投稿元:
レビューを見る
実際にある国際ロボットコンテストに参加する実在チームのルポ風小説?こんなにも大規模にアメリカで実施されているとはつゆ知らず。かつて(今もやってるか)NHKのロボットコンテストで母校の模様がTV放映されていたが20年前。本書を読んで久々に何か妙なやる気が出てきている。430p強の少しボリュームのある本だが、すぐに読める。翻訳、あるいは海外物に典型的なうざいくらいの細かい描写や、理解不能のギャグはそれほどでもなく、読みやすいのがよかった。
投稿元:
レビューを見る
機械に強くないと想像だけでは補えないところがあり、写真とか設計図のようなものがあればもっと分かりやすかったと思う。大会に入るとスポーツの試合のような熱い盛り上がりがあった。
投稿元:
レビューを見る
アメリカの高校生のロボコン大会がこんなにも大規模で熱かったなんて知らなかった。
日本でも全国高等学校ロボット競技大会があるようだが、高専ロボコンに比べて、いまいち知られていないようでとても残念。
このような興奮を日本の高校生にもぜひ味わってもらいたい。高校生だけじゃない、大学生や社会人、実は自分が一番味わってみたい、と思った。
実際のチームの動画;
https://www.youtube.com/watch?v=YU2Jc3ZDE44
投稿元:
レビューを見る
アメリカ最大の高校生ロボットコンテスト、FIRSTをレポートしたノンフィクション。もうちょっと人物描写が多い青春ドラマを期待してたのですがロボットの技術的な描写がメインで少し読み飛ばしてしまいました。
投稿元:
レビューを見る
2015年2冊目「ロボコン イケてない僕らのイカした特別授業」読了。
昔からロボコンには興味がある私(が…その知識がないのが残念)。図書館にたまたま置かれていたので手にとった。内容は、FIRST(アメリカの高校生ロボコン)を舞台にしたノンフィクション小説。FIRSTは前に読んだ「レゴはなぜ世界で愛され続けているのか」にも出ていた気がする。
読んでいて試合の熱さがぐっと伝わってくる。部活(運動部)の時の熱い試合が思い出され思わず涙してしまった。(海外の作品なので読み取り辛い部分も多々あったが)会話や言い回しもアメリカ的な雰囲気でなかなか粋だった。大会の最後にモトローラクオリティ賞を発表する時の司会者の、
「このチームとマシンは、最高レベルの優秀さを示すばかりでなく…。南極から来たこの不思議なチームは…」
という前ふりはなかなかどうして感動もの(南極から来たチームなどいないので、ペンギン型ロボットをつくった主人公たちのチームを指してる)。こういうおしゃれな感じはたまらない。またエピローグ書かれていた大会創設者ディーン・ケーメンの、
「他の人たちが平穏に過ごしていられるのは、だれもそのことを考えないようにしているからじゃないか。時計は動いているってことを」
という言葉も考えさせられる。
とにかく感動的でとても面白い一冊。自分も電子工作を少しでも始めようかなと思えた。
投稿元:
レビューを見る
自律的に動作をするロボット同士を戦わせるのではなく、人間も戦いに積極的に関与し、しかもチーム戦というのがFIRSTの特徴の様だ。
米国ならではの規模とエンターテインメント性を加味した大会の舞台裏的なドキュメンタリーが本書である。
しかし、残念なことに心に響いてくるものが無かった。技術的な工夫も、人間関係も描写が中途半端になっていると感じた。
結果はともかく、頑張っているアカデミーの生徒たちが成長していく姿にもっと焦点を合わせた方が良かったと思う。