紙の本
自衛隊法
2014/10/01 06:10
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投稿者:Mickey - この投稿者のレビュー一覧を見る
憲法9条改定を阻止しろ!と馬鹿げたことを喚く前に現行の憲法で国が守れるかを真剣に国民全体で考えるべきだと痛感した
紙の本
手に汗握る
2016/10/23 08:07
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投稿者:マッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
展開が早く素晴らしい作品でした。もし日本がこのような事態に陥った時、誰がどのようにどういった決断をするのか、またはできるのかを問いかけているようです。「ゼロ」シリーズは続いているようですので、これからもこの作者(安生正)は追いかけていきたい、と思っています。
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デビュー作となる前作『生存者ゼロ』では、
パニック小説から、真相が示されて以降は、
B級ホラー小説に、滑り落ちましたが…、
本作品では、最後まで、
クライシス小説の体が、保たれていました。
(前作との関連はありません…。題名だけ)
自衛隊の法的根拠や、各種設備の詳細など、
とてもよく勉強されておられ…、また、
お話の中でも、上手く活用されていました。
難点を挙げれば、主人公の自衛官の真下と、
敵となる朝鮮人民軍のハン大佐の人物像に、
ちょこっとだけ、ブレが散見されたかな~?
真下は、冷静さに欠ける上に、青二才で、
ハンは、プロフェッショナル設定なのに…。
危うくご都合主義だけど、及第点は何とか。
あと…、
クライマックスの盛り上げのためとは言え、
最後の、ハンのゲーム的なアプローチは…。
全体的には、面白かったです…。一気読み!
なので、あえての、欲張りコメントを少々。
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現実に起こり得る可能性を否めない内容。
つい最近ジェノサイドを読み、人間という生き物がいかに狭い社会、視野で物事を見るのだろうと感じたのとタイミングがあったのも何かの縁かもしれない。
自分とは異なるものを受け入れない(にくい)のは、幼少期の方が激しいかも知れないし、その時の方が無邪気に酷いことをしてしまう。年齢を経る毎に、そういう気持ちをコントロールすることができるようになるのだが、そうできない人もいるし、外的要因により心にもないことをしてしまう人がいる。
戦争という政治手段を採る理由は、言っても聞かないからということに他ならないかも。
無くなれば良いと思いながら戦争映画を好んで見たり、残酷なテレビゲームを楽しんだりじて、現実と空想の境目がわからなくなってきている状況も考えると、今後こんなあり得ない世界が来てしまうのかも。そうならないように知恵をしぼらないと。
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生存者ゼロと似たような話しの流れになっている。ストーリーは引き込まれるが、救いきれない部分がいつもあるので終わりがイマイチ。
なぜ最後に爆発しなかったのか?本当の黒幕は誰なのか?謎が残る内容。
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敵将の思うがままに展開が進みすぎだとは思ったが、素直に面白かった。前作「生存者ゼロ」を読んでがっかりした人も読んで損はない。
テーマとしては、政治問題や官僚組織の問題を重きにおいた戦争小説…だろうか。半沢直樹的な悪意のある上司との戦いも描いているので、池井戸潤ファンにもおすすめ。かっこいいオッサン達(敵も味方も)の活躍を描いている。
登場人物が亡くなって泣きそうになった小説は何年ぶりだろうか。東京の地理がわかっていれば、もっと楽しめたと思う。
ただ、中国・朝鮮問題に対して何かしら思う人が読むと、著者との見解の相違が起こり評価が落ちる可能性もある。
ただ、終わり方が良いのは高評価。もし続編があれば読みたい。
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首都に特殊部隊が潜入
警察そして自衛隊と交戦
有事に際して法律が以下に不備であるかを知って、愕然とした。
それにしても現実にこのような有事が、起こり得るのだろうか。
起こったときの恐怖は、尋常じゃない。
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東京で何者かによるテロ事案が発生。まさに、「今そこにある危機」をリアルに描き出した傑作です。法律論が冗長な点は少し煩わしいんですが、それを補って余りあるエンタテインメント性には文句ありません。前作よりも映像化しやすいような気がするので是非(笑
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大雨が続く東京、壊滅を企て実行する北方のテロ組織。情報官・真下の戦い。本当に、このような状況になったら、日本は大丈夫なのか?「我々に欠けているのは、経験、勇気、それとも覚悟でしょうか」「完全な戦術に無駄は一つもない。すべての行動に必然がある」何の準備もない我々は、ゼロからの戦いを始めることになる。
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このテロの実行者ハンのあり方が分からない。でも、この未曽有の危機に、自衛隊の処し方のバリエーションが分かって、興味深かった。今回は首相がなかなかの人物で助かったけど、実際は恐らくそうではないだろう。心配だ。
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東京でテロが起きたらというお話。
東京の地理に詳しいと、もっと楽しめそう。
主人公は作戦立案をする自衛隊の情報分析官。
東京・自衛隊・警察・・・たくさんの足かせがあり、テロが起きたらほんとに大丈夫か?と思わせる。
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フィクションとは言いながら実際に日本が置かれている問題に対してのシュミレーションに近い内容でした。
そういう問題に対して無知な部分もあるので流し読みになってしまった^_^;
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#読了。台風が近づく中、東京がテロ組織に襲われる。市街戦も始まる中、自衛隊情報本部の真下が立てた作戦とは。ミサイルなどを撃つという単純な方法ではなく、東京を壊滅に追い込もうとするアイディアが面白かった。高嶋哲夫さんの作品に近いものを感じた。
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北の軍隊が東京を壊滅させるために侵入。自衛隊と戦うクライムのベル。
僕の好きなジャンルだけど、あまりはまらなかった。戦闘の場面が少なく深刻度があまり伝わらない、いつの間にか形勢が逆転していてよくわからない。侵入した者たちが結局何をしたかったのかわかるようなわからないような感じ。
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北朝鮮の軍が東京へテロ攻撃を仕掛けるという話。設定は実際に有りそう。ハン大佐が率いる戦闘員や前略ハン見事なのだが、最後は自殺して終わるという、なんだか、訳のわからん話だった。
何故、ハン大佐一人だけ脱出せずに残ったのか?
ハン大佐も家族を捕らえられ、命令されて動いているだけで、家族を守れなかった事で、最後は自殺を選んだのか?なんともあっけない話ではあるが、実際にこのようなテロが起きた時に、ここまで、日本が決断出来ることは無いのではないかと思う。