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シリーズ第3弾。面白かった。もうこのシリーズにはどっぷりはまってる。今回は1作目と同じ、ワニさんが相方。最後は大丈夫と分かっていても涙が出た。それぞれのキャラが分かってきたからか、今回は笑える箇所が多かった。様子が目に浮かぶというか。この人の文体も好きなんだよな。進行が速いし。漁業にひきこもりとかの若者を連れてくることや、ピアスやタトゥーを入れまくってる女の子との絡みなど、現代っぽい要素が入ってるのもいい。とにかく面白い。まだ続きがでるだろうか。昆虫じゃないしゃこまで出てきたしな。でも楽しみだ。
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法医昆虫学捜査官シリーズ第三作。これまでの二作に比べると展開が地味。赤堀先生のぶっとび感は期待を裏切らなかったが、荒川に上がった死体が一体だけで、事件性がなさそうなまま進行し、後半1/3でようやく事件の端緒だもの。いつもの昆虫に加え、シャコはなるほどグロくて、パンチあったのは収穫。溺死体にシャコがびっしり張り付いていたのを見た人が鮨屋でシャコを食べられなくなったというのを聞いたことあったが、シャコは死体を掃除する生き物なんですな。甲殻類は昆虫と同様、見た目はエイリアン。エビ、カニに舌鼓を打つ我々も冷静に考えたら、結構グロいのかも。
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ますますパワーアップしてきた法医昆虫学者・赤堀涼子。「大吉昆虫コンサルタント」の辻岡大吉とはもう名コンビと言えるだろう。被害者の身元特定、殺害方法・場所の特定、犯人の特定と一連の展開すべてにあきれ返るほどの意外性とユーモアがある。
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4月-1。3.5点。
法医昆虫学第三弾。赤堀が死体の第一発見者に。
しかし被害者の身元が割れない。
カマキリのような謎の足が、鍵に。
今回も、面白い。虫絡みの話で、ここまで完成されるとは。
次作も期待。
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法医昆虫学捜査官シリーズの三冊目。
今回もグロいえぐい虫たちが活躍する、けれどもキャラクタがとても個性的でぐいぐい読ませてくれるという、ほかにはなかなかない妙味とテンポの良い展開で読ませてくれます。
たったひとつの事件をじっくりと追うというシンプルな構成ながら、虫という視点の目新しさを中心に、新規キャラも含めて愉快な登場人物たちのやり取りも楽しく、相変わらずリーダビリティは抜群。謎の真実もなかなか見えてきませんでしたし(死因のあれこれは私には目新しかったです)、お約束のような終盤のアクションまじりのサスペンスな展開も王道なクライマックスという感じで、とても楽しんで読めました。
文章からのイメージ想起をできるだけ抑えるよう心がけて読んでも、ところどころキモチワルイのはもうどうしようもないですけれど、それを我慢してでも読みたいと思わせるシリーズです。
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海の中から発見のシーンは、かなりやり過ぎ。
でも、全体としては、よくできてます。
これは、映像にはならない(してくれないだろう)、活字こその面白さ。
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昆虫から色々なことがわかるのだ。
何かをごまかすとかできそうにないね〜。
それを正確に読み取れる人がいないと捜査に利用できそうではないのだけれど。
その点、赤堀は虫のことになると夢中になって周りが見えなくなるタイプだから適任ということか。
なるほど、水底の棘という終わり方だった。
今後のこのシリーズも楽しみ。
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死体が発見されるけれども身元不明
犯人と死体となぜそこに死体があったのかと謎ばかりのなかで孤軍奮闘する赤堀を楽しむ無昆虫中心ミステリー
今回はまさかの展開
え!そうなの?それで終わりなの!?
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シリーズ3作目も虫、虫、虫に加えて海の虫(?)も。虫は好きじゃないし、赤堀先生と一緒の仕事はしたくないけど、この先生のキャラは好きだなあ~ しかし、実際にはどうなんだろう。本当に使えそうな分野ですよねえ。まあ、死ぬまで関わりたくはないですが。
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今回も読み応えあり。シリーズものだが今のところ登場人物のサイドストーリー的なところに寄りすぎてないところが安心して読める。
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このシリーズ面白いと思うんだけど、虫だからなあ。
虫の嫌いな人は無理だろうからなあ。
どりも今んところ楽しく読めてますが、Gが主役だったりしたら無理かもしんない……出てきませんように。
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法医昆虫学捜査官シリーズ。
図書館の棚にあったので、うっかり読んでしまってから、シリーズ3作目と判明(^_^;)
2作目も、あれば読むか。
赤堀涼子の変人ショックは薄れ、割と地味な印象の読後。
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虫が主人公
ではなく、
法医昆虫学者が主人公
虫の描写があまり深く想像しないようにしています 笑
ストリー展開のテンポの良さ、魅力的なキャラクターにぐいぐい引き込まれ読んでしまう。
この作者は高齢者の描写がなんとも上手だなーと
桃ノ木坂互助会に続き、本作を読んで感じた。
講談社 2014年 装幀:多田和博 カバー写真:amana
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シリーズ第3弾。今回は害虫駆除に駆り出されていた赤堀が、荒川の中州で腐乱死体を発見することから始まる。解剖の結果、絞殺とみなされ、南湾岸署に捜査本部が立ち上がる。もちろん、捜査一課の岩楯は登場するが、その相方が1作目でコンビを組んだメモ魔の鰐川の再登場に、冒頭からにんまり。相変わらず、遺体の所持品が少なく、なかなか身元が確認出来ずに四苦八苦する警察に、赤堀は遺体の腐乱が異常に早いことに目をつける。そして、今回はウジやハエだけではなく、海洋生物にまで行き着く赤堀の慧眼は本当に凄い!このシリーズで新たに登場する鑑識の堀之内や、司法解剖の助手を勤めたが、赤堀の力説に司法解剖の結果に異論を唱えたシングルマザーの由美など、さらに個性豊かな登場人物が増え、さらにこの先が楽しみになるシリーズ。
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謎の遺体から始まり、なかなか身元判明しないなか事件のテイストも二転三転しながら、きっかけにある真実に向かっていく。
赤堀の気づきが事件の様相自体変えていく過程も科学を駆使しながらが、サスペンスフルですね。