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チェック項目7箇所。本書は、私がつかんだ「たったひとつのコツ」について書いたものです、あなたはそのコツをすでに目にしているはずです、なぜならそれは、企画はひと言、この本のタイトルだからです。人気商品から、いい恋愛をするためのちょっとしたアドバイスまで、「ひと言でいえるもの」が人を動かすのです。ふつう、私たち消費者が目にする「ひと言」はキャッチコピーのほうです、「見えるひと言」は、アイデアが世に出る前、私たちが知らないところでひそかに新しい何かを世に送り出すために活躍している言葉です。企画を通す段階では、お客さんよりも企画の実現のために動く人にとって見えるものであることが大事なのです。ホームラン狙いの大振りではなく、キモとなる本質をシャープな「ひと言」でいい切るセンター前ヒット狙いが、強い打球を生み、結果としてホームランにつながるのです。企画は「5つのS」でうまくいく:1>「Short」、2>「Simple」、3>「Sharp」、4>「See」、5>「Share」。まずは、思いついたアイデアを なんのために なにを どうする という枠にあてはめることから「ひと言」づくりは始まります。
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企画の本質は一言で言えなければ大した企画ではない。よく言われることであるが、そう考えるステップが本書には書かれているので実践しやすい。
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今回の本はレビュープラス様からの献本です。ありがとうございます。
おしゃべりも企画も簡単な方がいいようだ。つい余計なひと言を言いたくなってしまう口の動きの滑らかな方がいらっしゃるが、それが災いすることがある。それと同様に、企画書にあれもこれも詰め込んで、「で、いったい何が言いたいの」と聞かれて返す言葉もなく会えなく撃墜される事態も起こる。
「受ける」には、シンプルなものがいいと言うのが今回の本だ。著者は、あの「世界ふしぎ発見」をはじめとして、「TVチャンピオン」などを手掛けたカリスマ放送作家。しかも大学在学中にあの「腹黒」で有名な三遊亭圓楽になる前の楽太郎時代に弟子入りしていたとある。
コツについて次の5つの点を挙げている。
1. Short(ショート)だからうまくいく
2. Simple(シンプル)だからうまくいく
3. Sharp(シャープ)だからうまくいく
4. See(見える)からうまくいく
5. Share(シェア)できるからうまくいく
長々と、複雑で、きらりと光りもせず、モザイクがかかり、独り占めするような企画は、永眠というわけだな。こういうタイプの規格でも通るのは、霞ヶ関文学を駆使して一般国民あるいは国会議員をたぶらかすいろいろな法案ぐらいなものだ。
クリエイティブと言っても何も100%新しいことではなくてもいいと述べている。今まであったものをあれこれ切り貼りして、最後に自分なりの発想をひとかけして作るのがいいということだ。リニューアルというのも一つの手だ。
情報というとインターネットで収集が浮かんでくるが、それのみではダメで、新聞を読んだり、本屋に行って様々なジャンルの本のシャワーを浴びて脳細胞にビビビと刺激を与える。街を歩いてみる。歩いてみると普段気づかない景色や店を発見することがあり、また違った刺激を与えることで何かひらめくための種まきになるかもしれない。
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確かにひと言で言い表せる企画は、研ぎすまされた企画だと思う。企画の思いつき方、整理の方法、記述方法などは、ヤングや他の著作からの引用もあり、定石を踏んでいる。それを「企画は、ひと言」とひと言で決めた所が本書の勝利か。
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★読む目的 !
ひと言で物申すようになる!
★INPUT
・ 『なるほど!』と共感させらるのは、なにげないひと言(センスは不要)
ちょっとしたアドバイスも『ひと言でいえるもの』が人を動かす。どんな企画も中身が見えなければ受け入れられない。『ひと言で言える=イメージできる』しっかりとイメージできることが重要。
・5S
Short:短ければ短いほど良い。多くの意味を込めた想いを短く言い切るからこそ、言葉は強くなる。
Simple:シンプルな強い軸を考えること
Sharp:研ぎ澄まされたナイフのように『刺さるひこ言』にインパクトがる
See:ひと言で、相手の頭に映像を浮かばせる
Share:ひと言で周りを巻き込む
・トンガリ幻想は捨てる
企画は斬新であれば斬新であるほど通りにくくなる。斬新なものほど前例がないためリスクが高い(採用されない)。行き過ぎたアイデアは誰もついてこないので、半歩先を目指すこと。温故知新。『べた』に『新しさ』をプラスαせよ。
・言葉を短くするコツ
①略語にする:略せるものがあれば略する。ただし、略語は認知されてりることが最低条件
②たとえる:みんなが知っているもの、これまでにあったものに例える。説明がいらなくなるので短縮できる
③パロディ、ダジャレ:これまであったものの力を借りることで短縮できる
・『!?』→『?』→『!』『!』『!』→『!!』
伝え方の黄金パターン:聞き手に心が『関心を持つ(なになに!?)』→『疑問を抱く(なんで?)』→『納得していく(へえ!そう!なるほど!)』→『共感(すっきり!!)』と動く流れ
★ウガンダの感想
R+さんから頂いた献本です!いつもありがとうございます!聞き手の脳内にうまく空白を作り、それを埋める方法が書かれています。ひと言でなんでも言えるようになれば、会社でもプライベートでも一目置かれる存在間違いなし!『アイデアのつくり方』を併せて読むことを薦めます!
★一言で言うなら
『ベタを新しいものにプラスα!』
★OUTPUT
・ バランスを考える
『新しさ(インパクト)』を優先すれば、そのぶん『実現可能性』が低くなる。『実現可能性』を優先すれば、『新しさ(インパクト)』が失われるので、そのバランスを何よりも大事にする。
・ 守破離を実践
今ある基本を学び(守)、その基本を自分なりの工夫を加え(破)、基本を軸にすえながらも型にとらわれず、自分の型をつくる(離)
・ヒットのサイクルをさぐる
どの業界でもある一定の周期でくり返しヒットしているものがある。そこには人が普遍的に興味を示したり、面白いと感じたりす『共通のベーシックな要素=本質』が隠れている。人の心をとらえるその『本質』を見極め、そこに『時代性』を反映したアイデアを加える。
・意外なものを足して化学反応を起こす
誰もひとつにしようとしなかった、ふたつの既存アイデアを組み合わせる。絶対に合わないと思っていたものが、予期せぬ化学反応を引き起こし、新しい付加価値を生む。
・ふだんんから『記憶のストック』を増やし、引っかかりやすくしておく
新聞、テレビ、雑誌、書店、ネットからの情報から、世の中のニーズが見えてくるので、常にアンテナをはる。
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企画のらせん構造 付加価値をつけ進化していく
共通のベーシックな要素=本質は変わらない cf.男女の出会い
平行移動 ほかの媒体、業界、業種で受けている「面白い要素」を自分のところに持ってくる
①かけ算
②何かを変える
③引き算する
④ひっくり返す 逆転する
⑤理想のカタチから逆算する
企画に必要な要素
「なんのために」「何を」「どうする」
「なんのために」を心の中にしまう
3つのCの当てはめる
①Compare
( )な/ような( )
②Can
( )する/できる( )
③Change
( )を( )に
( )から/でなく( )へ
ムダな言葉は全て削る
言葉を短くするコツ
①略語にする
②たとえる
③パロディ・だじゃれにする
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『世界ふしぎ発見!』を担当した放送作家による、「ひと言」で自分の言いたいことを人に伝えるための技術をまとめた本。
まったく見たことのないような新しいものでは、人は拒否感を起こすが、逆にベタすぎると飽きられる。「プラスα」があることで、ウケることができる。
人を説得したり交渉したりする必要のあるコンサル職や営業職の人にも役に立ちそうな一冊。
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ブクログの献本企画でいただきました。
『世界ふしぎ発見!』などに関わっている放送作家の方の本。
「なんのために・なにを・どうする」この言葉が一番納得!
なんとなく面白そうだから…ではダメなんですね。
建設的にアイディアを組み立てていく方法が読みやすく書かれているので、行き詰ったときに読み返したいです。
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ブクログ献本企画当選。ありがとうございます!!
キャッチーなタイトルと表紙が全てを語っている。
ヒット企画は常に「ひと言」(簡潔)に言い表せる。
では、その「ひと言」をいかにして生み出すか――
あらゆるデザインがそうであるように、シンプルにする方法(発想や過程)を丁寧に書き出している。
しかし、重要なキーワードは強調されていたりフォントの種類が変わっていたりして、目を惹く。
「ひと言」にするインスパイアを感覚的にも表現している一冊。
目新しい事は書いてないかもしれないけれど、要点がまとまっているので、煮詰まった時や初心に還るべき時に読み直して良いと思う。
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20140722読み出した。企画は 5つのS,1.Short 言葉は短ければ短いほど強くならなる。話すなら10秒以下、文字なら30文字以内。 2.Simple シンプルな軸を考える。シンプルさの理想は、エスカレーター•ピッチ。 3.Sharp ホームラン狙いでなく芯に当てる。4.See 企画に求められているものが見えるひと言。 5.Share 企画にかかわる人がシェアできる合言葉をつくる。
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レビュープラスというブックレビューサイトから献本されたので読んでみました。
著者の石田章洋氏は放送作家、主な担当番組としては「世界ふしぎ発見!」や「TVチャンピオン」があるとのこと。その石田氏が「企画」を通す要諦を明かにします。
Key wordは「ひと言」です。アイデアの発想法から、そのアピールポイントを「ひと言」にまとめるためのTipsを丁寧に説明しています。
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この本を、あえて一言でいうならば、「平均点がとれるようになる企画の本」で感じです。
この本を読んで、爆発的に企画力がついて、面白い企画ができるかと言われればそんなことは特にないと思います。
しかし、この本は、これから企画などに携われる人には役に立つ本だと思いました。
というのも、この本で書いてあることは主に、ひと言力だからです。
これは、企画においては、当たり前であってできる人にとっては、すでにわかっていることです。
しかし、実際に、企画に携わると普通の人ならば、このひと言でまとめるということかなかなかできません。
体験で、なんとなく、気づいたらひと言でまとまっていた。とか、才能的にひと言でまとまっていた。といった、実際に企画に携わらなければわからない力であると思います。
この本は、その業界の当たり前を詳しく教えてくれる本だと思いました。
為になりました。
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中身をひと言で言い表すことが重要だ、というのは納得。もちろんしっかりとした中身があってこそなのだが。
伝える技術、納得させる技術は重要だということはよくわかった。
【R+】レビュー:「企画はひと言。」石田章洋 | 御経塚通信 http://okyouduka.com/201408/books/6758.html
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著者が放送作家の方だったので、企画書などのアウトプットはたぶん違うのだけれど、本質的なところでは同じなんだろうなと。
個人的に一番興味深かったのは、『物事はらせん的に発展する』という考え方でした。真上からみるとぐるっと一周しているだけに見えるが、横から見ると高みへと昇華されている。そんな風に付加価値を与えたり、企画を深化させていきたいなと思いました。
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シンプルな軸がないものは訳が分からなくなる。
この企画の売りはここだ!っていうものは必ず通る。
旭川動物園での企画は 形態展示から行動展示へ
動いている姿を見てこその動物だと。
いい企画は 画 が浮かぶ
また、企画に求められているものが見える。
解決策や新しさなど。
その言葉を聞いて、それぞれのスタッフがなにをしなければならないかを思い浮かべることができる。
下手なものに新しい@を加えよう。
今まであったものに下手にかぶせて説明できることが非常にわかりやすい。
エイリアンは、宇宙のジョーズという企画。
大事なのは下手と新しいものの新しい組み合わせ。
これまでにあったものに時代に合わせた新しさや付加価値を加えたもの。
昔あったものは周期的に流行る。
雑誌でもなんでもいいから、定点観測をしておくべきだ。
それの流行り廃りをみて、ナチュラル系が流行りそうなのかなにが流行るのかをみておき、すぐに取り込むことができればいい。
足し算、何かを変える、引き算(これまでにあったものをなくすことでプラス@が生まれる。ダイソンの扇風機とか。)
大きな理想を描いてそこに少しでも近づくようにしよう!
アイデアを形に落とすために。
なんのために、なにを、どうする
を当てはめること。
抽象的な言葉はだめ。
次世代のトークショーとか。
akbだと、
新しいアイドルを作るために、
アイドルを、
会いに行ける存在にする。
ニーズがないものに関してはアイデアではない。
次に、なんのために、を一旦抜く。
なにをどうするだけにする
そして、次になにをどうするを雛形に当てはめる。
compare
なになにのような、、なになに。
can
なになにできるなになに
change
なになにをなになにに。
あいにいくことができる、アイドル。
そして、次に無駄な言葉を削る。
略語にする、
例える、
パロディにする。
最後に、最終チェック。
なんのためにあるのか?
実現可能性と新しさはあるか?
さらなるアイデアを出す空白はあるか?
あいに行けるアイドル、はどんな風に会いに行けるかまでは書いてない。一緒に考えてあげればいい。
例えばラスベガスが砂漠の不夜城と呼ばれていた頃に、ディズニーランドのようなファミリーで遊べる街にするには。
まず、なんのために、なにを、どうする?
家族連れで楽しめるような街にするために
ダーティなイメージを
ディズニーランドのようなテーマパーク型リゾートにする。
この場合はchangeパターンが合うだろう。
なので、ギャンブルの街からテーマパーク型リゾートへ。
とかどうだろう。
ーーー
伝え方
ななへそすがおすす���。
なになに?(関心を持つ
なんで?(疑問抱く
へぇ、そぅ、なるほど!(納得
すっきり!(共感
ーなになに
全体像がありつつ、空白あるものを。
あいに行けるアイドル。
惹きつけられる。
ーなんで?
なぜいま、会いに行けるアイドルか?
ここで、なんのためにが必要になる。
ーできるの?
ここで、こうすれば実現できるっていうのを与える
ーすっきり
だから、会いに行けるアイドルがうけるのだ。
ストーリー性を持たせる。
神話をまねること。
スターウォーズも
主人公は何か足りない。冒険の
旅に出て、賢者によって導かれ、試練を乗り越え、宝を持って帰る。