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めちゃんこ面白い・・・なんだこれ・・・それでいてめちゃめちゃ勉強になる・・・。
蜻蛉日記と和泉式部日記ってそんな日記なんか・・・すげえ・・・、どうしてもっと早く読まなかったのか・・・。
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千年前でも女子は女子。短歌はメール、日記はブログと考えたら・・・。ファッションとメイクが命、妄想が暴走したりダメンズにひっかかったり色々大変だったのだ。キャリアウーマンと専業主婦、どっちも魅力的だけど、最高なのは玉の輿!高貴なイケメンを振り向かせるメールテクは要チェック。
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古文を読む上で必要となる、平安時代の常識が楽しみながら学べる一冊。
最初に貴族の邸宅である寝殿造のバーチャルツアーがあるほか、中高生にとって読みやすい工夫が随所にあっておもしろい。
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当時の文のやり取りが
今でいえばメールやラインだとすると
短い言葉で 気持ちをやり取りしたり
ちょうどニュアンスに合うような
スタンプを選んだりするのと似てる
和歌を詠み 季節の花につけ送った平安時代
すごく身近に感じますよ
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娘、面白いと言って一気読み。私も面白かった!平安時代の文学作品(の現代語訳)引用しつつ、平安時代の生活が紹介されている。現代になぞらえながら(和歌≒メール、とか)、ファッションやインテリア、キャリア、恋愛などのテーマ別に紹介されていてわかりやすかった。
枕草子、源氏物語、蜻蛉日記とかの古典文学についてよく知らなかったが、内容はごく身近な生活に根差したことで、描かれている感情も今と共通する部分が多いんだなぁと知って身近に感じることができた。
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古文常識を理解する入門書に良さそう。中学生向けか?若者の言葉遣いにしようとしていて若干チャラい感じがしないでもないけど、わかりやすいし、平安女子が今の女子と同じように、家族の幸せを祈ったり、キャリア進出を煙たがる男たちに憤慨したりしている姿に共感できた。よい妻の条件が、夫の良き相談相手であること、というのが意外だった。和歌がうまい人は頭も良いんだろう。
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たぶんコロナ前に見つけて買ってた本。途中まで読んでなんとなーくそのままにしてたのを、この機を逃しては…と最初から改めて読んでみた。
大河『光る君へ』のおかげもあるだろうな、紹介される平安の人々がにわかに生き生きとしてる姿が思い浮かんで、一気に読んでしまった。多少の時代(年齢)のズレはあるかもしれないけど、これまで見てきた俳優さんたちがイメージされた。
現代の言葉を多用して、若者に語りかけているから、もしかしてそういうのに馴染めない方々には不評かもしれないけど、私は好きだな。学生さんに教わったとのことだけど、流行りモノに敏感な先生のお人柄が偲ばれる。
蜻蛉日記や和泉式部日記、更級日記、もちろん源氏物語や古今和歌集から引用してあるけど、全部現代語訳で、原文はなし。まぁ、後で探し良いように注(参考文献)とかつけててもらっても良いかな…とは思ったけど、おかげで普段あまり関心のない人には抵抗が少ないのかも⁇そうなのよね、原文に当たることは大事ではあるけど、古典を学ぶ…というか知るということは、そこに生きた人たちの生き様や思いを受け取ることだから、第一段階としてはこだわらなくても良いんじゃないかな⁇
若者だけでなく、若者をとうに過ぎた年代の私にも胸に響いた先生の言葉があって、ちょっと贔屓したとこはあるけど、最高評価とさせてもらいました。
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とんでもない良書です。
私は女の人が夫の3歩後ろを歩くとか政治の道具になるとかいうことにとっても嫌悪感を感じてしまうので、平安時代はどうかなぁイライラしないかな…と思いながら読み始めましたが、めちゃめちゃ楽しく読めました。
そして、ただ抑圧されて苦しんでいる生活でもなかったのかなと思いました。
女性は女性なりに宮仕えにでて働いてみたり、和歌の力で駆け引きをしたり、帝の母親になれる可能性があったり、色々なことを考えて積極的に生きていたんだなあ。
文章自体がとても分かりやすくて面白く、平安女子の世界に引き込まれました。挿絵も多くて良かった。
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すごく限られた階層の人々、おそらく全国でも1000人とか2000とかそんなオーダーの人々の話なはずだけど、そういう断り書きがなにもない。特に婚姻システムとかこれがふつうって思ってしまう人々がいるみたいな。
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(平安女流文学に描かれた)というカッコ書きがついていればいい本だと思う。残念ながらこの内容を「平安女子」で代表させるのはいかがかと思う。平安時代のごく一部の時期の上流階級(たとえ受領層であっても全体の中では上流)の女子たちの世界を描いたものだから。平安文学を読む参考になっても平安時代史を考えるにはちょっと足りない部分が多いのではないか。つまり中高生対象の、著者の専門とする平安時代の文学入門書といったところかな。
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分かりやすく、平安時代の装束や暮らしについて書かれています。生徒に薦めたい。ここまで平易な言葉で説明できることを尊敬します。
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図書館で見つけてこれは面白そうと飛び付いて借りてきたが、とても良かったのでやっぱり買おうと思う。
元から古文が好きで参考書を読んだりしていたが、今までぼちぼちと詰め込んだ単なる知識が本書によって立体的に、現実的になって飛び込んできたように感じる。
例えば平安時代の男性のおしゃれは「萎え装束」で、パリッとしたものより糊が取れている方がこなれた感じでおしゃれというのが現代にも通じていて、ファッションの流行や捉え方って今も昔も同じようで嬉しくなった。
他にも牛車が二階建ての高さがあると知って驚いたり!
ただ欲を言えば、和歌や引用文は古文でも載せて欲しかったかな。
元の文を読みたいと思っても、上手く探せるほどこちらもまだ古文に精通しているわけではないのでちょっと厳しい。
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平安貴族の生活が無理なくイメージできる。ルー大柴並みにカタカナ言葉を使うが、嫌味がない。軽いノリで必要な事は全て伝える。プロの教師の仕事である。一気読みした。
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平安時代という古文の授業でしか目にしなかった文学の世界を、とても楽しく分かりやすい言葉で描かれていて、古文を楽しく読むきっかけになりそう。古文に出てくる家具、衣装、地位などの一つ一つの言葉にこんな意図が隠されていたと知っていたら、きっともっと楽しく古文が読めるだろう。中高生に薦めたい一冊。
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タイトルからもわかるように、かなり砕けた言葉で平安時代の生活を解説した一冊。
特徴的なのは古文そのものが一切出てこないこと!
今まで古典をわかりやすく解説した本を色々読んできたけれど、やはりどんなに噛み砕いて書かれた本でも元となる古文は紹介されていたことを考えると、本書は画期的に思えた。
岩波ジュニアは、ジュニアといいながら中学生あたりには難しいと思われる本がいくつもあるけれど、この本は中学生にも本当に読みやすくつくられている。興味さえあれば小学生でも読めるくらい。
特に、なかなかイメージのしづらい寝殿造の構造の説明がわかりやすかった。
高校生になって古文常識を知るために手に取るのではなく、中学生の時に軽い気持ちで本書を読み、なんとなく古典の世界を知る足掛かりを作っておけると理想だなと思った。