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今回も最高に面白かった。虫だけじゃないアプローチもあって海が舞台の今作品はスケールが大きかったように感じる。
法医学にも斬り込んだり漁師編では最高のクライマックスも用意されていて
ホント面白く読み応えもバッチリ。
ハズレがないなぁとつくづく。
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現実的ではないけれど、読み物としては楽しめました。シリーズ物らしいので、別の作品も読もうと思う内容でした。ただ、一部のグロテスクな描写は好き嫌いがあるかもしれません。
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シリーズ3作目。法医昆虫学者・赤堀先生のファンです。学問的興味に促され、やすやすと常識を超えてゆくバイタリティーがすごい。世間の人付き合いも、明るく風を切って通り抜けてゆくのです。コンビを組む刑事との相性も微笑ましい。死体にとりつく(うじ)たちには、活躍に付き合ううちに、慣れてきます。
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大吉と害虫駆除をしていた川の中州で、偶然死体を発見した赤堀。検視結果からも自殺か他殺か判断がつかず、身元すら特定できない中、検死とか全く違う仮説を導き出した赤堀。それを元に捜査する岩楯と鰐川。なかなか進展がないものの、赤堀の精力的な調査にグイグイ引き込まれた。今回登場の鑑識の堀之内もかなりの変わり者で楽しかった。ラストの岩楯・鰐川コンビの危機もハラハラの展開。途中から海への捜索へシフトしたため、虫レベルはやや低めだった。赤堀のペースに引きずり込まれ、アリマテラピーに手を出してしまった岩楯の今後も楽しみ。
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中洲で冬にはいないハエに導かれて死体発見の赤堀。
赤堀、岩楯、鰐川。
昆虫の生態で事件を解明して行く。
今回は刺青やシャコ、などの水中生物も出てきて
相変わらずの赤堀、岩楯の関係もあり。
楽しくさくさく読めた。
やっぱりこのシリーズは面白い。
乾燥蟻のにおいが気になるところである。
組合長のことは、いい人だけにこの結末は本当に残念だ。
お孫ちゃんが立派な漁師になれるよう祈るばかりである。
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第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。東京湾・荒川河口の中州で彼女が見つけた遺体は、虫や動物による損傷が激しく、身元特定は困難を極めた。絞殺後に川に捨てられたものと、解剖医と鑑識は推定。が、赤堀はまったく別の見解を打ち出した。捜査本部の岩楯警部補と鰐川は、被害者の所持品の割柄ドライバーや上腕に彫られた変った刺青から、捜査を開始。まず江戸川区の整備工場を徹底して当たることになる。他方赤堀は自分の見解を裏付けるべく、ウジの成長から解析を始め、また科研から手に入れた微物「虫の前脚や棘」によって推理を重ねていった。岩楯たちの捜査と赤堀の推理、二つの交わるところに被害者の残像が見え隠れする!
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法医昆虫学捜査官シリーズ3/ 赤堀先生の奇人ぶりに拍車がかかっている/ シリーズ1の鰐川刑事と再びコンビを組む/ 刺青とシャコ/ 社会に馴染めない若者を支援する制度が二度目なのでそこは気になる/
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ミステリ。法医昆虫学捜査官シリーズ。3作目。
水死体の謎に、昆虫学者が迫る。
シリーズでお馴染みの、予想外の方向から徐々に被害者の正体に近づいていく展開がとても面白い。
自分の意見に囚われ過ぎない、他人の意見を客観的に判断する、というのは大事なこと。警察の署長さんは大変な人格者ですね。
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シリーズ三作目(四作目は既読)。このシリーズはハズレはないですね。なかなか被害者の身元も判明せず、法医昆虫学者赤堀さんの見解は警察とは真逆で、相変わらず警察本部を納得させるための証拠を探して走り回ります。虫が苦手なはずの私でさえ先が気になり、真相が気になり、ぐいぐいと読み進めてしまいました。今回岩楯警部補の相棒はメモ魔鰐川に戻っていてなんだかそれが嬉しいです。初登場の鑑識堀之内氏もいい味出してます。ラストの展開は結末はわかっていても本当にドキドキしました。○○マテラピーも楽しかったです。十分楽しみました。
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相棒がワニさんに戻って良かった。
警察による地道な捜査と、別視点で赤堀さんによる虫による捜査の両方から話が進んで収束していく過程が面白い。
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今回は赤堀と大吉が虫の違和感から川に流れ着いた遺体を発見する所から始まる。相変わらず赤堀先生初っ端から最強。遺体は損傷が激しく身元を特定する材料が刺青と唯一所持のドライバー、赤堀先生分野の虫と微物も乏しい。なので捜査は一歩進んで二歩戻るし虫の語る矛盾もなかなか突き止められない。そんな中九条解剖医が最初に示された前提に違和感が生じてからの展開が凄かった。赤堀の自分の知識に自信を持って真っ直ぐに真実へと突っ走っていく姿はいつもだけど勇気を出した人が他にも出てきて全体の雰囲気が少し変わってきたのが良かった。カムバック鰐川刑事始め身内側聞き込み側色々個性的な人が出てきて掛け合いが楽しい。でも少し慣れが出てきたかな。
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一気読みした。
赤堀のキャラでもっている感じがするけど、
面白かった。
11月の海で岩楯と鰐川が助かったのは奇跡としか言いようがないなぁ。
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法医昆虫学捜査官シリーズ3。
江戸川河川敷の中洲で見つかった死体、発見者は別件でたまたま近くに来ていた昆虫学者の赤堀涼子だった。
相変わらずぶっ飛んでいる赤堀が、虫の声を信じて真っすぐ突き進む姿が気持ち良い。
今回は現場が江戸川河口付近ということで、時間により汽水域となる。海の生物が遺体から見つかるが、遺体が川上から流されたのか、海から流されたのか捜査が難しい。
岩楯の相棒はシリーズ1で組んでいた鰐川で、キャラが更にはっきりしてきて楽しかった。
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これまで読んだこのシリーズの中で
一番おもしろかった。
限りなく5に近い星4つです。
ユーモラスなシーンが増え、
読んでいて楽しかった。
いつもの面々がそれぞれの個性をこれでもかとばかりに
全面に押し出してくる。
それ以外の登場人物にも心がかよっていて、
憎めない魅力を感じた。
今回は犯人は誰なのか?よりも
被害者が誰であるのかに重点が置かれており、
小さな手掛かりから少しずつ真実に近づいていく過程が興味深かった。
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法医昆虫学捜査官シリーズ第3弾。
赤堀先生の安定のキャラクターに癒されながらも、今回も波乱万丈な事件の展開にどんどんページが進んでいきました。
シャコとミズケムシ…
刺青…
事件解明がなかなか進まない中でも虫たちの声をきき、(今回は虫以外もいた!)解明に導かれる様子が面白かった(๑•̀ㅂ•́)و✧