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ご存知半沢直樹シリーズ4作目、段々水戸黄門化して来たなぁと思うのは私ぐらいか。ナショナル航空とメガバンク・政府との三つ巴にメガバンクの次長が立ち向かうとはちょっと格が違いませんか。もっと半沢さん昇格して上げてください。
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いっしょや!読んでも!©片岡篤史
偉大なるマンネリ(©パタリロ)の域に入ってきた。
ドラマが好きだった人は期待を裏切られることなく楽しめるはず。
今回のモチーフはJAL再生なので敵は政府。
これまでにも増して相手方があまりにアホに描かれているのでそのあたりの「ありえない」感がどう捉えられるか。
ドラマ化は時期を逃したかな~。
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【銀翼のイカロス】
半沢直樹シリーズの最新作。前作『ロスジェネの逆襲』で 半沢は銀行本店営業部に返り咲いた半沢は、破綻寸前寸前である企業の再建を任されることとなる。
その企業は、おそらくJALがモデルとなっている、帝国航空という企業だ。日本の空路での交通を担うという大義を振りかざし、必ず政府や銀行が有事の際は
助けてくれるとい信じている同社は、社員全体に危機感がない。そこに半沢がメスを入れていく‐‐そんなストーリーである。
感想は、前回までの作品に比べ、少しやりすぎだなと感じた。それは、悪事を働く側の設定が余りにも人間性に欠けているからだ。
悪人側にも、共感が持てるような設定でないと、感情移入して読むことができない。悪事を働く側にも、それ相応の理由づけをするのがビジネス系小説では
必須だと思う。今までの半沢シリーズではその点が考慮されていたと思う。
次回作に期待である。
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第4弾ということで、どんどん話が大きくなっていきました。
マンネリ感はありますが、第3弾と第4弾で、TVドラマの前篇/後篇となるのでしょうね!
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池井戸さんは、どちらかといぅと企業小説を主戦場とされ、
半沢直樹シリーズも「銀行」といぅ企業を舞台としており、
文藝春秋社より発行された第1作、第2作はうまくはまり、
TVドラマもヒットしましたが…、
ダイヤモンド社に移った、前作(第3作)および本作では、
内容が、M&Aや事業再生といった金融小説に移っており、
半沢直樹らしさ(読者が求めているもの)を追求すると、
結果的に、ブレも散見されてしまっていたかな~と…。
M&Aや事業再生は、現実社会でも、金融小説でも、
プロフェッショナルな外資系ファンドや投資銀行が舞台で、
カウンターパートのメガバンクは煮え湯を飲まされており、
本作も、メガバンクが舞台ゆえのジレンマが見られたかも?
前作(第3作)のベースとなった、
ライブドアのM&A騒動では、メガバンクは蚊帳の外で…、
本作(第4作)のベースとなった、
日本航空の事業再生案件では、メガバンクの一人負けで…。
前作では、子会社の証券会社に出向したことによって、
半沢直樹自身も、まだ、活躍できた余地があったけど…、
本作では、結局、中盤からは、
過去の銀行と政治家の不正をあばく従来のスタイルに…。
現実は、日本航空の事業再生案件において、メガバンクは、
最終的に、約90%の債権放棄と株式の100%減資といぅ、
完敗をしているだけに、本作でもこれ以上は創作できずに、
結果的に、尻切れトンボ状態になってしまったのかな~と?
っていぅか…、現実(↑)をまんまトレースしてしまぅと、
半沢直樹は、今度こそ、左遷で終了…になってしまぅし…。
期待されているTVドラマの続編の原作としては…、
『ハゲタカ』並みの作品ならば、前作がよぃと思いますが、
さすがに、ベースのライブドア騒動は、10年以上前だし…、
今、それをやられても、ちょっと浮ぃちゃいそぅ…。
一方で、半沢直樹らしさ(視聴者が求めているもの)だと、
本作の方がよぃかな~とも…。個人的な印象ですけどね…。
シリーズの今後の展開に、かすかな不安もありますが…、
本作は、十分に楽しめましたね…!
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1週間くらいかけて読もうと思っていたが、結局続けて最後まで読んでしまった。
半沢の徹底した調査、論理的な主張、相手に関係なく言うべきことは言う、この一貫したスタイルは前作同様。行内の反対勢力の不正を暴き、論破していくのだが、今回の焦げ付く金額はスケールが大きい。話の流れは面白かったが、次長がここまで大きなヤマを解決できるのだろうか。ちょっとやりすぎの感も・・・。
あんまり細かいことを気にしない方は、半沢直樹の続きを存分に楽しめるのではないかと思う。読んですっきりしました。
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2014年8月3日 面白いの一言! 楽しみにしていた続編でした。期待を裏切らない内容・展開で、あっという間に読破!読む度に、「半沢直樹のような自分でありたい」と思います。私を初心に戻ることができるシリーズです。今から次回作が楽しみです。
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まさにエンターテイメント。
脳内では堺雅人が大活躍。
373ページがあっという間に終わった。
久々に次は!?次は!?とページを繰った。
ドラマ化、して欲しい作品。
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民主党政権交代とJAL再建をベースに今回は政治家・大臣にも真っ向から向かう半沢直樹。さすがにTVドラマを見た後からは少しパターン化している印象がありますが、それでも安定した面白さは遠山の金さんや水戸黄門にも通ずるところがあります。今回も内部に、敵と通じる者がいるのは相変わらず。しかし、大和田常務の後任のその紀本常務が「組織を生き抜くのに最も必要なのは学業で得た知識でもなければ学歴でもない。知恵だ」と言う、ごもっともで同感。しかし、その知恵の使い方を間違っていたのでしょう。私には、その知恵の使い方を「いま自分が正しいと信じる選択をしなければならない」と中野渡頭取に言わせているような気がしました。
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夏の五冊目。
半沢直樹の最新作です。どちらかと言うとテレビよりになってるかな??
サクサク読める中にも、物語の核となる銀行員として、人としての在り方が深く描かれてました。
男の決断に涙が出ました。いい作品です。
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半沢直樹シリーズ第4弾。
帝国航空再建に絡み、これまで通り行内の権力争いはもちろん、
政治家をはじめとする巨大権力との対立が見どころの本作。
いつもの登場人物に加えて、新しい魅力的なキャラも登場。
前作の若手社員のオブザーバー的な立場から一転、
半沢が前面に出て活躍する点は、読んでいる爽快感を増大。
しかし、終わり方は前作の方が、個人的には心地よく感じた。
いずれにしてもドラマ化が楽しみ。
キャスティングされた俳優さんが、
半沢にやり込められる姿を一日も早く見たい。
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半沢直樹の最強の挑戦!!
これまでの民間企業と銀行との関係以上に、国家権力と政治とカネに焦点を重視し、あくまでも性善説を貫き通す半沢直樹とその仲間。
読んでいて、何か気分がすかーっとさせらる。
実際の裏社会はどうなんだろう・・・と勘繰ってしまう面白さ!
面白かったです!!
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-11904530098.html
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堺雅人が頭の中を駆け巡りました…^^;
映像を意識して書かれたのかなぁ…、私も頭の中でキャスティングしちゃいますヨ。
過去作に比べて、ちょっとスケール大きくなりすぎ?どなたかも書いてるけど、半沢の役職でこんな仕事しちゃう?
時代劇と一緒で勧善懲悪なお話、とっても楽しめました!
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半沢シリーズ、第四弾。
いつものごとく、一気に読んでしまえる内容だ。
そして、やっぱり面白い。
今回は、破産状況に陥る空港会社の債権の話。
政権交代した政権と債権放棄するかしないかという瀬戸際で半沢が戦う。
敵は毎度のごとく、社内にもおり、色々なしがらみを掻い潜っていく。
今回のお話は、JALの再建の話まんまである。
着色はしているものの、空飛ぶタイヤのように生々しさも感じる内容だ。