですが、実質動いているのは3人。
これがまた個性が強くて、無理、という感じ。
これに付き合える主人公がすごいのか…。
とはいえ、親の七光り状態の彼を見てしまうと
残り2名が普通の人、にも見えますが。
何だかこう…因果関係が、少ない人数でやりくりした
という感じです。