なんとも言えない気持ちに向き合えました
2015/12/15 15:12
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投稿者:りらくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ものすごく丁寧にわかりやすく書かれていて、一気に読むことが出来ました。心理学の本をまた探してみたくなりました。就職活動をする前の大学生の息子にも勧めたいと思います。
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投稿者:Linessa - この投稿者のレビュー一覧を見る
鏡のように言われたことを考えもせずそのままブチ切れてケンカ腰に
言葉を返していた自分に
なんと難しい技を突き付けてくるのか!と
読んで始めは凹んで
そのあとじわじわと
「実践してみよう」と思えました。
ちょうど発達心理学を勉強している最中だったので
理解するのは早かったと思います。
実行できるようになるには
まだまだ時間がかかりそうですが。。。
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投稿者:あやめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去より未来志向で考えていくのがよかった。
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アドラー心理学をマンガで解説している本。
深くは理解出来ませんが、全体感は掴めると思います。
自分は復習の意味で読んだので、
マンガを普通に楽しんだ感が強かったです。
相手を認める、信頼する、尊敬するといった
共感に必要な行動を実践することが出来るのか?
といったのが今後の自分の課題ですね。
特に接しても接しても後ろ向きの人の場合、
どうやって接すればよいか段々分からなくなりますね。
【勉強になったこと】
・勇気づけと褒めることの違い
勇気づけ:
「困難を克服する力を与えること」であり、
相互尊敬・相互信頼に基づく共感的な態度が必要
褒める:
「良い・悪い」の評価的な態度から入る行為。
・怒りの感情は「二次感情」
怒りの裏にある「一次感情」に目を向け、
何故怒っているのかを一端考える癖をつけること
・良い人間関係を築くには、
尊敬、信頼、協力、共感が重要。
・劣等感を持つ=目標(なりたい自分)があること
と考えれば、劣等感を抱くこと自体は悪いことではない。
それよりも劣等感を持って「どうせ〜」と考えることが
問題。
・他者を勇気づける方法
①ヨイ出し
②加点主義
③プロセス重視
④失敗を受け入れる
⑤感謝を伝える
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●理性と感情、意識と無意識、肉体と精神は、一見すると矛盾した方向をたどるように思われますが、それぞれは、相補的なものであり、その意味でパーソナリティには統一性があります。
●誰もが自分だけのメガネを通してものをみている(認知論) 人間は外界の出来事について客観的に事実を把握するのでなく、自分の受け取りたいように、自分の体験や好みに応じて主観的に意味付けをして反応します。
●ベイシック・ミステイクス 決めつけ→誇張→見落とし→過度の一般化→誤った価値観
●原因論 過去の原因が現在に支配的な影響を及ぼしている過去志向の考え方 なぜ、どうしての多用。人間の行動には原因がある。この原因が除去されない限りは問題が解決しない。しかし説明にはなるけれどこれでは解決にならない。
●目的論 未来の目標が現在を規定する未来志向の考え方。「人間の行動には目的がある」。自分では気づいていないけれど、その目的に向かってより近づけようと努力する。ただ目標が高いほどギャップが生まれ、人間はそれを劣等感と感じる。だからどんな目標に向かうときも劣等感を抱えながら自己決定しなければならない(=自己決定性)。
●見方を変えれば短所だって長所になる。人は一人ひとり違うかけがえのない存在。ユニークさを尊重する。パーソナリティの違いを認める。
●「勇気があり」、「忍耐強く」、「自信を持ち」、「失敗は決して勇気をくじくものではなく新しい課題として取り組むべきものである」と考えるように教育する方がずっと重要である。
●共感:他人の目で見、他人の耳で聞き、他人の心で感じる
●自分自身を勇気づける3つのカギ 1)所属感 2)信頼感 3)貢献感
1)所属感 自分の居場所をもつこと。会社、家庭、地域の中でしっかりと「自分は確かにここにいるのだ」という存在感をもつこと
2)信頼感 周囲の人々に対する信頼。この感覚があり、目標が共有されていると、周囲の人たちとの協力が可能になる。
3)貢献感 自分が世のため人のために役立っているという感覚。自分の貢献を待ってくれている人がいると信じられること。もっとも重視しているもの。貢献することは、自分の富や地位や年齢にも経験にもかかわりなく、意志がありさえすればできる、最も確かな幸福へのパスポート。
●自分自身を勇気づけるためのもっとも近道は「言葉とイメージと行動を勇気づけで満たしきること」。まずは自分自身や他者にプラスの言葉をはっきりと使うこと。言葉とイメージをプラスにしながら次は行動に移すこと。時には見切り発車も必要。断言、断想、断行の3つで大事なことは、物事がすでに成就したかのように、肯定的な使い方をすること。
・私はユニークで、有能な人間だ。生活上の行動について自分で決断できる。
・私には、個人的な特性(技能・能力・強み)やその他ポジティブな側面があり、あらゆる生活環境の中でそれらを使うことができる。
・私は、ポジティブな特性を認識でき、それらに焦点を当てることができる。
・私は、人生の困難を直視し、それらを乗り越えられる課題(チャレンジ)だとみなす
・私は、過ち、間違い、失敗を学びと成長を得る可能性だと受け止める
・私は、達成と完璧よりも努力と前進に焦点を当てる
・この世界の中で、私の人生には目的と意味がある
・私は、自分や他人が見たり思ったりする以上の人間だ
・私は、「自分が本当になりたい人」のように振る舞っている
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キャラクターの魅力付けからして漫画自体がけっこう面白い。
以下、読書メモ。
目的論
未来志向、主体性、
当事者意識、勇気づけ
感情は特定の人にある目的を持って
自ら環境や習慣を支配できる
嫉妬や劣等感もパートナー
嫉妬は三者間、羨望は二者間
劣等感を逆手にとって
共通感覚
1 他者の目線で自問自答
2 その瞬間を捉える
3 建設的発想、対応
二次感情
怒りの根底には、傷つき、寂しさ悲しみ、心配、落胆、など。
感情の区分
1 五感的な快、不快、
2 気分、比較的持続
3 情動、激しく一時的
勇気づけ
人間関係をベースに、個性を認める、短所は長所に、時には直面化
↓
1 自分を主人公にする。
2 自分の行動には目的がある。
3 心と体は分割不可能
4 誰もが自分のメガネを通して見る
5 全ての行動には相手役がいる。
↓
共同体感覚
所属、共感、信頼感、貢献感
共感する力を養う
モニタリング、別の私的論理、一段上から
実践法
七転び八起きの三日坊主
勇気づけ法
1 ダメ出しではなく良いだし
2 共感視点の加点主義
3 プロセス重視、小さな進歩や努力
4 失敗は学習のチャンス
5 感謝を伝える
勇気くじき
高すぎるハードル
達成できていない部分の指摘
人格否定
ライフタスク
仕事、交友、愛
役割、他者、家族
良い人間関係
尊敬、信頼、協力、共感
ベーシックミステイクス
決めつけ :負の言霊
誇張 :一部で全部そうと思う
見落とし :ただ見えないだけ
超一般化 :誇大妄想
誤価値観 :自虐的に、破壊的に
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入門書!サイコーo(≧▽≦)o
あっさり読んじゃいました!
【A書評】
まず1週間、自分の行動を観察してみる!
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ある時、シドニー・M・ロスというアドラーの弟子が「何歳くらいになったら、性格を変えるには手遅れなのか」とアドラーに尋ねました。アドラーは言いました。「死ぬ1.2日前かな」
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アドラー心理学の入門書として最適の本。
若くしてケーキ店舗のエリアマネージャーとなった主人公、由香里に起こる様々な出来事を、アドラー心理学で解決していく漫画がベースとなり、本編の合間に詳細を解説していく。
漫画だけを読んでもアドラー心理学の概要はなんとなく掴めるし、主人公の境遇が共感しやすい(仕事がうまく行っていない、きょうだいにコンプレックスを持っている)ため、読めば単純にスッキリする作品となっている。
※きょうだいと平仮名表記にしているのは、本作を読めば分かる。
解説も、心理学の本としては専門的な用語も少なく、比較的わかりやすい内容。
何よりやはりアドラー心理学自体の考え方がおもしろい。
以下『』内ネタバレあり。
『アドラー心理学の全体像は、1.人間は自ら運命を創造する力がある【自己決定性】、2.過去の原因ではなく、未来の目標を見据えて行動することには、その人特有の意思を伴う目的がある【目的論】、3.人は心の中が矛盾対立する生き物ではなく、一人ひとりかけがえのない、分割不能な存在である【全体論】、4.人間は自己流の主観的な意味付けを通して物事を把握する【認知論】、5.人間のあらゆる行動は、相手役が存在する対人関係である【対人関係論】の五つで構成される。
これらの理論を元に、共同体での繋がりや絆を高めていくために、【勇気づけ】などの技法を用いる。』
要は、過去に捕らわれずポジティブに未来を見よう!というのがアドラー心理学の要点。
そして自分の考え方一つで、自分の習慣、ライフスタイルさえも変えることができる。
自己啓発の本にありがちな内容だが、それもそのはず、「人を動かす」のカーネギーに影響を与えた心理学者がアドラーなのだそう。
誕生順位による性格傾向も面白い。
沢山のコンプレックスを抱え、ついつい悲観的になりがちな日本人には、とても合う心理学なのではないだろうか。
星4なのは、ところどころでアドラー上げ、フロイト下げをしていたから。
追記
本を読んだ後、凹んだ時に今ベーシックミステイクスに陥っていることを自覚できたし、陥る瞬間を捉える重要さが理解できた。もっかい読もう。
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5割の確率で起こることと、5割の確率で起こることが、偶然連続して起こった。そのときに、「いつもこうだ」と思ってしまう「決めつけ」や「過度の一般化」をしているのではないか、と、冷静に考えることを教えてくれた本。
アドラー心理学の本を読むことで、「自分は他人や環境の被害者」という考え方から脱却し、自分の人生を自分で選択して生きる勇気を得られる。
特に本書は、マンガで「自分もこういうことをしてしまう~」と思い当たる場面を見せられるので、反省がしやすい。
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「嫌われる勇気」に比べたら内容が薄いかな。
けど、こちらを先に読んでいたら、たくさん発見があったと思う。
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漫画をもちいてアドラー心理学の全体像を把握でき、非常に読みやすい。
まずは軽い気持ちでアドラーを知りたい人にはおすすめ。
以下、メモ
p.51 人間の行動には原因がある、この原因が除去されない限り、問題が解決しない、これが原因論。
目的論は、「人間の行動には目的がある」自分では気づいていないけれどもの目的に向かってより近づけようと努力する。
相手にも目的をはっきりさせて「勇気づけ」をさせる。
勇気づけとは、困難を克服する活力を与えること。
p.73「原因を探ることは、解説にはなるけれど解決に結びつかない」★
目的論は、未来志向、個人主体、当事者意識、勇気づけ
p.95 「怒り」は二次感情。
本当の感情は二次感情の下にある一次感情。
傷つき、寂しさ、悲しみ、心配、落胆など
p.124
勇気を発揮する4つのポイント
1.尊敬・信頼に基づく人間関係をベースとする
2.パーソナリティの違いを認める
3.短所は長所に置き換える
4.時に、直面化(コンフロンテーション)する
p.127
アドラーの「子供の教育」という本で
「勇気があり、忍耐強く、自信を持ち、失敗は決して勇気をくじくものではない、新しい課題として取り組むべきものであると考えるように教育する方がずっと重要である」
p.166
共感能力が高いアドラーは、子供がおもちゃをちらかしたとき、
「上手におもちゃを広げたね。同じように上手におもちゃを集められるかな?」といい、自身の問題解決力を引き出した。
p.215
アドラー心理学の研究所でジョセフ・パルグリーの博士は
「断言」「断想」「断行」の3つをつなげ
セルフモチベーションを持ち自分自信を勇気づけるために次の文章を日に何度も唱えることをすすめています。
・私はユニークで、有能な人間だ。生活上の行動について自分で決断できる
・私には個人的な特性(技能・能力・強み)やその他ポジティブな側面があり、あらゆる生活環境の中でそれらを使うことができる
・私は、ポジティブな特性を認識でき、それらに焦点を当てることができる
・私は、人生の困難を直視し、それらを乗り越えられる課題(チャレンジ)だとみなす
・私は、過ち、間違い、失敗を学びと成長を得る可能性だと受け止める
・私は、達成と完璧よりも努力と前進に焦点をあてる
・この世界の中で、わあつぃの人生には目的と意味がある
・私は、自分や他人が見たり思ったりする以上の人間だ
・私は、「自分が本当になりたい人」のようにふるまっている。
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嫌われる勇気を先に読んでいたので、内容的には薄いかな?と思っていましたが、全くそんなことはなく、むしろ体系的にまとめられていて要点が分かり易い分、嫌われる勇気よりも理解しやすい印象でした。
この本を読んだ後にさらに嫌われる勇気を読むつもりですが、よりアドラー心理学を理解することができると思っています。
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漫画なのでさらっと読み進められ、かつキーワードやポイントの説明があるので、理解が深められて助かります。
人に説明したり勧めたりしたい時にも、漫画だと分かりやすくて助かりますね。
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本屋でちらみ。
マンガだからすぐ読み終わりそう、
と思ったが、解説もじっくり読みたくなる。
以前アドラー読んで
目からウロコだったの思い出す。
じっくり勉強したい分野