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天には憧れ地には絆を ダンプ園長とわらしこに魅せられた人たちの記憶 みんなのレビュー
- 高田 敏幸 (編著)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:新読書社
- 発売日:2014/06/01
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紙の本
わらしこ
2015/01/15 23:52
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投稿者:れのん - この投稿者のレビュー一覧を見る
わらしこ保育園。それは素晴らしき子供たちの世界。薄汚れたように見える古ぼけたテーブルに直接置かれるおやつを見てしまった時に感じる不衛生な雰囲気。しかし、それは、日本人の極端な清潔感であったことを思い知らされる、わらしこの子達の元気な姿。夢と希望に満ち溢れた彼らは、大きな地震の時も、ダンプ園長を連れて、日和山の園児の家に、鍵のありかがわかるという園児の一言を信じて避難する。子供達の自信に溢れる一言と、それを、信じて行動できる仲間の子供達と大人(ダンプ園長達)。生きる力とは何か。人を信じる心の大切さ。ダンプ園長の育てたものは何か?目に見えないけれど本当に大切なもの。ダンプ園長の子供たちとの育てあい。その長い人生の終盤の大地震とダンプ園長のこれまでの子供たちとのかかわりの振り返り。本当の保育とは何か、人間とは何かを考えさせる一冊
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