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非現実的で、浮世離れした、難解な学問というイメージの哲学を、25のレッスンに再構築し、現代の身近な問題に絡ませることで、哲学的思考を理解させてくれるユニークな哲学書。
頭を抱えて読むのではなく、哲学することの楽しさを教えてくれる。
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哲学とは批判的、根源的に物事の本質を探究することを言う。
考えることをあきらめなければ、人間はどこまでも進歩する。
運命は変えられる。だから前向きに努力できる。
最強の人とは問題のない人。心になんの問題も抱かず、不安もなく生きている人がいたら、それはすごい、まさに超人。ニーチェが目指した究極の超人。
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著者の基本的スタンスは哲学の大衆化なので、この試みは概ね成功しているように思える。実際に身近な問題をメジャーな哲学的思考により解決していくというスタイルは見方によっては安直ながらもやはり「わかりやすさ」が優る価値があるように思える。
が、そもそも、このレベルの教養を理解している社会人は全体の1%もいないだろう。という意味ではレベルが高すぎるのかもしれないが。大衆が求めているのはもっと安直でわかり易く即効的で実用的なハウツー本であり、哲学的な内容ではないのかもしれないし。
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身近な問題から哲学的思考を学べる良書。
哲学は宗教でも、頭のいい人だけの学問でもない。
混沌とした世の中を生きるために、私たちに必要だと思えた。何でも鵜呑みにしない。流されない。考える。議論する。声を挙げる。