紙の本
小学6年生の息子に
2018/10/11 20:09
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投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画にもなり、角川つばさ文庫でアニメっぽい挿絵とかルビとかふって読みやすくした本も出ていますが、やっぱり角川文庫版を、ということで、こちらを息子にプレゼントしました。中学生の主人公たちが親や教師といった大人たちに反抗するストーリー。主人公と年齢が同じなので、感情移入しやすいようです。「自分だったらどうする・どう考える」だけでなく、反対に親や教師の立場になって考えてみるのも面白いですね。
紙の本
希望持てます
2023/01/09 17:10
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投稿者:ゆうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学5年生の時に友人が読んでいて気になり読み始めました。主人公達は中学生だったので楽しい中学校生活を夢見ながら読んでいました笑笑。
面白いです、止まらないです、シリーズほぼ全部買いました^_^
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おもしろくなかった。子供たちの度の過ぎた悪ふざけにしか思えない。すべてが子供たちの思い通り。予定外のことは起こらない。発言がステレオタイプなのは別として、大人は子供たちの思う通りに行動してあげているように見え、「さすが大人」と思える。子供だったらこれを読んでカタルシスを感じるのだろうか?そもそも「大人 VS 子供」とくくることが外している。
※'17/5/1(?)売りに出す
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1985年に映画化された宗田理の出世作。終業式が終わってすぐに、廃墟に立てこもる中学生のお話。映画は見ていないが、1985年時点で、もう学生運動は過去のものになっていたはずなのだけど、そのあたりはどう描かれていたのか少し気になる。というか、小説中で、やたらと「日大全共闘」が出てくるのだけど、そんなに重要なもんなんでしょうかね。重要なのだったら、親の世代のテンヤワンヤをしっかり描写すべきだったのではないか。
最後は小気味良く終わるものの、やはり気になるのは全共闘の話。明らかに読者そっちのけで作者の思い入れが語られていて、正直なところ邪魔である。アニメっぽい表紙に騙されて、中学生が全共闘部分をすっとばして読んだら、内容が軽くなりすぎると思うのだ。
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中学校のあるクラスの男子たちが大人たちに反抗するため、子どもたちの「解放区」を作り、7日間立てこもる話。女子の数人は外の情報を仕入れたり、補給物資の提供などで協力。
子どもの力で大人を翻弄し、大人の汚い点を暴いていく感じはまあまあ面白いかも。
でも瀬川とか田中とかの大人は普通に犯罪者だし、あんまり子どもたちに共感出来ないな。暴力による制裁とか危険な行為もしてるしな…。
というか、中学生じゃなくて小学生にした方が良かったと思う。中学生にしては子どもっぽすぎる。
終わりも中途半端。
せめてエピローグとして後日談を書いた方が良かったんじゃないかな。
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児童文庫として発売されてるように、子どもでも楽しめる内容!!
ちょっと物足りなさはあるけど、キラキラしてて楽しそうだなーって感じ!!
児童文庫として続き発売されてるから、その後どうなったのかだけ2巻で読むのもありかなーー
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自分が中学生のときにこれはなかった。学生運動とかポリ公とか、さすがに時代錯誤でイタい。集まれば自分たちだって何でもできる、とか、堕落した大人にはなりたくない支配されたくない、とか、そういう気持ちをもっている子どもには面白いのかなあ…
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いつから大人の考え方になったんだろう…と思いながら読みました。
そういえば昔こんなだったなとか、そうかだから息子はこうなのか、忘れてたことを思い出した気分。
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読んだのは中学生の時以来。ストーリーもおもしろさも色褪せない。大人になっても、中学生たちに共感できたことがうれしい。このシリーズをまた、順番に読みたくなります。
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読み損ねていました。今でも人気があるのに納得です。
上手く行き過ぎのところもありますが、この戦争を破綻せずに終了したのはすごい。
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「やんちゃ」という言葉を体現したような作品。これから中学生になる小学生くらいの子供達に読んでもらいたいし、自分がもし学校の先生だったら読書感想文の本に選びたい一冊。ライトノベルの走り……って言っても間違いではない気がしたのでカテゴリーをそっちにしてみた。
自分が親になったことないからわかんないけど、親子って関係性が対等でないからこそ、お互い腹割って話すのはめちゃめちゃ難しいんだろうなぁ、なんてことを思ったりした。話の中でちらほらと「これは無理があるような……」って思う描写があったり、昭和だなぁ……って感じるような、今となっては過激だと非難されて炎上待ったなしな描写に時代の差を感じたりはしたけれども、「子供だって大人と同じ人間だ!お前らに言いたいことがあるんだよ!」という強いメッセージが一貫して感じられたので全体的には好印象です。
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文庫初版1985年のエンタメ小説。
無論2019年では通用しない手も多いし、それを差し引いても話の都合が良すぎるきらいがないではない。
が、なかなか面白かった。"解放区"計画にややためらいがありつつも最後まで乗っかってしまう主人公の英治が読者の分身となり、物語を案内する。ある種古典的な手法(35年近く前の作品にこの言葉も妙かな?)だが故に安定感がある。子供たちの、世界から俯瞰してしまえば些細な、しかし本人たちにとっては大きな成長にも心が暖かくなる。
読み継がれる所以は、わかる。子供たちにとってまこと夢の青春を、読みやすくも想像力を刺激される文章で描いている。次回作『ぼくらの天使ゲーム』も、あらすじが気になるし是非読みたいと思う。とまれこの作品を夏に読めてよかった。
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前から気になっていた作品だったので読んでみた。読みやすく、面白かった。特にトラップを仕掛けて先生たちを酷い目に合わせるのはスカッとした。めいろの地図も書いてあって、作者はよく考えたなと思った。
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結構前に読んだ記憶はありましたが、今度映画化されるということで再度読んでみました。
軽井沢でテニスや学生運動など当時に反映されたことが書かれていて、懐かしさを感じました。
今なら、絶対無理と思えることだらけで、大人の立場からすると、色々あるんだよと思ってしまう自分がいました。
当時、読んでいた時は、こんな大人にはなりたくないと思っていたのに様々な経験をしてきた今に至ってみると、複雑だなという印象が残ってしまいました。
ただ、なんといってもこの作品で伝えたいことは、最後の部分なのではと思いました。
今では、youtubeやtwitterなどで発信することで、自分の存在をアピールできたり、訴えたりできます。当時は発信することが限られていましたので、振り返ってみると、色々深く考えさせられました。
やっぱ、青春って良いなと感じさせてくれました。
続きが気になったので、次作も読んでみようかなと思います。
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ジュブナイル小説の名作だが、恐らく30年ぶりとかに読み、自分の中に印象強かったのは映画版だったのだなと認識。
すなわち、微かに覚えていた映画版とはかなり違う物語展開だった。立て籠もったのは男子生徒ばかり20人だったとは。
ただ、根底に流れるもの、すなわち子供たちの感じる理不尽と、子供だからこそシンプルに湧き起こる質したい心、そういったものは映画も小説も共通だった。何かと違和感を感じる言い回しや描写はあるが、この視点で物語を紡げることが、この作者のすごいところ。